精神疾患のある親に育てられた子は、「誰も助けてくれなかった」と孤立感や絶望感を持ち続け、大人になっても生きづらさを抱えるケースが少なくない。当事者が集まるセミナーでお互いの体験を共有すると、過酷な経験を生きる力に変えられるという。仲間とのつながりを支えに自分自身と向き合い、前へ進もうとしている人々の姿を取材した。 この記事は有料記事です。 残り1563文字(全文1721文字)
米フェイスブックのロゴ。独ベルリンで(2016年2月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/TOBIAS SCHWARZ 【AFP=時事】 交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)は15日、自殺や自傷行為をほのめかす友人の投稿を簡単に通報できるツールの提供地域を、全世界に拡大すると発表した。 この自殺防止ツールはこれまで、米国で試験運用が行われていた。自殺が懸念される投稿を見つけたユーザーは、不適切なコンテンツなどを報告する際と同じプルダウンメニューから通報できる。フェイスブックの専門チームが危険度を判断し、必要があれば介入措置をとる。 自殺防止団体のフォアフロント(Forefront)、ライフライン(Lifeline)、Save.orgが協力し米国で開発されたこの自殺防止ツールは今後、同様の取り組みを行う団体と連携して世界各国で提供される予定だ。 【翻訳編集】
【速報】鉄パイプで床たたき「頭かち割るぞ」「次は誰が死ぬかな」死亡男児の母親らに強制性交などの罪 叔父の男を起訴 神戸6歳男児遺棄事件
なぜ葉酸サプリメントは必要か 葉酸は妊活・妊娠中に必要なものです。妊娠初期の活発な細胞分裂時には、葉酸がDNAなどの合成に重要な働きをします。 妊娠初期の数週間、胎児の神経管は形成され、神経管は胎児の脳と脊髄、中枢神経系にとても重要な器官ですが、この神経管の形成には母体が摂取する葉酸の量が重要となってます。 妊娠初期の赤ちゃんには、脳や脊髄の基になる神経管という環状構造物が形成されます。この時にたくさんの葉酸が必要となり、葉酸が不足すると先天異常の可能性が高くなるといわれています。 妊娠初期は、脳・神経管・心臓など、人にとって非常に重要な部分が形成される時期。この時期、お母さんは栄養摂取面に特に気を付けたいのです。 食事を摂っていれば葉酸が不足する事はないといわれていますが、妊婦は違います。特に妊娠初期の赤ちゃんにはたくさんの葉酸が必要な事ら、妊娠中の葉酸は不足しがちになります。 医者様よ
大阪府で児童八人が殺害された二〇〇一年六月の池田小事件から、八日で十五年。長女の優希ちゃん=当時(7つ)=を失った本郷由美子さん(50)はこの春、東京都内の学童保育で働き始めた。事件後、自らの悲しみと向き合いながら、心が傷ついた人たちを支える活動にも取り組んできた。後押ししてくれたのは、優希ちゃんの存在だ。 (福田真悟) 六十人ほどの児童が通う都内の自治体の学童。放課後、子どもたちが「ただいま」と訪れると、本郷さんは「お帰りなさい」と返す。何げないやりとりの中に「生きていくことって大切なんだよ」との思いを込める。 生きていれば、優希ちゃんが社会人になっていたはずの今年の春。二年前に上京していた本郷さんは、学童指導員に応募し、採用された。小学一年のころ、優希ちゃんが「せんせいになりたい」と将来の夢を書いていたからだ。「学校の先生にはなれないけど、同じように児童と触れ合う仕事をやってみようと思
障害のある人を専門に治療する「障害者歯科」に子供を通わせる親を対象に、「哲学カフェ」と呼ばれるグループ対話や、カウンセリングを行う取り組みが大阪大で始まっている。親をサポートすることが、障害者本人へのサポートになるとして注目を集めている。(加納裕子) ◇ ◆心地よい場所 5月中旬、大阪府吹田市の大阪大歯学部付属病院。20~40代の障害のある子供を持つ母親6人が「哲学カフェ」に参加していた。テーマは「遊び/遊ぶ」。 「電車好きの息子と一緒に電車に乗り、子供が発見している様子を見るのが楽しい。自分の時間は少なくても、私も遊べています」「うちの息子は外に出たがらず、家の中での遊びを訓練の場にしてきました」 母親たちは自身の子育てを振り返りながら口を開いていく。同じ行動でも観点を変えれば「遊び」になること、子供はすぐに「楽しい」という観点に立てること…。対話は休憩をはさんで2時間余り続いた。 自閉
県は19日、自殺防止対策推進本部会議(本部長・後藤斎知事)を開き、県内の自殺者の動向を公表した。昨年、県内で発見された10万人当たりの自殺者数は24・4人と、平成26年まで8年続いた「全国ワースト1位」の汚名を返上、同5位となった。警察庁の自殺統計に基づき県がまとめた数値で、自殺の名所とされる青木ケ原樹海(富士河口湖町など)で実施した声がけなどが一定の効果をあげたものみられる。 県内で発見された27年の自殺者数は、前年比52人減の205人と大幅に減少した。ただ、人口10万人当たりの人数24・4人は、全国平均の18・9人と比べ、まだ高い水準にある。 県障害福祉課は減少の要因について、「『青木ケ原ふれあい声かけ事業』を開始した21年以降、6年連続で前年より減っている」との見方を示す。「19年から市町村、県、民間が連絡協議会を立ち上げ、官民一体で取り組んでいる自殺防止対策も効いてきているのでは」
重い病気の子どもと家族を支える施設「子どものホスピス」が今月、大阪市鶴見区と東京都世田谷区で相次いで開所した。医療機関でもなく、既存の福祉施設とも異なる利用形態が特徴で、関係者の期待も大きい。ただ、新たな理念に基づく、国内に存在しなかった施設だけに、社会に定着するにはトラブルのない施設運営や団体の透明性の確保が求められる。【高野聡】 大阪市に完成した「TSURUMIこどもホスピス」は、一般社団法人「こどものホスピスプロジェクト(CHP)」が、日本財団とユニクロから計約7億円の寄付を得て建設した。花博記念公園緑地内の2000平方メートルの敷地に建てられた2階建て施設にはプレールームやキッチン、宿泊部屋が備わる。木目を生かした各部屋には「おおきな部屋」「どんぐりの部屋」などの柔らかな響きの名がつけられている。 この記事は有料記事です。 残り1548文字(全文1906文字)
世界各地の子どもたちを支援している国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」は、熊本地震で心理的に不安定になっている子どもに対して、周囲の大人が適切なコミュニケーションをとって支援につなげるための「心理的応急処置」を紹介する特設サイト(http://www.savechildren.or.jp/lp/kumamotopfa/)を開設した。 サイト内では、ストレスを抱えている子どもたちが取り乱したり、パニックになったりする反応がある一方で、あまり動かなくなったり、静かになったりすることもあることを紹介。その上で、負傷の有無など子どもの様子をしっかり「見る」、無理につらい体験を思い出させずに必要なものや心配なことを「聞く」、その上で必要なものや情報に子どもたちを「つなぐ」という3点が応急処置の原則と説明している。「あくまでできる範囲で…
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