(2)福島市から避難 函館の鈴木さん ■見えぬ将来 増える不安■理解されぬ現実「声上げる」 「国に捨てられた」。 函館市の市営住宅で暮らす鈴木明広さん(54)は、その思いが拭えない。 福島市の自宅で学習塾を経営していた。震災でライフラインが寸断された中、福島第一原発で爆発があったことをラジオで知る。2人の息子の健康への影響が何より心配だった。大きな余震が続き、すぐに逃げられるようにと2階の居間ではなく、1階の学習塾で家族4人肩を寄せ合った。 震災の6日後、米国が福島第一原発の半径80キロ以内の自国民に避難を勧告する。半径20キロ圏内の住民に避難を指示する日本政府の対応と大きく異なり、政府への不信感がこみ上げた。 学習塾をたたみ、2011年9月に息子とともに函館市へ避難する。高校教師の妻は仕事のため福島市に残った。いま長男は大学に進学して札幌市で、高校生の次男は鈴木さんと函館市の市営住宅で暮
佐久間智之くんは、現在、北海道教育大学附属特別支援学校高等部三年生です。 幼いころから絵を描くことが好きで、自分の住む函館の街をよく描いていたそうです。 2013年、全国国立大学附属PTA連合会の絵画コンクールで日比野克彦賞を受賞しましたが、 受賞作「金森倉庫群と花咲く函館山」も函館の風景を描いたものでした。 その景観は佐久間くんに絵を描くエネルギーを与えてくれた原風景です。 その作品に描かれたシーンのひとつひとつにはストーリーがあり、 いくつものストーリーがひとつの風景の中に重なり合い、また連動しています。 佐久間くんの作品には過去・現在・未来が、また夢と現実が交錯しているように感じますが、 どの作品も幸福感にあふれています。この優しい贈りものを多くの皆さんにお届けしたいと思います。 【作品展】アートは楽しい 佐久間智之の世界 <概要> 日時 3月15日(土)~3月21日(金) 場所 2
函館朝市ドーム 来月に一新 60店出店、フードコートなど新設 (03/14 06:45) 建て替え工事が進む函館朝市の旧渡島ドーム 【函館】函館朝市で地場産野菜や海産物を販売してきた渡島ドーム(函館市若松町)が4月12日、「函館朝市ひろば」と名称を改め、新施設で営業を始める。新たにフードコートやイベントスペースを設け、集客を目指す。 新施設は鉄骨造り2階建て延べ床面積約3700平方メートルで、ドームを運営していた渡島蔬菜(そさい)農協(伍楼進組合長)などが出資する函館朝市まちづくりの会(坂口雄一社長)が運営。函館市の中心市街地活性化基本計画に盛り込まれ、昨年9月に営業を終え、建て替え工事を進めてきた。総工費は約6億円。 1階は、農協の組合員が持ち寄った野菜などを販売する「産直市」、海産物などを販売する「物産街」、地元野菜などを使った飲食店が出店する「フードコート」で構成。物産街とフードコー
建設見守るずーしーほっきー 北斗の北海道新幹線駅舎隣に垂れ幕 (03/13 16:17) 北海道新幹線の新駅の立体駐車場の工事現場に登場した「ずーしーほっきー」の垂れ幕=北斗市市渡 【北斗】市内市渡で工事が進む北海道新幹線の駅舎の隣に、北斗市公認のご当地キャラクター「ずーしーほっきー」の垂れ幕が登場した。駅周辺に見学に来た人だけでなく、工事関係者にも好評という。 垂れ幕は縦2・5メートル、横1・5メートル。2014年度末に完成予定の市営立体駐車場(584台収容)の建設現場に2月下旬に取り付けられた。ホッキずしにちなんだ「キモかわいい(気持ち悪いけれど、かわいい)」と話題になっている姿が大きく描かれており、建設作業をじっと見守っている。 施工会社の佐々木組(北斗)が「PRになれば」と製作した。キャラクターの存在を知らなかった作業員もいたが、「インパクトがある」(工事関係者)と関心を呼んでいる
南北海道の博物館、美術館、郷土資料館の最新情報をお知らせいたします。 by dounan-museum
道南ハイヤー(函館市桔梗町、加納康史社長)は12日、キングハイヤー(美原2、今川芳久社長)からタクシー事業と運転代行事業の譲渡を受けたと発表した。15日からキング社の全車両と従業員を引き継いで営業する。車両台数は85台となり、函館交通圏では第3位の規模になる。今回の吸収合併は台数の確保による経営の安定化、効率化が狙い。減車の動きが進む中、業界再編は一段と加速しそうだ。 道運輸局が2月26日、事業の譲渡、譲受を認可した。キング社は1963年設立の老舗事業者。保有する特定大型車2台と小型車43台、乗務員76人、事務職6人を道南ハイヤーが引き継ぐ。譲渡額は非公表。 道南ハイヤーは69年に設立。今回の吸収合併は「市場の縮小による競争激化、減車の動きが進む中で生き残りをかけた戦略」(同社)。また、北海道新幹線開業で観光客の需要増加を見込み、台数の確保を図った。キング社側に打診し、昨年12月に合意に至
