前回記事では、日本のさとり世代と似ていると言われる米国の若者世代「ミレニアルズ」について、その独特の恋愛観を取り上げました。 そこで書いたとおり、ミレニアルズの男女は、Tinder(ティンダー)といったスマートフォンのデートアプリで気軽に出会いな繰り返し、1回限りのワンナイトラブを好む人が多くなっています。では、彼らはその後も異性との深い付き合いを望まないのか?いったい結婚についてはどう考えているのか?今回はそれについて掘り下げてみたいと思います。 多様化と経済格差で、結婚は「特権」に? 前述したように、日本でも初婚の年齢が時代と共に上がってきていますが、アメリカも同様です。現在のアメリカ人の平均結婚年齢は30歳。1970年代は23歳だったのと比べるとかなり遅くなっていることがわかります。 ピュー研究所の調べによれば、ミレニアルズのうち結婚しているのはわずか26%。前の世代が同じ年代だった
![アメリカでも「結婚しない世代」が台頭する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/98bd51cbe1f5dd1dd4698c225f30a4298fc67c21/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F2%2F9%2F1200w%2Fimg_29211e25d85f89e0175267825e8ac07c1142199.jpg)