【ニューヨーク=堀田隆文】全米を二分するようになっている人工妊娠中絶を巡る議論に対し、大手企業の多くが沈黙している。5月上旬に中絶の合憲性を否定する連邦最高裁判事の意見書の草稿が流出し、中絶禁止に反対する市民デモも起きている。政治問題化しており、企業は対応に苦慮しそうだ。「リプロダクティブ・ライツ(性や生殖に関する権利)を守る」。ジーンズを手がけるリーバイ・ストラウスは、この問題で意見を表明し
佐藤泰志、初の本格評伝が完成! 中澤雄大氏が10年以上の歳月をかけた渾身の力作 2022年4月11日 10:00 中澤雄大氏、渾身の一作夭折の作家・佐藤泰志の初の本格評伝「狂伝 佐藤泰志-無垢と修羅」(中央公論新社刊)が、4月19日に発売される。「戦後生まれ初の芥川賞作家になる」と宣言し、狂おしいほど文学に情熱を傾けながらも力尽き、長く忘れ去られた作家がなぜ現代に蘇り、令和の時代になっても新たな読者を獲得するのか――。ノンフィクション作家の中澤雄大氏が10年以上も続けた調査、研究を通して、当時の文壇の状況や世相を踏まえながら佐藤の抱えた「無垢と修羅」に迫る、608ページに及ぶ渾身の一作だ。(取材・文/大塚史貴) 芥川賞に5回、三島由紀夫賞と野間文芸新人賞に各1回ノミネートを果たしながら受賞を逃した佐藤が、失意のなか1990年10月に41歳で自死してから32度目の春、佐藤文学を研究し尽くした
インドにはヒンドゥー教の教えに基づくカーストと呼ばれる身分制度が存在しており、中でも不可触民(ダリット)と呼ばれるカースト制度の外側に置かれる人々は厳しい差別に直面しています。そんなカースト制度は海外へ移住したインド人コミュニティにも受け継がれ、シリコンバレーのテクノロジー企業でもカースト差別が問題となっています。そんな中、Googleが人権活動家によるカースト差別の講演を土壇場でキャンセルしたと、アメリカの日刊紙であるワシントン・ポストが報じています。 Google cancelled a talk on caste bias by Thenmozhi Soundararajan after some employees revolted - The Washington Post https://www.washingtonpost.com/technology/2022/06/02/
ホーム ニュース 中国のほぼすべてのゲームでは、「天安門事件が記念されるのを防ぐ」ために、6月にメンテナンスや一部機能規制がおこなわれる 天安門事件が発生してから、今年の6月4日で33年が経つ。6月4日には世界各地でさまざまな記念活動がおこなわれる中、中国国内でも中国政府の主導のもとに、ある種の「記念活動」がおこなわれた。それはすなわち「天安門事件」に関連するすべてのものを禁じ、削除することだ。 天安門事件とは、1989年6月4日に発生した事件。中国・北京の天安門広場にて民主化を求めてデモをしていた人々が、政府軍隊によって攻撃され多数の死傷者を出した事件。中国内では、この事件は長きにわたりタブー扱いとなっている。詳細はWikipediaなどを確認してほしい。 中国政府の天安門事件に関する統制は、じつに多様な形を取っている。まずはインターネット上の投稿だ。「天安門事件」という単語はもちろん、
Published 2022/06/06 10:57 (JST) Updated 2022/06/08 00:19 (JST) 厚生労働省が本年度から、男性・男児の性暴力被害に特化した実態調査に初めて乗り出すことが6日、同省への取材で分かった。男性の性被害はまだ社会的な認知度が低く、事実が表面化しづらい側面があることから、現状把握と分析を進め支援体制の整備を急ぐ。既に研究班を設置し調査の詳細を検討している。 研究班には産婦人科や泌尿器科の医師らが参加。調査結果を踏まえ、医療機関が被害者に対応する際の手引を作成することなどに取り組む。 男性の被害に関する質問項目を設けた公的調査は、内閣府の「男女間における暴力に関する調査」があるが、設問は全体の中の一部分で、内容も限定的だった。
