弘前市は30日、閉庁日や夜間なども市民らからの問い合わせに対応できるよう、365日24時間対応の生成AIチャットボットの試験運用を市ホームページ(HP)で開始した。市HPなどの指定した範囲からAIが情報を収集し、寄せられた質問を分析して生成AIが文章を組み立てて回答する仕組み。AIは回答精度を高めるべく、現在はまだ“学習中”。市は全庁的にチャットボットに質問・回答を覚えさせて精度アップに取り組んでいるほか、市民にもできるだけ多くの質問を呼び掛け、年明けからの本格運用を目指す。 AIチャットボットは全国の自治体でも取り入れられており、本県では県庁やむつ市などでも導入されている。 弘前市は今年度約152万円(2分の1は国交付金)を予算化し、12月末まで約2カ月の試験運用期間を経て、年明けからの本格的稼働につなげたい考え。 同市のAIチャットボットは、市HPトップページのフローティングバナー「チ