それなりに長く競馬を見てきただけに、これまで色々なスプリンターを見てきた。 印象的なのはデュランダル。見た目にも数字的にもインパクトのある馬で、短距離にサンデーサイレンスの切れ味という概念を持ち込んだ歴史的名馬だったと思う。 デュランダルは1200m~1600mを中心に活躍した馬だが、蹄のケガさえなければ2000mの天皇賞秋にも挑戦した可能性があった馬で、タラレバにはなるがどんな結果になったのかマスクは今でも気になるほどだ。 デュランダルにも勝るとも劣らない存在だと思っているのがロードカナロアだ。デュランダルと同じく1200~1600のGIを勝った名馬で、「2000mも走れたと思う」と言わしめる存在だった。 カナロアの凄いところはスピードと切れ味を兼ね備えつつ、競馬の取り口も上手い、正直弱点がほとんどないタイプの馬で、時計勝負もまったく苦にしない。12年スプリンターズSで叩きだした1:06