ある顧客から、Web会議システムに関するトラブルの調査を依頼された。音声や映像が途切れるという。ネットワーク機器の故障やネットワークの障害を疑って調査を進めたが一向に原因が分からない。だがネットワーク機器の設定を改めて見直したところ、見慣れない機能が有効になっていることに気づいた。 現在では多くの企業でリモートワークが一般的になり、Web会議システムの利用も進んでいる。一方で、Web会議システムにまつわるネットワークトラブルも頻発しているようだ。代表的なのは、音声や映像が途切れるというトラブルである。この場合、考えられる原因は多数あるので問題の切り分けが難しい。 システム運用のコンサルティングやシステム障害の対応支援などを手掛けるアイビーシーの亀山悟史さんが直面したのも、まさにそういったトラブルだった。亀山さんはどのように問題を切り分けて原因を特定したのか。トラブル解決までの道のりを見てみ
関連キーワード Windows 11 | Windows | Microsoft(マイクロソフト) MicrosoftのクライアントOS「Windows 11」を搭載したPCが、なぜか再起動を繰り返す――。こうした状況のPCを使い続けると、仕事に支障を来す。そのため問題が解決するまで、別のPCを使わなければならなくなる。再起動が突然起こると、保存していなかった作業中のファイルが失われる可能性がある。急場しのぎで他のPCを使うとしても、好みや必要性に合わせてカスタマイズされていないPCを使うことは、苦痛を伴う。 Windows 11が再起動を繰り返す6大原因 Windows 11搭載PCの再起動問題は、根本的な原因を突き止めるのが難しいことがある。再起動を引き起こす原因はさまざまだからだ。トラブルシューティング時に確認すべき、幾つかの原因を挙げよう。 併せて読みたいお薦め記事 Windows
関連キーワード ハードディスク | SSD | データ | データセンター | ディスクストレージ | ストレージ HDDの主要ベンダーの2社、Western DigitalとSeagate Technologyは、HDD内部の“ある設計”を重視し始めている。背景にあるのは、容量増大が今後も続く見込みであることだ。既に容量20TBを超えるHDDは珍しくなくなっている。扱うデータ容量が大きくなることで、どのような問題が発生してしまうのか。 「大容量化するHDD」が“問題児”に変わる謎 併せて読みたいお薦め記事 連載:また新しくなるHDD 前編:”普通のHDD”より速く、SSDより安い「新モデル」が出てきた訳 中編:こっそり登場した「HDD新モデル」が実は“超重要”だった? 話題のストレージ市場動向 「HDD」が急に“全然売れなくなった”理由 30TBのSSDから爆速インタフェースまで 知らな
マザーボード、グラフィックカード、デスクトップPC、ノートPC、サーバー、産業用システム、PC周辺機器、インフォテインメント製品などの製造・販売を行い、年間売上高が65億ドル(約8600億円)を超える世界的なハードウェアメーカーのMSIが、サイバー攻撃を受けたと公表しました。 MSI Confirms Cyberattack, Advises Caution With Firmware | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com/news/msi-cyberattack-firmware-updates 2023年4月7日、MSIが公式サイト上で声明を発表し、サイバー攻撃を受けたことを明かしました。MSIによると、同社の情報システムの一部がサイバー攻撃を受けたそうです。ネットワークの異常を検出した情報部門は、関連する防御メカニズムを迅速に起動
家にあるルーターが犯罪に使用されるケースが出ています。自分のルーターが悪用される前にできることをやっておきましょう。 先日、「公衆無線LANを使うならやっぱりVPNを使った方がいいの?」という質問を受けました。テレワークの広がりもあり、VPNという用語がIT関係者以外でも広まっていると実感しつつ、「会社が指定しているのであれば業務においては指示に従う」「個人であれば公衆無線LANのSSIDをしっかり確認し、偽アクセスポイントにつながないことを意識してHTTPSのサイトを利用する」と回答しました。それでも不安な場合は、事業者が運営する有料VPNサービスを利用すると良いでしょう。 危険なのは「自宅のルーターにVPN機能があるから、自宅につないでインターネットを利用するのはどう?」といった、中級レベルの質問かもしれません。これについては「そろそろやめた方がよいのかも?」と考えています。 ルーター
