タグ

ブックマーク / magazine-k.jp (11)

  • インターネット・アーカイブのBookserver構想

    インターネット・アーカイブがとてもエキサイティングで、ことによると根的な変化を生むかもしれないBookServer構想を発表した。インターネット・アーカイブのブルースター・ケールとピーター・ブラントリー、おめでとう。これはグーグル、アマゾン、そしてアップルの真の競争相手になる可能性がある。 以下は、この発表イベントのフラン・トゥーランによる詳細な解説の再投稿である。 すべてが変わった日 フラン・トゥーラン (Fran Toolan) 分かってる、大げさに聞こえるタイトルだが信用してほしい。2009年10月19日を記憶すべき日として書き留めてくれ。 自分のキャリアにおいて、デモを見て「ぶっ飛ばされた」ことは滅多にない。今夜は「ぶっ飛ばされた」ことをとても説明できそうにない。その動きを追っておくべきだったのだろうが、僕はそれをしてなかった。完全に不意打ちをらった形である。チームを率いる優れ

    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/12/08
    こういう本が古本じゃなくてちゃんと読めるようになると、書籍の世界は一変するような気がする。>「絶版」だが今でも著作権が残っている本である。これが本の70%を占めている
  • 電子書籍に高まる出版社の期待

    12月2日に東京電機大学で開催された、「版元ドットコム入門・電子書籍の状況から作り方売り方まで」に参加してきました。版元ドットコムは、出版社が共同で書誌データベースを構築し、ネット上でのの販売を行うなど流通改善を目的とする団体で、この記事を書いている現在で156社が加盟しています。 この版元ドットコムが主催した今回の勉強会は、電子書籍ビジネスの現報告状をはじめ、その具体的な作り方や手順の講習、さらには国立国会図書館の進める「電子図書館」構想やアメリカで一足先に進んでいるの「クラウド化」の構想など盛りだくさんの内容で、200人を超える参加者がありました。 当日の登壇者と演題は下記のとおり(敬称略)。 「電子書籍の制作と販売の実際」 梶原治樹(扶桑社 デジタル事業推進チームマネージャー)、漆山保志(同 電子書籍担当)、「PCiPhone/携帯での配信実例」 鎌田純子(株式会社ボイジャー取

  • 「電子出版の未来を考える会議」レポート

    最近、電子出版への流れは恐らく不可避だろう、と思うようになってきました。このレポートは、そう思うようになったキッカケを与えてくれた勉強会に関するものです。 先月の28日、「電子出版の未来を考える会議」(通称「でんのみ」)という勉強会が開催されました。飲み会と勘違いされやすい略称ではありますが、「でんのみ」は「”でん” 子出版 “のみ” 来を考える会議」という意味であり、えxぺというオンラインユニットの活動の一部として行いました。出版、新聞、金融、オンラインサービス、ライターなどを職とされている方々で、電子出版に興味がある方々が集まりました。参加の呼びかけ等はTwitter上で行われ、互いにTwitter上で知り合った人々による会議と言えそうです。 「でんのみ」はクローズドな会議のつもりだったのですが、『マガジン航』の編集部からぜひレポートを書いてほしい、との依頼を勉強会後にいただいたので

    「電子出版の未来を考える会議」レポート
    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/12/04
    地方の書籍市場に与える電子書籍のインパクトについて。
  • Kindle for PCを使ってみた(続)

    前回の記事を読んだ読者から、アマゾンのキンドルショップから、電子書籍のサンプルデータをパソコン上のKindle for PCに送ることは可能では、というご指摘をいただきました。あらためてキンドルストアで手順を確認したところ、サンプルを送る際の送付先をプルダウンメニューで選べることが判明(右図を参照)。さっそくサンプルデータをいくつかKindle for PC宛てに送ってみました。 目についたの無料のサンプルを落とし、「とりあえず自分がいま興味がある」のライブラリーをつくっていく」という、前回のコラムで書いた「デジタル積ん読」がKindle for PC上でも可能というわけで、これは朗報です。 日ではダウンロードが解禁されていませんが、すでにアメリカではキンドルストアで購入した電子書籍iPhoneで読めるKindle for iPhoneが公開されています。また、アップルがiPhon

    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/11/24
    Kindleというエコシステムの出現。
  • Kindle for PCを使ってみた

    アマゾンがキンドル用のコンテンツをPCでも読めるアプリケーション、Kindle for PCのベータ版配布を開始したので、さっそく使い始めてみました。アプリケーションを立ち上げると、アマゾンで購入した電子書籍の一覧が並ぶはずなのですが、手元のキンドルに比べ、なんだか淋しい感じがします。そう、Kindle for PCではキンドルにダウンロードしたサンプル版が表示されないのです。 キンドル用の電子書籍の大半はかなりのページ数まで読めるサンプル・ファイルを提供しており、それらをどんどんダウンロードすることで、キンドルは一種の「立ち読みマシン」「積ん読マシン」としても非常に便利なのですが、現状のベータ版をみるかぎり、Kindle for PCはあくまでも「購入した電子書籍コンテンツ」を管理するシステムであり、格的なビューアというわけではないようです。ためしにKindle for PCからキンド

    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/11/21
    Kindleにはページの概念がない。
  • 雑誌の電子配信に向けたプロジェクト

    紙の雑誌の休刊が相次ぐなか、エニグモの雑誌コンテンツ配信サービス「コルシカ」がサービス提供開始早々、中止に追い込まれた話題は記憶に新しいところですが、雑誌のコンテンツを電子配信するための制度設計を研究・実験するプロジェクトがいくつも立ち上がっています。 大手出版社をはじめ、広告代理店、IT企業、電機メーカーらが参加する雑誌コンテンツデジタル推進コンソーシアムは、来年1月に予定している電子雑誌の実証実験の詳細を発表しました(Internet Watchの記事を参照)。実証実験に参加するのは出版社50社・100誌以上、モニター参加の希望者も定員をすでに超えたと報じられており、雑誌の電子配信に対する、出版社・読者双方の関心の高さが感じられます。 他方、「放送と出版の融合」を旗印に、デジタル放送を活用した新聞、雑誌等の紙メディアの完全デジタル配信の実現を目的とするAll Media In One(

    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/11/14
    マガストアはテキストだけでも読めるはずだけど。
  • 本の値引き競争で笑うのは誰?

