2021年5月4日、アジア系およびラテン系アメリカ人の女性4人からなるパンク・バンド、リンダ・リンダズがロサンゼルスの公共図書館でライブを行った。数週間後、そのライブ動画がSNSで大きな話題となる。 そこで演奏された、ティーンエイジャーの彼女達が人種差別と性差別に「No!」を突き付けた「Racist, Sexist Boy」はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロやザ・ルーツのクエストラヴも大絶賛。一躍「時の人」となった彼女達を音楽業界が放っておくはずもなく、早くも5月末にはパンクの名門、Epitaphとの契約締結が発表されたのだった。 あれから約1年。バンド・メンバーのルシア&ミラ姉妹の父親であるカルロス・デ・ラ・ガルサ(スカ・パンク・バンドとして有名なリール・ビッグ・フィッシュの元メンバーで、グラミー賞受賞経験もある音楽プロデューサー!)がプロデュースした1stアルバム『Gr
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