ChatGPTに「一番お得なスマホの料金プラン」を聞いてみた GPT-4なら正しい情報を返してくれる?:ChatGPTに聞いてみた OpenAIが開発した対話型サービス「ChatGPT」にモバイルに関連する質問をするコーナー。今回質問したのは、スマートフォンの料金プランに関してです。大規模言語モデル「GPT-3.5」と「GPT-4」の両方で試してみました。 まずはデフォルトのGPT-3.5から。「一番お得なスマートフォンの料金プランを教えてください」と質問したところ、以下の回答が返ってきました。 残念ながら、私は国や地域によって異なる様々なスマートフォンの料金プランを提供する携帯電話会社の情報を持っていません。ただし、一般的に、プランの料金は、使用されるデータ量、通話時間、およびテキストメッセージの数に基づいて計算されます。 一番お得なスマートフォンの料金プランを選ぶためには、自分が使用す
左手骨折しました エンジニアにとって、手は商売道具です。手が使えなければ一般的なタイピングができず、コードを書くことができない。すなわちエンジニアとしての死を意味します。多くのキーボードは両手が使えることを前提に設計されているため、片手が使えないだけでも一気にハードモードになります。 わかっていた。わかっていたのに、事故というのは突然起きてしまうものです。 2週間ほど前、陽キャの真似をして人生2回目のスノーボードに挑戦しました。思ったより自由に滑れるなぁ、陽キャの道も近いなぁ、と調子に乗った次の瞬間でした。スピードを出し過ぎ、恐怖から重心を崩してしまい、派手に転んでしまいました。しかも、お尻からではなく左手から転んでしまったのです。。。 直後、左手首があらぬ方向へ曲がった感覚と、経験したことのない痛みが走りました。僕はこの人生、骨折の経験は一度もなかったのですが、それでも一瞬で骨が逝ったこ
VTuber「社築」さんが情シスの大切さと大変さを教えてくれる配信やります2023.03.31 19:00Sponsored by インテル株式会社 ヤマダユウス型 IT社会を支える彼らのことを、もっと知るために。 会社で使っているPCの管理やネットワーク設定、セキュリティ対策などなど。普段はあまり気にしないかもしれませんが、こうした裏方のIT業務は地味ながらとっても重要だったりします。だって「メール送れないんですけど」ってなったら…ヤバくない? ITに関する業務現場での下支えをしてくれているのが、情報システム部門、略して情シス。IT社会において情シスの負担は増えることはあっても減ることはありません。 中には「PCのデータをスマホと連携させたいんだけど」「うちのフロアの回線が遅くてさぁ」「新入社員さんのメルアドを10人分発行したくて」など、PCの便利屋と化してしまってるところもあるのでは?
プロンプトを入力するだけで適切なモデルを出力してくれるBlenderのアドオン「BlenderGPT」が登場しました。OpenAIのGPT-4を使用しており、プロンプトを受けてPythonコードを生成します。 GitHub - gd3kr/BlenderGPT: Use commands in English to control Blender with OpenAI's GPT-4 https://github.com/gd3kr/BlenderGPT 導入方法は以下の動画でも確認できます。 3DCG製作ソフト「Blender」にGPT-4を統合する「BlenderGPT」の導入方法を解説 - YouTube まずはGitHubのリポジトリにアクセスします。続いて「Code」をクリックし、「Download ZIP」をクリックしてZIPファイルをダウンロード。 次にOpenAIのAPI
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 米テキサス大学サンアントニオ校と米コロラド大学コロラドスプリングス校に所属する研究者らが発表した論文「Near-Ultrasound Inaudible Trojan(NUIT): Exploit Your Speaker to Attack Your Microphone」は、スマートフォンやスマートスピーカーの音声アシスタント(Siri、Google Assistant、Alexa、Cortana)に対する不可聴攻撃を提案した研究報告である。 その手口は、インターネット(動画や音楽、Web会議など)を通じて、人間には聞こえない音を流し、リモートでス
OpenAIが提供する対話型AI(人工知能)のWebサービス「ChatGPT」が大きな話題を集めている。多くのユーザーがSNSなどでユースケースを公開していることから、その盛り上がりがうかがえるだろう。先日、同サービスのAPIが提供されたこともあり、今後企業の間でChatGPTのビジネス利用が拡大するものとみられる。 日本ディープラーニング協会(JDLA)は2023年3月9日、「JDLA緊急企画!『生成AIの衝撃』~ChatGPTで世界はどう変わるのか?~」と題したオンラインセミナーを開催した。本稿は、同イベントにおける松尾 豊氏(日本ディープラーニング協会理事長/東京大学大学院工学系研究科教授)の講演「いま何が起きているのか?」をレポートする。 AI研究の第一人者である松尾氏は“ChatGPTという現象”をどのようにとらえたのか。 加速するAI開発競争 自然言語処理はどのように発展したか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く