北大実験所の魚大量死「原因不明」 農薬成分検出されず (09/05 09:24) 【函館】北大七飯淡水実験所(渡島管内七飯町)の屋外水槽などで8月に魚が大量死した問題で、渡島総合振興局は4日、魚が死んだ直後に採取した水槽内の水を検査した結果、農薬成分は検出されなかったと発表した。 水は同実験所が、魚の大量死が見つかった直後に全部で16の屋外水槽から採取。農薬成分の有無を調べた。採取した水の量が少なかったため、農薬以外の有害物質については検査できなかったという。死骸の病理解剖から、既に病気が原因ではないことが判明している。 同振興局は「一時的に何らかの有害物質が水槽に流れ込んだのは間違いないが、大量死の原因は不明」(環境生活課)としている。 前の記事 次の記事
函館市の万代町商興会(北村千尋会長)が4日、かつて万年橋があった万代町11(函館マネキン敷地内)に文字と写真で史実を伝える「かわら版」を設置した。同橋を中心とする旧亀田村のにぎわいを表現し、同会は「歴史を通じて函館観光に貢献したい」と意気込んでいる。 旧亀田村(万年橋界隈(かいわい))の歴史を考える会の中川洲平会長(80)と、中嶋肇副会長(80)が中心となって付近の歴史を調査した。 看板には、同橋が1804(文化元)年、箱館奉行所が造った亀田川に架かる長さ23・4メートル、幅3・6メートルと明記。松前へと続く福山街道(現国道228号)があり、殿様も頻繁に通った「殿様街道」の出発点とし、古くから交通の要所として発達してきたことを知らせている。写真(北大附属図書館所蔵)は幕末~明治期に函館で活躍した写真師、田本研造が1872(明治5)年に撮影した同橋周辺の様子を張った。 看板は90センチ×15
函館の「北海道鉄道博物館」16日閉館 ビル建て替えで、移転先は決まらず (09/04 16:00) 16日まで無料開放する展示部門。道内外から集めた貴重な資料が所狭しと並んでいる 【函館】JR函館駅前の商業施設「和光ビル」(函館市若松町)に入居している「北海道鉄道博物館」が、同ビルの建て替えに伴い、16日に閉館する。移転先は決まっておらず、戦前の鉄道史を物語る貴重な資料が埋もれてしまう可能性もある。 同館は、全国で鉄道ショップを経営するカラマツトレイン(札幌)が2010年4月に開設した。有料の展示部門では、道内を走った急行列車のヘッドマークや青函連絡船に関する資料など約300点を展示。ほかに、炭鉱内部を再現したトロッコ列車を走らせるコーナーや、鉄道関連商品を販売する売店を併設している。 展示品の中には、日本統治時代の樺太(サハリン)の車両に取り付けられていた鉄道銘板など歴史的資料も。同館館
函館市が2015年8月の供用開始を目指す函館アリーナの新築主体工事の再入札が3日行われ、共同企業体(JV)が2者が参加したが、いずれも42億8600万円(税込み)の予定価格を超えた金額を提示し、不調に終わった。市はこの事態を受けて整備費を5億2700万円増額する方針を決め、6日の市議会本会議に関連議案を提出する。可決されれば10日に再公告、24日に再入札を行い、9月中の工事請負契約締結に結び付けたい考えだ。 市は8月6日の最初の入札時に参加者がなかったため、予定価格を変更せずに、参加条件をJVに限らないなどの見直しを行った。今回の入札には、大手ゼネコン1社と地元業者3社が組んだJVが48億1425万円、大手ゼネコン2社と地元業者1社が組んだJVが46億1790万円(ともに税込み)で入札し、無効となった。 市は「当初設計時に比べ、型枠や鉄骨などの実勢工事費が高騰したのが原因」(財務部)として
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く