北海道新幹線の開業が2015年度に迫り、橋りょうなど構造物の建設工事は終盤を迎えている。それに伴い生コンクリートの需要は激減するため、道南の生コン業界は将来に向けた岐路に立たされている。札幌延伸工事や自民党政権による公共事業増加への期待も高まっているが、業界挙げて工場の集約化を急ぎ、厳しい需要環境を乗り切る考えだ。 道南地区生コンクリート協同組合連合会によると、生コン出荷量は1995年度の140万5660立方㍍をピークに年々減少。2008年度には44万3800立方㍍にまで減った。新幹線工事で需要は持ち直し、10年度が45万9300立方㍍、11年度が62万6200立方㍍と推移。本年度は約56万立方㍍となる見込み。 函館生コンクリート協同組合(北斗市)の本年度の出荷想定量30万3000立方㍍。そのうち18万立方㍍が新幹線工事で占めるため、工事をわずかに残すだけとなる13年度の出荷量は、本年度の
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