    オンライン書店のアマゾンが自社の電子書籍端末、「キンドル」を普及させようとしてまず始めたのが、ハードカバーで定価20ドル以上もするような売れ筋ののキンドル版を9.99ドルで売り始めたことだ。それまでは刊行後間もない売れ筋のハードカバーのは、アマゾンの最大限ディスカウント枠でも40%引きなので、定価25ドルのものでも10ドル以下になることはなかった。 キンドル版の場合、同じアマゾンのサイトで購入後、1分もしないうちに手持ちのキンドルに自動的にダウンロードされ、読み始めることができる。しかも送料がかからず1冊10ドル以下となれば、数万円もするハードを買うのもやぶさかではない、という気にもなるだろう。 とはいえ、キンドル版の売上げは書籍全体の売上げからみれば、まだまだ数%という1桁の数字だったのである。話題になったとはいうものの、すぐに紙媒体の存在を脅かすような存在ではなかったはずだ。アマゾ

    本の値引き競争で笑うのは誰?
    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/11/14
    Kindle対抗でウォルマートが本を安売り。やっぱり再販制は必要……?
  • 未来の読書風景

    フランス第二の大手出版社editisが、2007年に未来の読書風景を描いた長篇プロモーション・ムービーを発表している。近い将来、家庭内、書店、旅先などでどのように電子書籍デバイスが使われ、生活のなかでいかなる役割を果たすかが、具体的にとてもよくイメージできるように作られた、すぐれた映像である。 書店の場面が面白い。現在と同様、印刷されたが大量に置かれた書店の風景。いまと違うのは、読者は電子書籍デバイスをタッチさせることで、コンテンツをダウンロードできることだ。は棚に戻し、読書電子書籍で行うのである。 この映像についてボブ・スタインは、if:bookの記事で「これは1987年にアップルが提案したナレッジ・ナヴィゲーター以来、もっとも興奮するの未来についてのヴィジョンだ」と述べている。 (映像中の会話の大意) *勤務先の学校からが帰ってくる。家にはパソコンに向かう夫。 女 「

    未来の読書風景
    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/10/22
    書店の役割の未来形。本との出会いの場所として生き残るということ。
  • 出版流通の見えないダイナミズム

    ほしいが手に入らない、という声をあまり聞かなくなったような気がする。そうなのだとすれば、たぶんインターネット書店が普及したおかげで、古書も含めてたちどころに「ほしいのありか」がわかり、二日も待てば手に入るようになったから、ということなのだろう。実際、インターネットはを買うのに便利だ。アマゾンがあれば書店はいらないという人すらいる。しかしこのように展開すると、話はあっという間にきな臭い方向にすすむ。いわく、「インターネット書店は町の書店を滅ぼすのか」。 だがそういうところに行く前に、もう少し注意深く考えてみたほうがいい。「ほしい」とは何か?「手に入らない」といっていたのは誰か?「ほしい」についてのクレームがアマゾンの出現で消えたのならば、「ほしいが手に入らない」と言っていたのは、アマゾン・ドットコムでを買えるような人だった、ということになる。クレジットカードを持っていて、インタ

    出版流通の見えないダイナミズム
    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/10/21
    たとえばケータイ小説?>ものを言う人ではなく、もの言わぬ人々に向けて提供してきたものが何だったか
  • グーグルとBook on Demandが提携

    Book On Demand社は9月17日、グーグル・ブックスにアーカイブされている著作権切れコンテンツに対し、同社の開発したオンデマンド印刷製機「エスプレッソ・ブック・マシーン」からアクセスできるようになったことを発表した。 この映像はその発表をうけてYouTubeに公開されたもので、Google Book Teamのプロダクト・マネージャーであるブランデン・バジャーと、On Demand BooksのCEO、デイン・ネラーが登場し、Book On Demand社のオンデマンド出版システムのデモンストレーションを行っている。Googleとの提携を前提に、Googleで閲覧可能なパブリック・ドメイン作品(著作権保護期間を過ぎた作品)のことが語られているが、もちろん、Google以外のネット上の書籍コンテンツに対しても同様のことが可能であると思われる。 バジャーによれば、「Google B

    グーグルとBook on Demandが提携
    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/10/21
    書籍ATM、エスプレッソの実機の様子。
  • 24時間で本をつくるプロジェクト

    ロンドンの仲間から、CompletelyNovel.comとのコラボレーションによる、新たな創造的プロジェクトの報告が届いた(if:bookのロンドン分室BookFuturesへの投稿)。 「ロンドンの南部で何かが起きようとしている……」。The Society of Young Publishers、CompletelyNovel.com、Spread the Wordの3団体はif:bookと共同で、The 24 Hour Bookというプロジェクトを立ち上げた。ロンドンについての新しい物語を作家たちがわずか24時間のあいだに書き、一冊のとして出版することに挑むという、前例のないプロジェクトである。 の執筆は数名のベテラン作家が担当し、10月3日の午前10時から翌4日の午前10時までの間、インターネット上のツールで共同で執筆作業を行う。2日目にはボランティアで参加する編集者と出版社

    24時間で本をつくるプロジェクト
  • 1