北海道新幹線の開業後初めて報道関係者に公開された、貨物列車と線路を共有する青函トンネルでの夜間の保守作業=27日午前1時57分、北海道福島町 JR北海道は27日未明、北海道新幹線の開業後初めて、貨物列車と線路を共有する青函トンネル(約54キロ)での夜間の保守作業を、報道関係者に公開した。 新函館北斗-新青森約149キロのうち、青函トンネルを含む約82キロが、貨物列車との共用走行区間。早朝や深夜も貨物列車が走るため、新幹線専用区間では1日約6時間ある保守作業の時間が、約2時間半しかない。 新幹線と在来線の貨物列車はレール幅が異なるため、この区間は新幹線用レール2本の内側に在来線用レール1本を敷いた複雑な構造で「高度な保守が求められる」(JR北海道)という。 この日の作業は、北海道側の出入り口から約15キロの地点で、レールを固定する鉄板を新しいものに交換。開業直後に起きた、落下した金属片がレー
山下敦弘監督(40)の「オーバー・フェンス」(公開中)は佐藤泰志の同名小説を映画化した作品。「海炭市叙景」(熊切和嘉監督)、「そこのみにて光輝く」(呉美保監督)に続く「函館3部作」の最終作だ。 「前2作とは違い、ちょっと希望や光が見える物語。評価の高い2作品の次に声を掛けてもらえて、うれしかった」と語る。 妻と別れて東京から函館に舞い戻った白岩(オダギリジョー)。職業訓練校の仲間である代島(しろしま)(松田翔太)からキャバクラのホステス、聡(蒼井優)を紹介される。精神的なもろさを持つ聡に、白岩は少しずつ好意を抱き…。 聡が「鳥の求愛ダンス」をまねて踊るシーンが印象的だ。聡のダンスはあまりに真剣で痛ましいが、徐々にくぎ付けになる。 「身体能力の高い女優が必要だった。蒼井さんがあそこまでやってくれたから、痛々しくも美しい踊りになった」と山下監督。 傷つけ合いながらも互いを受け入れる白岩と聡を、
ページが存在しません 指定されたURLは存在しませんでした。 5秒後に産経ニューストップページへ移動します。 産経ニューストップへ
北海道函館市の観光名所「函館朝市」で3日、外国語での案内や免税対応、海外宅配サービスを受け付ける全国の朝市では初の「総合インフォメーションカウンター」が開設された。年々増加する外国人観光客に対応するためで、毎日午前8時~午後3時まで英語を話せるスタッフが常駐する。 函館市では昨年度、外国人宿泊者数が過去最高の約40万人を記録。函館朝市は約150店が軒を連ね、北海道の新鮮な海産物や特産品を扱っており、外国人観光客から宅配や免税サービスを希望する声が多数あったことから準備を進めていた。 日本郵便による宅配サービスで、台湾や香港など六つの国・地域はクール便の発送が可能。免税額はカウンターで返金する。 年内は経済産業省の補助金を活用。利用状況に応じて、来年以降はサービス拡充も検討する。
JR北海道は3日、一連の台風の影響で線路への倒木被害が相次いだ函館線を4日ぶりに全線復旧し、同日午後から札幌と函館を結ぶスーパー北斗など特急の運転を再開した。4日から通常ダイヤに戻るという。 同社によると、札幌-函館間の特急は8月30日午後から運休。大沼-長万部間で500本近い倒木があり、線路をふさいだり、信号の電線を切断したりしていた。 函館線は北海道と本州を結ぶJR貨物の列車が通る物流の大動脈。運休により、札幌のターミナルには一時、タマネギなど農産物を中心とするコンテナ(5トン)が2千個近く滞留。本州からも雑誌が発売日に届かない影響が出ていた。 一方、路盤が流された石北線の復旧は10月中旬の予定で、複数の橋が流されるなど大きな被害があった根室線は、再開の見通しが立っていない。
ページが存在しません 指定されたURLは存在しませんでした。 5秒後に産経ニューストップページへ移動します。 産経ニューストップへ
北海道函館市で昨年2月、北海道新聞社函館支社の嘱託看護師だった女性が、男性社員2人からのセクハラが原因で自殺に追い込まれたとして、遺族が同社と社員2人に約8590万円の損害賠償を求める訴訟を22日、函館地裁に起こした。 訴状によると、社員らは平成26年12月、忘年会で訪れた函館市内のカラオケ店などで女性=当時(40)=の体を触ったり、「愛人になれ」と言いながら体を押し付けたりしたとしている。女性は同社に相談したが適切な対応が取られず、昨年2月に自宅に火を付け、一酸化炭素中毒で死亡したという。 遺族は昨年5月、暴行容疑などで社員2人を告訴したが、函館地検は今年3月、不起訴処分とした。北海道新聞社経営企画局は「提訴されたことは遺憾。当社の考えは、裁判の中で明らかにする」としている。
台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾が12日、函館-台北線の定期便を就航させ、第1便が北海道の函館空港に到着した。同空港へのLCCの定期便乗り入れは初めて。運航は週5日の1往復ずつで、北海道の人気が高い台湾からの観光客のさらなる増加が見込めそうだ。 通常料金は函館発が片道6600円で、台北発もほぼ同額。函館市は新たな客層の取り込みを期待している。函館-台北線の定期便就航は3社目。使用機材はエアバスA320で、座席数は180。 この日は就航記念の式典が開かれ、函館市の工藤寿樹市長のほか、同社最高経営責任者(CEO)が出席。工藤市長は「料金が安いLCCの就航は函館空港にとって新たな可能性を開拓してくれると思う」とあいさつした。同社はこれまでに成田や福岡など8空港に進出しており、7月は岡山に就航した。
4日午前10時5分ごろ、北海道函館市松陰町の住宅地で「シカが歩いている」と通報があった。2時間後、北東に約1キロ離れた同市川原町の北海道函館工業高校のグラウンドで、函館中央署員や地元猟友会の関係者らが約50人がかりで捕獲し、市内の山林に放した。けが人はなかった。 署などによると、捕獲されたのは雄のエゾシカで、体長は約1・5メートル。グラウンドに迷い込み、サッカーゴールの網に引っ掛かった。同校周辺は特別史跡「五稜郭跡」にも近い市の中心部で、交通量の多い市電が通る道道などを越え、たどり着いたとみられる。 捕獲の様子を見ていた同校2年の松橋風弥さん(16)は「けが人が出なくて良かった。大勢の人が集まって、何が起きているのかと思った」と驚いていた。
「トラピスト修道院」と聞くと、「函館の近くにあるバターやビスケットで有名な修道院だ」と思う人もいるかもしれない。だが、ヨーロッパの、特にベルギーの幾つかのトラピスト修道院(カトリック修道会の一つで厳律シトー会修道院の別称)では、牧畜や農産物から作った食品のほかに、本当の手作りビール、それも「国際トラピスト協会」の厳密な検査を受け、特別なマークの使用が許されたビールを造っている。 ローマ市の南にあるこの派の修道院は、南欧で唯一の特別ビール製造所を持っている。 10人のシトー会修道士たちが16ヘクタールの土地を耕し、純粋な原料で作るチョコレートやジャムやオリーブ油などで以前から有名だった。だが、何年か前からビールの醸造に乗り出したところ、長年の食品製造で鍛えた味覚の持ち主たちだけあって、見事な味のビールを造ることに成功した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く