俳優のジョニー・デップが女優で元妻のアンバー・ハードを名誉棄損で訴えた裁判が1カ月以上にわたって続いていたが、このほど判決を迎えた。 この裁判は、2018年アンバー・ハードがワシントンポストに、自分が家庭内暴力や性虐待の犠牲者(力のある者に密室で性暴力を受ける:#MeTooムーブメントの被害者)であると書いた記事をめぐってのものであり、陪審員はアンバー・ハードの書いた内容が嘘であると認定、ジョニー・デップに対して約20億円を支払えという判決を出した。 当初、この裁判は、有名俳優夫婦の私生活が法廷でつまびらかにされるというゴシップ根性によって注目されたが、逆に言えばその程度の盛り上がりでしかなかった。アンバー・ハードは女優としては上昇株とはいえ超有名とは言えなかったし、ジョニー・デップもアンバーの記事によって多くの映画を降ろされ、近年は仕事も芳しくなかった。 ところが、裁判が後半になるにつれ
コンビニオーナーが労働組合法上の労働者にあたるかどうかが争われていた裁判で、東京地裁(布施雄士裁判長)は6月6日、労働者とは認められないとする判決を言い渡した。団体側は控訴に向けて検討するとしている。 訴えていたのは、本部との団体交渉を求めるコンビニ加盟店ユニオン所属のセブンイレブンのオーナーたち。 2014年、岡山県労働委員会はセブンオーナーに労働組合法上の労働者性を認めたが、2019年の中央労働委員会で労働者性を否定する逆転命令が出たため、裁判で取り消しを求めていた。 コンビニ加盟店ユニオンでは、ファミリーマートのオーナーも同種裁判を起こしている。こちらも東京都労委では労働者性が認められたが、中労委で逆転命令が出ており、今年9月に証人尋問が予定されている。 労組法上の労働者は、労働基準法の労働者よりも広い概念で、日本プロ野球選手会なども労働組合として認められている。企業は正当な理由なく
Exclusive: Putin Treated for Cancer in April, U.S. Intelligence Report Says <米情報機関の幹部3人が本誌に独占リーク。プーチンはすでに癌が進行した状態とみられるが、それでも願望に基づく臆測が危険な理由> ウラジーミル・プーチンは病んでいるようだ──そんな最新の分析結果が5月末に情報機関から上がってきて、ジョー・バイデン米大統領とその政権内部では、ロシア大統領の健康状態が大いに話題になっているらしい。 もちろん機密扱いの情報だが、プーチンは既に進行癌で、4月に治療を受け、どうにか持ち直したようだという。米情報機関の幹部3人が、本誌だけに明らかにした。去る3月にプーチン暗殺の試みがあったことも、この報告で確認されたという。 本誌への情報源は、国家情報長官室(ODNI)と国防総省情報局(DIA)の幹部、そして空軍の元幹部
神戸山口組を研究する会 『神戸山口組を研究する会(仮)』は山口組分裂騒動を中心に、暴力団組織、反社会勢力、半グレ、裏社会、それらに関連する事件や出来事などについて研究する会のサイトです。 そして、判決が下される 溝口敦、名誉毀損で220万円の支払いを命じられる 2018年6月19日19時1分 (nikkansports.com) https://www.nikkansports.com/general/news/201806190000646.html 日刊ゲンダイに記載された記事等をめぐり作家の生島マリカさんが株式会社日刊現代、作家の溝口敦さんに損害賠償などを求めていた民事訴訟は、本日判決が言い渡されました。 — 肥モン (@koemonn7) 2018年6月19日 1 株式会社日刊現代及び溝口敦は、被告に対し、連帯して金220万円を支払え。 2 株式会社日刊現代は、別紙1記載のウェブサ
