外国人支援団体のメールアドレス宛に脅迫文を送信したとして、県警は23日までに、脅迫の疑いで、東京都足立区の男(34)をさいたま地検に書類送検した。書類送検は20日付。関係者への取材で分かった。
ブログの記事で菅原文仁戸田市長の妻の名誉を損なわせたとして、名誉毀損(きそん)の罪に問われた、戸田市議の林冬彦被告(57)の判決公判が19日、さいたま地裁(佐々木一夫裁判長)で開かれ、佐々木裁判長は求刑通り罰金30万円を言い渡した。 判決理由で佐々木裁判長は、「知人などから聞いた話をうのみにし、根拠もないのにブログ記事を掲載した」と指摘。市長の妻が市長候補者の誹謗(ひぼう)中傷ビラを配布したり、女性関係のデマを流しているとの行為は、認められないとした。 記事掲載については、「市議会議員の立場にありながら、ネット上の影響力の大きさなどに無自覚なまま、言論の自由が保障される意味をはき違えて犯行した」と述べた。 林被告は公判で、「戸田市の選挙が適正かつ公正に行われることを願っての行為だった」などと述べていた。 判決によると、林被告は2020年10月6日ごろ、自身のブログに「戸田市の菅原文仁市長夫
9日に参院本会議で可決、成立した改正入管難民法は、難民申請中の強制送還停止を原則2回に制限する内容だ。入管施設の長期収容解消を図る一方、本国で迫害を受ける恐れのある外国人にとって強制送還は生命の危機に関わる。「人権侵害を見過ごすのか」「子どもだけでも日本に」。難民申請中であるものの在留資格がなく、収容を一時的に解かれた「仮放免」のクルド人とその支援者らからは憤りと落胆の声が上がった。 ■手紙に託した思い 「周りにも自分と同じような人がたくさんいる。これからどうなってしまうのか、想像したくない」。埼玉県川口市で暮らすトルコ国籍のクルド人男性(40代)はため息をついた。改正法成立の知らせを聞いても落ち着いた様子を見せていたが、声色には不安と怒りが見え隠れしていた。 男性は現在2回目の難民申請中。改正法下では今回の申請が却下されて次回の申請を行えば、いつ強制送還の対象になってもおかしくない。男性
公益財団法人埼玉県公園緑地協会が指定管理している県営プールのしらこばと水上公園(埼玉県越谷市)と川越水上公園で開催予定だった水着撮影会について、大野元裕知事は12日、同協会が中止を要請した6団体のうち、4団体については撤回するよう協会に指導したと明かした。 大野知事は同日の記者会見で「しらこばとは12月に許可条件を設けていたが、川越にはルールがなかった。違反がない主催者の中止や、他の施設の条件を当てはめて中止をさせることは適切ではない」と説明した。 公共施設で水着撮影会を行うことについては「表現の自由で、公が介入するものではない」との考えを示した。一方で「未成年の参加やひわいなポーズ(の禁止)はルールを設けないと分かりにくい」として加須を含める三つの水上公園で統一のルールを、専門家と共に検討するよう求めたとした。 同協会は大野知事の指導を受け、4団体について中止要請を撤回。3団体はすでにイ
陸上自衛隊朝霞駐屯地は17日、部下にパワーハラスメントをして精神疾患を発症させたとして、同駐屯地陸上総司令部の女性の幹部自衛官を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。
秩父市の北堀篤市長の給与を月90%減額する条例案が22日、市議会で可決された。市によると、昨年9月16日現在で新型コロナウイルス感染拡大に関連して、さいたま市や川越市、熊谷市、伊奈町など県内27市4町の首長や教育長らが10~40%の給料減額を行っているが、90%の給料カットは県内で異例という。
防衛省統合幕僚長と米軍幹部の会談記録とみられる資料が国会で暴露された後、文書を流出したという身に覚えのない嫌疑をかけられ、中央警務隊による違法な取り調べを受けるなど精神的苦痛を受けたとして、防衛省情報本部の3等陸佐大貫修平さん(42)が国に慰謝料500万円を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、さいたま地裁(針塚遵裁判長)で開かれた。国側は請求棄却を求めた。
県内から福島県への往復を無許可のまま有償で参加者を送迎したとして、県警公安3課と川越署は18日、道路運送法違反(無許可経営)の疑いで、いずれも中核派活動家の加須市花崎2丁目、加須市障がい者福祉課長の男(58)、上尾市原市、職業不詳の男(62)、川越市藤間、無職の女(76)を逮捕した。公安3課は認否を明らかにしていない。
狭山市で1963年、女子高校生が殺害された狭山事件で、第3次再審請求をしている石川一雄さん(76)の弁護団は3日までに、石川さん宅の勝手口から見つかった女子高校生の万年筆について、石川さんが描き、発見のきっかけになったとされる勝手口の略図を赤外線撮影し、新証拠として東京高裁に提出した。略図は自白の通りに発見されたとする2審の無期懲役判決を支える重要な証拠とされるが、弁護団は「捜査側が改ざんしたのは明らか」と主張している。 弁護団の中北龍太郎事務局長によると、略図には石川さんが鉛筆で家の見取り図を示した輪郭線や、「をかてのいりぐち」と記した勝手口に当たる部分に、捜査員がペンで引いた複数の線がある。 弁護団は鉛筆とペンインクでは赤外線を吸収する性質に違いがあることを利用し、略図を赤外線で撮影。鉛筆線を強調して判別したところ、略図のペン線の下には輪郭線以外に鉛筆線はないことが分かった。 このこと
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