11月10日、JR和歌山駅前に候補者の応援のために駆けつけた二階議員。選挙カーの上からノーマスクで聴衆に語りかけた 11月10日朝、JR和歌山駅前には、この日告示された和歌山県知事選の応援のために大勢の政治家や関係者が集まっていた。そのなかには、和歌山を地盤とする自民党の重鎮・二階俊博衆議院議員(83)の姿もあった。 「同じく和歌山を地盤とする自民党・世耕弘成参議院議員と二階さんが水面下で暗闘を繰り広げ、結局、二階さんが推した岸本周平前衆議院議員を県知事選に擁立することで決着しました。自らの健在ぶりを県下に示すことに成功した二階さんは、予定時刻の30分も前にJR和歌山駅前に到着。応援演説では『岸本さんを推そうと一丸となっていることを嬉しく思う。これからの県政のために、力を頂きたい』と声を張り上げていました」(自民党和歌山県連関係者) 集まった関係者に笑顔で挨拶して回るなど、意欲的に動いてい