過疎化に伴う利用者の減少や、相次ぐ事故や災害の影響による経費の増加で経営が悪化しているJR北海道は11月18日、利用者が少ない13線区の計1237.2kmについて「当社単独では維持することが困難」と正式に発表した。同社は鉄道の廃止や上下分離方式の導入などの協議を沿線自治体と進める方針。 発表によると、13線区は1日の平均通過人員(旅客輸送密度)が2000人未満。このうち輸送密度が200人未満となっているのは5線区で、災害運休中の日高本線鵡川~様似間と、沿線自治体が廃止に同意している石勝線夕張支線は、既に協議を開始している。 札沼線の北海道医療大学~新十津川間など残る3線区も、列車1本あたりの利用者数が平均10人前後と少なく、100円の収入を得るために必要となる費用の金額(営業係数)は1000を大幅に超えている。運営上の赤字とは別に老朽化した土木構造物の更新も必要で、今後20年間で58億円程
1856(安政3)年、箱館(当時の表記)の冬の寒さをしのぐために製作されたストーブが、日本で最初のストーブでした。 ベイエリアにある箱館高田屋嘉兵衛資料館には、この国産第1号ストーブが復元されたものが保存されており、毎年11月25日を「ストーブの日」とし、火入式が行われています。幕末の雰囲気を体感できるチャンスです。
函館市では、小中学校のボイラーの煙突でアスベストを含んだ断熱材の一部が落下しているのが相次いで見つかり、16の学校で調理した給食の提供ができなくなっていましたが、このうち一部の学校が暫定的な対策工事を終え、18日から温かい給食が再開されました。 函館市では、6つの小中学校の給食調理用ボイラーの煙突でアスベストを含んだ断熱材の一部が落下しているのが見つかり、この6校と、これらの学校から給食が配達されている10校のあわせて16校で今月15日から調理した給食の提供ができなくなっていました。 市の教育委員会では、ボイラーを止めて、アスベストの飛散を防ぐ工事を進めていますが、このうち2校が暫定的な工事を終え、安全が確認されたとして18日から給食の調理を再開し、配達を受ける2校を含めた4校で温かい給食が出されました。 このうち東山小学校では、ボイラーはいまも使えないものの、別のガス機器を使って湯を沸か
道南の森町で、名物の「いかめし」を小学生がつくる教室が開かれました。 「いかめし」づくりを体験したのは地元の小学5年生10人です。 この教室は、「いかめし」を家庭でもっとつくってもらうというねらいです。 教えてくれたのは、地元漁協の女性部の人たちで、まず、イカの足と内臓を取り出しました。 次に、イカの中にもち米を詰めていきます。 イカはぬるぬるしているため、この作業は意外と難しいということです。 味付けのポイントはたれで、今回はしょうゆやみりん、ざらめを混ぜた昔ながらの味にしました。 煮込むことおよそ30分。 手づくりの「いかめし」が完成しました。 そして、子どもたちは自分たちでつくった「いかめし」を試食。 口いっぱいにほおばり、「自分たちでつくるのもすごくいいと思いました。食べてみたらすごくおいしかったです」といった感想が聞かれました。
子どもがつくった図鑑や鉄でできた本などさまざまな手づくりの本を集めた「世界に一冊だけの本・展」が函館市で開かれています。 この展示会は、11年前から毎年開かれていて、会場には全国各地から寄せられた手づくりの本136冊が並んでいます。 このうち函館市の4歳の子どもがつくった本は、折り紙で表現したさまざまな動物を種類ごとに分けて紙に貼り付け、かわいい動物図鑑に仕上げています。 このほか、ことし開業した北海道新幹線など国内を走る新幹線の車両をフェルト生地と刺しゅうで表現した本や、鉄の板に文字を刻んだ本なども展示されています。 展示会の実行委員会の小宮伸二さんは、「見ていると頭の中にいろいろな世界が広がる独創性あふれる作品ばかりなので、じっくり鑑賞してほしいです」と話していました。 この展示会は、函館市の地域交流まちづくりセンターで今月24日まで開かれています。
赤字路線が経営の重荷になっているJR北海道は、路線全体のおよそ半分にあたる13の区間について単独では維持が困難だと正式に発表しました。 JRは、鉄道を維持する場合の費用負担について自治体と協議したい意向ですが、地元の反発も強く、路線の見直しがどこまで進むかが今後の焦点です。 人口減少に伴う利用客の減少などを背景に厳しい経営状況が続くJR北海道は18日、島田修社長が記者会見して赤字路線の見直しについて正式に発表しました。 それによりますと、1キロあたりの1日の平均利用客が200人未満と特に利用が少ない留萌線の深川・留萌間など3つの区間について、「ほかの交通手段の方が適している」として、鉄道を廃止してバスなどに転換することを地元と協議するとしています。 さらに、利用客が2000人未満の路線のうち、宗谷線の名寄・稚内間など8つの区間は、鉄道は維持したいものの単独では費用がまかなえないとして自治体
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