北斗星の青い客車とディーゼル機関車の連結シーンを撮影する乗客たち=JR函館駅 「さよならブルートレイン」のニュースに、日本中の鉄道ファンが悲鳴を上げたに違いない。上野と札幌を結ぶ寝台特急「北斗星」が、3月13日発、14日着の列車をもって定期運行を終えた。 北斗星が誕生したのは、青函トンネルが開業した1988年。北海道と東京を鉄道で行き来できるという当時としては夢のような列車で、「いつか乗ってみたい」と憧れた。青い客車の通称「ブルートレイン」としては後発組だったが、先輩のブルトレたちが次々に引退し、気が付けば定期運行される最後のブルトレになった。 2月中旬、初めて北斗星に乗車した。北斗星の旅は、乗る前に始まる。発車の約1時間前の午後6時、上野駅に着いた。待ち合わせ場所として有名な「中央改札」の近くに人だかりがあった。この人たちの目的は、北斗星の発車を案内する電光掲示板を“激写”すること。記者
諸見里明県教育長(左端)の回答を聞きながら懸命にメモを取る函館豆記者沖縄取材班の小学生=26日、県庁 2014年度函館豆記者(北海道函館市内の小学5年生)沖縄取材班の16人が26日、県庁に安慶田光男副知事、諸見里明県教育長を訪ね、戦後70年の記憶継承やしまくとぅば保護の取り組みなどについて取材した。 県内外の子どもたち同士の交流が目的で、函館市から豆記者が沖縄を訪れるのはことしで38回目。25日から5日間の日程で滞在し、牧志公設市場や平和の礎などを見て回る。 安慶田副知事は「ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ(こんにちは、皆さんご機嫌いかがですか)」とあいさつし豆記者を迎えた。 函館市立柏野小学校の千葉奏(かな)さんは「沖縄戦を経験した人は年々少なくなっているが、戦争の悲惨さをこれからどのように伝えていくか」と質問した。安慶田副知事は「戦争を語り継ぐ映像や当時の写真をネット上で見れるよ
景観づくりで意見を交わす講座参加者=16日、南城市文化センター・シュガーホール 【南城】南城市らしい景観づくり講座(あかゆらぬ花会主催)が16日、同市文化センター・シュガーホールで開かれ、約40人が参加した。地域の魅力を生かした景観づくりを通して、地域活性化、観光振興などにつなげようと活発な意見が交わされた。 同市佐敷字小谷の城間安夫自治会長は、集落内の各家庭で桜の木を1本ずつ育てる取り組みを説明。「数年すれば桜が満開の地域になるはずだ」と期待した。同市商工会の玉寄勝久氏は「小谷以外でも散策マップを作り、区単位で地域資源を見つけ、活性化につなげたい」と話した。 あかゆらぬ花会の比嘉幸雄会長は「市内各地で取り組みを進めれば、自然と歴史、文化遺産を生かした活性化が図れるはずだ」と強調した。 日本各地で公共空間の景観デザインなどに取り組む建設環境研究所の矢部晋氏は「景観は公共空間だけでなく、そこ
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