Dec 10, 2018 少し前に、GoogleからWireというDIツールがリリースされた。このツールは元々Go Cloudの内部で使われていたもので、汎用的なツールとして切り出したのだそうだ。このツールの特徴は依存グラフの解決がコード生成によって行われるという点で、リフレクションを使った動的なDIと比べるとエラーがコンパイル時に検出できるというアドバンテージがある。 ところで、The Go BlogのCompile-time Dependency Injection With Go Cloud’s Wireによると、コード生成によるDIというアイディアはJavaのDaggerにインスパイアされたものらしい。自分も以前、DaggerにインスパイアされてDIKitというSwiftのライブラリを開発したことがある。DIKitは今もiOSアプリの開発で使っていて生産性に貢献している実感があり、