小林製薬の「紅麹(こうじ)」原料を含むサプリメントを巡り、日本腎臓学会は30日、横浜市で開かれた学会総会で、サプリ摂取後に腎障害を確認した患者206人の分析結果を発表した。最新のデータが得られた患者では、8割超で腎機能の改善がみられなかった。入院をきっかけに全身衰弱して死亡した関連死とみられる事例もあった。調査では、腎臓の「尿細管」が傷ついて体に必要な成分が再吸収できなくなる「ファンコニー症候
![紅麹サプリ摂取後、8割超で腎機能回復せず 学会報告 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4d87676dffd727e7b6a1d067d14231cc1f4846bd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO5035217030062024000000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fp-x%3D0.5%26fp-y%3D0.5%26fp-z%3D1%26crop%3Dfocalpoint%26s%3D8f55b2bbdb03b852584d2b67ec93c339)
小林製薬の紅こうじ成分入りサプリメント問題を巡る記事で取材先の談話を捏造(ねつぞう)したとして、読売新聞大阪本社は1日、社会部主任の記者(48)を諭旨退職、取材をした岡山支局記者(53)を記者職から外し、休職1カ月の懲戒処分にすると明らかにした。編集局幹部ら3人も更迭する方針。 同社によると、捏造があったのは4月6日付夕刊の記事。小林製薬と取引がある企業(岡山県)の社長の談話として「小林製薬から明確な連絡はなく、早く説明してほしい」などと報じたが、実際には社長はこうした発言をしていなかった。社会部主任が「自分のイメージと違った」として勝手に書き加え、取材記者も社長が言っていない内容と分かりながら、修正・削除を求めなかった。 記事掲載後にこの社長から抗議を受けたにもかかわらず、編集局幹部らは捏造と明確に認識せず、十分な社内検討を経ないまま、8日付夕刊に「確認が不十分でした」とする事実と異なる
小林製薬の紅麹を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、会社が製品の自主回収を公表してから22日で1か月です。 紅麹原料の分析の結果、「プベルル酸」のほかに少なくとも2つの通常は入っていない物質が確認されていて、厚生労働省などは物質の特定を進めるとともに、健康被害の原因の解明を急ぐことにしています。 小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントをめぐっては、摂取したあと、腎臓の病気を発症するなどしてこれまでに5人が死亡し、会社は21日時点で延べ247人が入院したと国に報告しています。 国の研究機関では、去年、大阪市内の工場で製造された紅麹原料について分析が進められていますが、この中では、会社からも報告があった、青カビから発生することがある「プベルル酸」が検出されたほか、少なくとも2つの通常は入っていない物質が確認されたことが関係者への取材で分かっています。 これらが人体に影
小林製薬の紅こうじサプリメントの摂取者に健康被害が確認された問題をきっかけに、サプリの安全性に関心が集まっている。健康志向の高まりからサプリの市場は拡大してきた。だが、食品安全に詳しい立命館大学客員研究員、畝山智香子さんは「いつかは今回のような問題が起こると思っていた」と語る。 ――著書「『健康食品』のことがよくわかる本」(日本評論社、2016年)で、紅こうじサプリの危険性について指摘していました。 ◆紅こうじサプリの成分である「モナコリンK」(ロバスタチン)は米国ではコレステロール値を下げる医薬品なので、ダイエタリーサプリメント(栄養補助食品)の成分としては使えません。また紅こうじも種類によっては、腎臓の病気を引き起こす恐れがある「シトリニン」というカビ毒を作り出すこともあり、欧州では販売が規制されている国があります。 「紅こうじ」成分が入ったサプリについて、海外の複数の安全評価機関が健
【読売新聞】 小林製薬(大阪市)が「 紅麹 ( べにこうじ ) 」成分入りサプリメントを巡る健康被害を公表してから、12日で3週間。原料の一部からは、青カビ由来で毒性があるとされる天然化合物「プベルル酸」が検出されており、原因となっ
記者会見を終えて頭を下げる小林製薬の小林章浩社長(手前から2人目)=大阪市北区で2024年3月29日午後6時31分、加古信志撮影 本稿執筆時点の3月31日の時点で既に5人が小林製薬のサプリメント「紅麹(こうじ)」が原因で死亡したと報道されています。死因として考えられているのが腎機能障害で、想定していなかったカビ毒が混入していた可能性が指摘されています。しかし紅こうじは不純物が混ざっていなかったとしても元々腎機能障害を起こすリスクがあるものです。海外では2010年代から販売禁止措置や安全性の注意喚起が実施されています。 「サプリメントを開始する時は事前に医療者に相談してほしい」と常々、我々医師は呼び掛けていますが、紅こうじは特に注意を要するものです。私自身は、以前から紅こうじの相談をされた時には(ほぼ)全員に「やめておくように」助言しています。今回は、サプリメントの中でもとりわけ問題が多い紅
紅麹成分、健康影響確認できず 小林製薬の検証結果公表―原料入手の173社も被害報告なし 2024年04月05日20時49分配信 自見英子消費者担当相=1月30日、首相官邸 小林製薬が製造した紅麹(べにこうじ)配合サプリメントを摂取した人が健康被害を訴えている問題で、自見英子消費者担当相は5日の記者会見で、小林製薬が紅麹成分を含む機能性表示食品8製品について安全性を再検証した結果、「紅麹成分が健康に影響を及ぼすという報告はなかった」と明らかにした。 プベルル酸、人体影響は不明 紅麹サプリ、原因調査に数カ月―識者「衛生管理解明を」 ただ、健康被害が複数確認されていることから「安全に摂取できるとは評価できない」と述べた。 一方、厚生労働省は同日、小林製薬の紅麹原料を入手した173社から健康被害などの報告はなかったと明らかにした。 同省が消費者庁と設置したコールセンターの電話番号は9日からフリーダ
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