生島マリカ氏に提訴された溝口敦氏 2016年03月02日、作家の生島マリカが、暴力団に詳しいジャーナリストの第一人者である溝口敦の記事で名誉を毀損されたとして、溝口敦と日刊ゲンダイを相手に訴訟を起こした。生島マリカは過酷な生い立ちを自叙伝として発売した作家。元プロ野球選手の清原和博の元恋人としてインタビューに答えたり、テレビ番組などにも出演していた。 溝口敦氏を提訴した生島マリカ氏 問題の発端は清原和博に関する記事 問題の発端となったのは、溝口敦が日刊ゲンダイで連載しているコラム。元プロ野球選手の清原和博に関する内容で、この当時は清原が覚せい剤で逮捕され、報道が過熱していて、どこから覚せい剤を入手したのかなどが注目されていた。清原の元恋人として生島マリカの話題が登場する。 記事の中で溝口敦は 生島マリカの著書『不死身の花』はゴーストライターがまとめたはず。生島マリカは本の中でアルコール中毒
人の位置情報や道路の通行情報など、発災時のリアルタイムデータを利活用することで、より多くの人の命や生活を守ることができるか。今年3月、自治体や救助組織、有識者、データを扱う企業の担当者など、26名にオンラインで集っていただき、可能性や課題を2時間にわたり話し合いました。 【出席者】※肩書きはオンライン検討会開催時点 〇熊本県知事公室 危機管理防災課 危機管理防災企画監 三家本 勝志 〇人吉下球磨消防組合消防本部 警防課 課長 早田 和彦、岩本 靖則 〇熊本市消防局 警防部 情報司令課 消防司令 小山 幸治(前 熊本県防災消防航空センター隊長) 〇一般社団法人 球磨川ラフティング協会 代表理事 渕田 拓巳 〇人吉市総務部防災安全課 課長 鳥越 輝喜 ◎東京大学空間情報科学研究センター 教授 関本 義秀 <座長> 〇東京理科大学理工学部土木工学科 教授 二瓶 泰雄 〇京都大学防災研究所 教授
Diamond Premium News ダイヤモンド・プレミアム会員のみなさまだけに、ダイヤモンド編集部の特選ニュースをお送りします。 バックナンバー一覧 上場企業の“用心棒”として株主対応などを手掛けるアイ・アールジャパン(東証プライム上場)が、上場規程に反して業績予想修正を適切に開示しなかった疑いが、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。株価維持による最高幹部のインサイダー取引疑惑も浮上している。監視当局もこうした事実を把握し、調査に着手した。(ダイヤモンド編集部副編集長 重石岳史) 証券取引等監視委員会が家宅捜索 副社長が突然辞任!企業の“用心棒”に激震 ついにアイ・アールジャパンがガサ入れ(家宅捜索)された――。 突然の捜査情報が駆け巡ったのは、6月1日のことである。同日昼、証券取引等監視委員会の捜査員が、東京・霞が関のアイ・アールジャパン本社に家宅捜索に入り、案件資料や社員の携帯
世界中から依頼が絶えない超人気建築家、隈研吾氏の人生の血肉となった本、2冊目は、上野千鶴子の『家父長制と資本制』。家父長と専業主婦の共犯関係で資本制が成立しているという主張に、大いにうなずく。建築もその資本制の罠に組み入れられている、と自覚する契機となった。 梅棹さん、上野さんとシンポジウム登壇 前回、僕の3冊の1冊目として、梅棹忠夫さんの『サバンナの記録』を挙げました。実は生前の梅棹さんと、お目にかかったことがあります。1993年に、梅棹さんが館長を務めておられた国立民族学博物館のシンポジウムに、社会学者の上野千鶴子さんと一緒に登壇させていただいたのです。 その8年前の85年、ニューヨークのコロンビア大学留学中に、単行本デビュー作となる『10宅論』(ちくま文庫)を書きました。バブル前夜に日本で流行していた住宅様式について、「清里ペンション派」「カフェバー派」というように、勝手な呼び名を与
