東北新幹線の運転見合わせを伝える掲示板を見る人たち=JR東京駅で2018年6月17日午後7時16分、渡部直樹撮影 17日午後1時56分ごろ、東北新幹線下り線で、東京発新函館北斗・秋田行きのはやぶさ・こまち21号(17両)が宮城県内の仙台-古川間を走行中、停電のため非常ブレーキが作動し、緊急停車した。停電はまもなく復旧したが、点検が長引き、車両は現場に立ち往生した。このため東北、秋田、山形の各新幹線は全線で5時間以上、運転ができな…
日本一の水産王国・北海道で近年、天然ブリの水揚げが急増している。海水温の変化の影響とみられるが、北海道では食文化が根付いておらず、本州向けも安値で取引されがち。サケやサンマ、イカが不漁の中、ブリに活路を見いだそうと、新たな加工や商品開発の取り組みが始まっている。 ブリは西日本で養殖が盛んで、天然では北陸地方が有名。北海道はこれまで、水揚げが多くても4000トンに届かなかったが、2011年ごろから急増し、16年は1万1800トンに上った。上位の島根県や石川県に遜色ない水準だった。道立総合研究機構中央水産試験場の板谷和彦研究主幹は「近年は水温がやや高く、暖かい水温帯を好むブリが北上している」と指摘する。 総務省の家計調査によると、15~17年の札幌市の1世帯あたりのブリ消費量は全国平均の4割程度。大半… この記事は有料記事です。 残り731文字(全文1085文字)
<since 1879> 味はとびきり 値段は手ごろ 音楽が流れる優雅な雰囲気の下、白いテーブルを囲む家族連れが、笑顔でスプーンを口に運ぶ。「これを食べるために札幌から来た」と話す女性の前にあるのは、香り高い一皿のカレー。今年で創業139年を数える北海道函館市の老舗「五島軒」が守り続けてきた伝統の味だ。 江戸の生まれで、先代の米相場での失敗から函館に移り住んでいた若山惣太郎は1879(明治12)年、パン屋を創業。この年、五島列島(長崎県)出身でロシア料理を学んだ五島英吉をコック長に迎え「ロシア料理とパンの店・五島軒」を開いた。当時の函館は、外国船に門戸を開き、西洋文化が広まった国際貿易港。入港した外国船に料理やパンを配達することも多かったという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く