*茂辺地小学校・中学校は併置校です。 指定する特認校へ転学できる学校 指定する学校(特認校)へ転入学できる学校は、上磯小学校、久根別小学校、浜分小学校、大野小学校、上磯中学校、浜分中学校、大野中学校に在学並びに入学指定を受けている児童・生徒に限ります。 入学・転学の条件 小規模校のもつ特性を生かした教育を受けたいなど、特認校制度の趣旨や目的を十分に踏まえた場合に限ります。 入学・転学の時期 4月1日を基本とし、原則として年度途中の入学・転学はできません。 入学・転学の期間 原則として、特認入学時から卒業までとし、転入学は認めません。 通学上の条件 遠距離の通学が可能であること。 通学方法は公共交通機関を利用することを基本とし、その費用については児童生徒の保護者の負担とします。 (特認校の通学費については、特認校制度に係る通学費補助金制度があります) 保護者の協力 児童生徒の保護者は、当該特
乗車会やウオーキング、江差線廃線へ催し続々 木古内で対応委 (03/13 16:00) JR江差線木古内―江差間廃線を前に開かれた対応委員会 【木古内】木古内町観光協会や町などは、5月11日のJR江差線木古内―江差間の最終運行日に向け、イベントなどを企画して町を盛り上げる動きを本格化させている。今月上旬には対応委員会を組織し、乗車会やウオーキングなど、多彩な活動の準備を始めた。 7日開かれた委員会には町や商工会、観光協会などから約25人が参加し、今月から廃線に関わるチラシやポスター作りに着手し、町内外へのPRを強化することで一致。4月下旬には木古内駅で江差線列車に乗り江差町で昼食を取るツアー、廃線後の6月上旬には渡島鶴岡駅から吉堀駅までの約4キロを歩く「江差線廃線ウオーキング」も計画する。また江差線列車が境内を走ることで知られる、町内鶴岡の「禅燈(とう)寺」山門のライトアップを5月10、1
北海道道新幹線、1日の停車本数当てて 木古内町などが懸賞 (03/13 09:19) 【木古内】2016年3月予定の北海道新幹線新青森―新函館(仮称)開業に伴い、新幹線の駅ができる青森県今別町と渡島管内木古内町が12日、開業後に新幹線がそれぞれの駅に1日何本停車するかを予想する懸賞クイズを始めた。今別町は新幹線駅のある日本一人口の少ないまち、木古内町は2番目に少ないまちとなる見込み。両町は青森市や函館市などの観光地に挟まれ知名度が低いため、協力してPRしようと企画した。 賞品は、東北新幹線各駅から奥津軽いまべつ駅(仮称)か木古内駅までの往復乗車券と新幹線特急券、両駅から東京駅までの往復乗車券と新幹線特急券など。 専用のはがきにクイズの解答や、住所、氏名などの必要事項を記入し、木古内町役場に郵送する。はがきは両町のホームページからダウンロード可。原則15年8月31日締め切り。それ以前に新幹線
北海道新幹線の建設工事のため、14日をもって廃止されるJR海峡線の知内駅で、当日、最終列車を見送る催しが行われる。 知内駅は、1988年3月の青函トンネル開業に伴って開設された新湯ノ里信号場が前身。90年7月、旅客が乗降する知内駅(無人駅)として開業し、特急スーパー白鳥が上下計4本、停車していた。しかし、新幹線の通過に支障となるホームや跨線(こせん)橋を撤去するため、同線の吉岡海底駅(06年乗降終了)や竜飛海底駅(13年乗降終了)とともに廃止が決まっていた。 14日はJR北海道と町の関係者らが、駅ホームで「さようなら知内駅」と書かれた横断幕を掲げ、午後4時39分同駅発の上りと午後8時2分発の下りのスーパー白鳥を見送る予定。駅に隣接する道の駅しりうち(物産館)では、14日午後6時までの予定で、はがき型の「さようなら知内駅来駅証明書」を3千枚限定で無料配布している(1人1枚限り)。
函館三育小学校(鈴木宏和校長、児童25人)の全児童が12日、JR函館駅前と丸井今井函館店前で「東日本大震災被災地支援街頭募金活動」に取り組んだ。子どもたちは「困っている人のために、協力お願いします」と通行人に呼び掛けていた。 発生から3年を迎えた震災を風化させないよう、毎年この時期に実施。鈴木校長は「もう3年になるが、復興は遠い。少しでも助けになるよう、取り組みたい」と話した。 2年の坂口大樹君(7)は「たくさんの人に募金してもらいたい。1円でも多く被災地に届けるために、頑張ります」と話し、声を張り上げていた。募金は、NPO法人アドラ・ジャパン(東京)に送り、被災地の支援に充ててもらう。 前のページにもどる ニュースをもっと読む ご注意: ●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については
詩吟と書 華麗に共演 函館で老人大学冬期講座 (03/13 16:00) 湊さん(左)の詩吟に合わせて樫野さんが書をしたためた書道吟 60歳以上の人が学ぶ函館市亀田老人大学の冬期講座が11日、市亀田福祉センターで開かれ、日本吟詠総連盟北海道地区常任理事の湊賢一さん(75)が、新島襄の漢詩や和歌を紹介する授業を行った。 湊さんは老人大学の「3年生」で、生徒自身が教壇に立つのは珍しい試みだという。同志社大の創始者、新島襄と関わりのあった人物の肖像などをスクリーンに映しながら、箱館から米国に向けて脱国した時のエピソードなどを話し、新島襄が詠んだ漢詩や和歌を紹介。最後は、詩吟に合わせて絵や書を書く絵画吟と書道吟を披露した。 絵画吟は新島襄が渡米する船の中で詠んだ漢詩「船中偶成」を湊さんが吟ずる中、壇上で水墨画講師の山岸桂華さんが、函館山や船の浮かぶ港を豪快に墨で描き上げた。また、書道吟では、晩年に
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