パオロ・マッツァリーノ 退陣表明の記者会見で記者団が退席、佐藤栄作首相は残されたテレビカメラに向かって話し掛けた=1972年06月17日、東京・首相官邸【時事通信社】 戦前の朝日新聞は読者の投書を重視せず、1日1通の掲載を基本としてました。その方針を変えて投書欄を刷新・拡張したのは1945年11月のこと。すると11月のひと月だけで、2889通もの投書が寄せられます。まだ衣食住もままならなかったであろう時期なのに、ハガキ代や切手代を負担してでも意見を言いたかったのだと思うと、言論・表現の自由が人間にとっていかに重要であるかが分かります。 「戦争の悲惨さ」ふりかえる春 【政治・社会 ことばの歳時記】 永六輔や野坂昭如らを世に出したことでも知られる音楽家の三木鶏郎さん=1965年8月撮影【時事通信社】 自由の風向きが変わりはじめたことを庶民が意識したのは、日本が主権を回復した1952年のことでし
日本維新の会の石井章参院議員は5日、茨城県牛久市の街頭演説で、参院選茨城選挙区に同党から出馬を予定する新人女性を紹介する際に「あまり顔のことを言うとたたかれるから言えない」と述べた。石井氏は先月、栃木県日光市で開かれた別の女性候補の事務所開きで「顔で選んでくれれば1番を取る」と容姿に関する発言をし、厳重注意を受けていた。 石井氏は牛久市の演説で、新人女性に関し「見た通りの人で、顔だけみると」と言いかけた後、「あまり顔のことを言うとたたかれるから言えない」と続けた。日光市での発言を報じた新聞社名を名指しした上で「とんでもない新聞屋にちょんぎられた」とも指摘した。
ドイツ・ベルリンで行われた、ロシアによるウクライナ侵攻における女性や少女への暴力に反対するデモ。人工血液のついた白い服を着て、手をつなぎながら抗議する女性たち(2022年4月21日撮影) ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナ。 ウクライナでは、ロシア軍による攻撃で多数の民間人の犠牲が明らかになっているが、ロシア兵によるレイプも報告されている。 【Facebook】「14歳の少女が5人にレイプされ…」被害を訴えるデニソワ氏の投稿 BBCは、ウクライナの病院でレイプの報告が増えているとし、ボランティアが緊急避妊薬をウクライナに届ける活動をしていると伝えている。 BBCによると、国際NGOである国際家族計画連盟(IPPF)が「モーニングアフターピル」と呼ばれる緊急避妊薬を約3000包提供し、ロシアによる侵攻で最も被害を受けた地域に届けられたという。 IPPFのキャロライン・ヒクソンさんの話とし
立憲民主党の事務所に止めていた車にかけられていた、異臭のする液体のようなもの=3日、山口県下関市(関係者提供) 夏の参院選山口選挙区(改選数1)に立憲民主党新人で立候補する安倍晋三元首相の元秘書秋山賢治氏(52)が、自宅の玄関付近に異臭のする液体のようなものがまかれたのに続き、立民の事務所に止めていた立民関係者の車も同様の嫌がらせに遭ったとして、立民側が山口県警に被害届を提出していたことが5日、関係者への取材で分かった。 秋山氏の山口県下関市の自宅前に張っていたポスターが剥がされて破棄される被害にも遭ったとしている。 立民関係者によると、5月24日、下関市内の自宅の玄関付近に異臭のする液体のようなものが約2メートルにわたってまかれているのが見つかった。
海洋冒険家の堀江謙一さん(83)が4日、ヨットで太平洋横断に成功した。世界最高齢での単独無寄港という記録の陰には「チーム堀江」の存在があった。数々の航海を支えてきた仲間が、体力温存の工夫を凝らしたヨットを設計。安全運航のため、日々変わる洋上の天候を伝えるなどして偉業を後押しした。船の設計は横浜市のヨットデザイナー、横山一郎さん(76)が手掛けた。タッグを組むのは4回目。過去にもウイスキーの貯蔵
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