アーセナルFCは、日本人ストライカー宮市亮が今季トップチームでプレーする上で必要な、英国での労働許可が下りた事を発表した。 今年1月にアーセナルへ入団した18歳の宮市は、その労働許可証取得を待つ間、欧州のフットボールに慣れる意味も含めて、オランダ・フェイエノールトでプレーしていた。 イングランドFAは9日、ウェンブリースタジアムでこの問題を協議、事前に‘例外的な才能’を持つ宮市への労働許可を申請していたアーセン・ヴェンゲルから事情を聴いていた。また、日本サッカー協会からの推薦状も、今回の取得に大きなサポートとなったようだ。 このプレシーズンの間、宮市はイングランド国外での試合には全て出場し、印象的なプレーを見せていた。だが、今回の許可により、彼は今後イングランドで自由にプレーする事が可能となる。 このニュースを受けて、アーセン・ヴェンゲルは次のように語っている。 「亮にワークパー
セオ・ウォルコットは、プレシーズントレーニングから合流している同じスピード狂の宮市亮の質の高さに感心しているようだ。 プレシーズンのスピードテストで、宮市はウォルコットの速さに匹敵する数字を残しており、それが必然的に両者の比較につながっている。アーセン・ヴェンゲルも、宮市の動きとそのトリッキーなスタイルはウォルコットに似ていると語っており、アジアツアーでも日本人ウインガーは相手の守備陣に対して果敢に攻撃を仕掛けていた。 右にウォルコット、そして左に宮市のコンビは、相手DFとっては悪夢となるかもしれない。だがウォルコットは、同じ速さを持つ両者でも、その質は全く異なると主張している。 「僕は自分と他の選手を比較するのは好きじゃない。全員が皆違う存在なんだよ」。彼はArsenal.comにそう語った。 「彼は彼自身でありたいと思っているし、彼は自信を持ってる。きっとアーセナルで良いキャリ
アジアツアーでの初戦から既に好印象を残している宮市亮。 アーセナルでのデビュー戦となった先日のゲームでは、左サイドから何度も突破を図るなど、マレーシアの選手にとって彼は真の脅威となっていた。 Arsenal.comでは彼に直接ここまでのプレシーズンを振り返ってもらった。 リョウ、アーセナルでの初めてのプレシーズンはどうかな? 「アーセナルのようなビッグクラブの一員となれたことが凄く嬉しいね。そのためにも、プレーする準備は怠りたくないと思ってる」。 新人としてチームに入ったことになるけど、他の選手とはどう? 「全員が暖かく迎えてくれたよ。みんな僕に英語で話しかけてくれるけど、僕の英語はまだ十分じゃないんだ。だけど、僕は英語で積極的に話そうとしてるよ」。 アーセン・ヴェンゲルについてはどう思った?彼の下での初のトレーニングはどう感じたかな? 「評価してもらって彼には感謝してるし、
13日にクアラルンプール、ブキット・ジャリル・スタジアムで行われたプレシーズンの初戦、マレーシア代表 v アーセナルの一戦は4-0でアーセナルが勝利した。 7万人もの観客が駆け付けたスタジアム、アーセナルはGKにシュチェスニー、DFは新加入のジェンキンソン、コシールニー、ヴェルメーレン、ギブス。MFはソング、ウィルシャー、ラムジー。そして前線にはウォルコット、シャマク、宮市の布陣でプレシーズンの初戦を迎えた。 うだるような暑さの中、開始直後から積極果敢にアーセナルに挑んで来るマレーシア代表だったが、開始5分にウィルシャーが得たPKをラムジーが難なく決めて1点を奪ったアーセナルは、余裕の試合運びを見せ、37分にはラムジーのパスに抜け出したウォルコットが2点目を決めて前半を折り返す。 迎えた後半、ヴェンゲルはメンバーをガラリと入れ替えて臨んだ。キーパーにはマンノーネ、センターバックにはジ
アーセン・ヴェンゲルは、宮市亮をプレシーズンのトレーニングに帯同させ、彼のトップチーム昇格の適性を評価する考えがあることを明らかにした。 宮市は今年1月にアーセナルとの長期契約にサイン、イングランドでの労働許可が下りるまでの間、彼は欧州のフットボールに適応するために、オランダのフェイエノールトへレンタルされていた。 そして彼はエール・ディヴィジで瞬く間にブレイクする。マリオ・ビーンのチームでレギュラーを掴んだ彼は、この5ヵ月間に素晴らしい活躍を見せ続け、この18歳の進化はヴェンゲルの視線も奪っているようだ。 「彼に関しては良い報告しか聞いていないよ」ヴェンゲルはそう答えた。 「プレシーズンは我々と過ごすことになるだろう」。 「彼は既に十分良い選手だ。だが、我々のトップチームに入っていけるようなら、我々は労働許可を申請し、彼をチームに加えるために改めて動くことになるだろう」。 「
毎シーズン、アーセナルからは何人もの若手選手がトップチームでの貴重な経験を積むために、国内外のクラブへレンタルされている。それはこの2010/11シーズンも変わらない。 Arsenal.comでは、シーズンを通して彼らの状況を追っている。‘Loan Review’と題したコーナーでは、順番にひとりひとりの選手にスポットを当てて紹介している。そして今日は宮市亮の番だ。 宮市亮 宮市亮は今年1月にアーセナルに加入、彼はそのまま今季終了まで、オランダ・フェイエノールトへレンタルされた。 高い評価を得る日本人FWの彼が、オランダで注目を集めるのにそう時間はかからなかった。2月初旬のヘラクレス戦、彼はフェイエノールトのホームであるデ・カイプに初登場すると、そのホームデビュー戦で初ゴールを決めて2-1の勝利に貢献した。 その後彼はマリオ・ビーンのチームでレギュラーに定着、12試合に先発して3得
金曜日の夜、アーロン・ラムジーからの公式コメントが発表された。 「あの瞬間に起った事ははっきりと覚えている。タックルの後、僕の右脚は折れて変な角度にぶら下がってるのが見えたよ。衝突直後のイメージは頭の中に残ってるんだ。だけど、起った事を変える事は出来ないし、あまりそのタックルの事ばかり考えてもしょうがないと思ってる」。 「あの時、その全てを受け止めるのは本当に辛かった。今シーズンは自分でも成長してる事を実感していたけど、それが台無しになってしまったからね。受け入れるのは辛かったけど、僕は若いし時間は十分にある。先週末に手術を受け、ここから脚が完治するまでには時間がかかるだろう。僕はこの怪我を克服すると心に決めたし、それに専念していくよ。そして以前よりも強く、完全にフィットした状態で復帰するつもりだ」。 「多くのサポートに僕は圧倒されてしまったよ。多くのファンを含め、他のクラブからも本
類稀な才能を持つアンドレイ・アルシャビンは、あらゆる攻撃的なポジションでプレー出来る。アーセン・ヴェンゲルはそう信じている。 司令塔であるアルシャビンは、この2試合でセンターストライカーとしてプレーし、両方のゲームでゴールを挙げて今季のゴール数を8へと伸ばした。 いつもなら、その28歳の彼は3枚の前線の左側でプレーしている。だが、ロシア代表のキャプテンはストーク・シティ戦、リバプール戦で見事にセンターフォワードとして大きな仕事を果たして見せた。 アーセン・ヴェンゲルは、前線ならアルシャビンはどこでも長くプレー出来るだろうと話している。 「私にとって、アンドレイ・アルシャビンは桁外れの選手だよ。彼は攻撃的なポジションならどこでも好きなようにプレー出来るんだ」。 [年月日]
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