ミニ四駆を塗りたい。今の私はとにかくミニ四駆を塗りたいのだ。むちゃんこカッコいいフィギュア『少女発動機』を見ていたら、同じくAF_KURO氏がデザインしたレイザーバックを落ち着いたグレーと差し色のコンビネーションでカツーンと仕上げたくなってしまったのである。早速レイザーバックを買ってきたのだが、ここではたと手が止まる。さてはこの緑のパーツ、普通のプラスチックじゃないな?
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▲青いパッケージが目印!! セメダインは接着剤だけでなく、パテも充実しています。接着と同じように、目的や素材に合わせていろいろな種類が発売されています。模型でもおなじみエポキシパテですら、コンクリ用とか、水中用とか、リアルロボットアニメのバリエーションのような種類がいます。そのなかから今回紹介するのは青いカラーが印象的なパッケージ、こちらがセメダインエポキシパテ プラ用です。 パッケージを開けると、筒状のケースとビニール製の手袋1組みが入っています。エポキシパテは素手でさわると手がかぶれる場合があります。だから手袋が必要になるんですね。そしてこのビニール手袋はほぼ使い捨てになるので、ぜひ予備の使い捨て手袋も買っておくと便利です。 ▲使用する分だけカットするのじゃ〜〜! 端の保護シートを外し、パテがくっついてもいいカッターで切りましょう。エポキシパテは原則粘土状の主剤と硬化剤のふたつを混ぜ合
人生を変えた本を選ぶとするなら、その一冊に松浦寿輝の『エッフェル塔試論』を挙げることにしている。著者の異様とも言える執着ぶりによって、エッフェル塔という建造物の特異性があらゆる角度から吟味され、表象文化論を軸足に展開される愛憎入り交じった真に批評的なこの一冊は、私がなぜプラモを作るのか、プラモを通して何を得ようとしているのかを常に考え続けるきっかけとなった。 文庫版では変更されてしまったが、単行本のカヴァーはエッフェル塔の真下から撮影された写真が採用されていて、4本の精緻な鉄の脚が美しいシンメトリーを描いている。記号、イメージ、表象というテーマでものごとを考えるときに、幾度となくこの本を書棚から引っ張り出してはこの表紙を眺め、自分の貼り付けた付箋を頼りに目的の節を探してページを繰るのだ。 人生の半分以上の長い時間において自分に影響を与え続けてきたアニメの完結編は、『エッフェル塔試論』のカヴ
穴を開けるというアクションは、スケールモデルを作っているとよく遭遇します。最初から開けといてくれ!と思うかもしれませんが、そのへんはこう、オトナの事情があるんだ。察してほしい。 で、昔ミニ四駆のボディを肉抜きするのに使ったピンバイスという道具をもう一度買うことになるわけですね。このピンバイスっていうのはドリルの直径をいろいろ差し替えて使う道具なのですが、模型用として売られているものはだいたい3mmが最大です。 しかーし、それより大きい穴を開けたくなったこと、ありませんか? 「わりと頑丈そうなネジでプラモを台座に固定したい」「ガンプラを改造していたら、デカい面に穴を開けて丸いものを突っ込みたくなった」「位置決めをしようと3mm穴を開けたら位置が微妙だったので直径をデカくして調整したい」などなど……。そこで4mmとか5mmとかのドリルを買い足すと家がドリルで埋まってしまいますし、まずピンバイス
一度グレーや黒でパーツを覆ってしまい、成型色の色を隠蔽しながら、塗料の食いつきが良くなる塗料です。しかしこのサーフェイサーの大半が「ラッカー塗料」。僕の家庭環境においても一番拘っている「刺激臭の少なさ」というハードルを超えることができなくなってしまいます。水性塗料でそのようなサーフェイサーと同様の効果があるものは無いものか……それがあったんです。nippperでもたびたび登場しているあの、お花の名前の水性塗料「クラッシー&ドレッシー」だったんです!!なぜこれが匂いの無いサーフェイサーとして使用できるのか?その理由は…… ▲全てが花の名前の塗料。可愛らしいですね ▲nippperのライター・ハイパーアジアがこの塗料を使って塗ったウイングガンダム。超絶ペールトーンになりますね ▲スプーンに塗ったサンプル 1/つや消し塗料なので、上から塗る塗料がしっかりと食いつく。しっとりした下地になるので、上
▲先日助けていただいた屋形船です プラモを塗っていて「ここが木ですよ〜」っていう表現をしたくなることありますよね。あります。船、飛行機、戦車etc.……けっこうそういうシチュエーションに遭遇するのですが、そういうときにパパパーッと木にする方法を教えます。「木目塗装」というのはけっこう奥深いものですが、今日やるのは超簡単ズボラテクニックですので、まずはこれを真似して身の回りのものを木にしてください。 ▲ファインモールド製『紅の豚』のカーチスに付いているディスプレースタンドです。 まずは木に魅せるためにベースとなる木っぽい色を塗ります。木にもいろんな種類があって、濃い茶色のものから薄いベージュのようなものまでさまざま。今日はニスで仕上げられたウォルナットみたいな仕上がりを目指します。
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