2018年5月25日(金) 配信 アウト・ジャパン(小泉伸太郎社長)が新通(樋口荘一郎社長)と共同で復興庁に提案した、「目指せ!ダイバーシティ東北【LGBTツーリズム】」がこのほど、2018年度「新しい東北」交流拡大モデル事業(広域型)に選定された。事業内容の1つである、LGBTツーリズムセミナーを6月14日(木)から東北6県で開く。 復興庁が行う「新しい東北」交流拡大モデル事業(広域型)は、東北への外国人旅行者の誘客を促進するため、観光先進地を目指す民間の新たな試みを支援する取り組み。「目指せ!ダイバーシティ東北【LGBTツーリズム】」は、東北でインバウンドのLGBT誘客に向けた取り組みを実施する。東北6県でセミナーを実施し、LGBTフレンドリー化を進めることや、世界各国のLGBTマーケットに集中したプロモーションを行うことで「LGBTツーリズム」の実現を目指す。 □LGBTツーリズムと
浜崎あゆみが5月6日、東京・代々木公園の野外ステージで行われた日本最大級のLGBT関連イベント『東京レインボープライド2018』に出演。自身初となるフリーライブで全7曲を歌唱した。 浜崎あゆみ『MADE IN JAPAN』(CD+DVD+スマプラ) レインボープライドは、LGBTをはじめとするセクシャルマイノリティへの理解を深めることを目的として、2012年から行われているイベント。7回目の開催を迎えた今年は、週末の2日間でおよそ14万人を動員した。6日には渋谷から代々木公園までを参加者が練り歩くパレードも行われ、こちらにも過去最高の7000人が参加したという。思いを共にする人々が集う場を作るにとどまらず、今年のテーマとして掲げた「LOVE&EQUALITY」をより多くの人たちに訴えかける機会となった。 さらに、浜崎が同イベントに出演したことにより、翌日の各局ワイドショー・情報番組ではレイ
2018年のゴールデン・ウィーク、4月28日から5月6日まで開催されるLGBTの祭典「東京レインボー・プライド」。9日間に渡って様々なイベントやブースの出展、パレードが行われるこのお祭りは、性的指向に関係なく平等な社会を実現するために、数年前から行われています。 そこで今回は、このイベントに合わせてLGBTQと異性愛者の交流が描かれた作品をご紹介しましょう。 セクシャル・マイノリティの存在を身近に感じ、ともに生きていく映画の登場人物たち。お互いに理解し合い、友情や家族愛を深めていく彼らの物語に、これからの私たちの社会を見ることができるのではないでしょうか。 父の突然の死で老舗紳士靴メーカー「プライス社」をいやいや継ぐことになったチャーリー(ジョエル・エドガートン)。しかも工場の経営は火の車であることが発覚し、彼は会社を立て直すため奔走するはめに。 あるとき偶然ドラァグクィーンのローラ(キウ
岐阜県が運営する「男女共同参画プラザ」(岐阜市薮田南5丁目)は20日から、県内で初めてとなるLGBT(性的少数者)の電話相談窓口を設ける。性的指向や性同一性障害などで悩みを抱える人の受け皿になることをめざす。 相談員は3人で、NPOなど民間団体でLGBTの相談経験がある職員を配置した。家族や友人、パートナーとの関係や、職場などでの不当な扱いについても相談を受け付ける。 県は昨年1月、「人権に関する県民意識調査」を実施。「性的指向が異なる人への人権問題を解決するために必要なこと」という設問に対し、回答では「教育・啓発広報活動の推進」「法的認知・保護」に次いで「人権相談所や電話相談所を充実する」が3番目に多く、18%だった。 県の担当者は「相談窓口の必要性を訴える意見が依然として高かった。1人で抱え込まないで気楽に何でも相談してほしい」と話している。窓口の開設は毎月第3金曜日の午後5~8時。専
2020年東京五輪・パラリンピックの期間中に、同性愛や性同一性障害などの性的少数者(LGBT)の交流や情報発信の拠点となる施設を設置する計画を、都内のNPO法人が進めていることが16日、分かった。10年バンクーバー冬季大会以降、国際スポーツ大会では「プライドハウス」と呼ばれるこうした拠点が開催都市に設けられる事例が増えており、国内では初の試みとなる。 国際オリンピック委員会(IOC)は五輪憲章で性的指向による差別を禁じている。最近は企業によるLGBT支援や差別を禁じる法整備を目指す動きも出ており「多様性と調和」を基本コンセプトに掲げる東京大会で、社会の変化を促す取り組みとして注目される。
教職員の研修でLGBTへの理解を訴える井上鈴佳さん(左端)=奈良県橿原市で2017年8月24日、望月亮一撮影 関西の学校回り、自身の体験を包み隠さず語り、理解訴える 性的少数者(LGBTなど)の子供たちを救いたい--。元養護教員で自身がレズビアンと公表している井上鈴佳さん(27)=大阪府大東市=が、教育現場で児童生徒や教師にLGBTへの理解を訴え続けている。関西などの学校を回り、「教育現場を知っている当事者の私だからこそ、伝えられることがある」と自身の体験を包み隠さず語っている。 奈良県橿原市立耳成(みみなし)西小学校で今月24日、教職員約30人を対象に開いた研修会。井上さんは「性的少数者は国内で左利きの人と同じ割合」というデータを紹介し、LGBTを取り巻く現状を解説した。「いないのではなく、見えていないだけなのです」
2020年東京五輪・パラリンピックで性的少数者(LGBTなど)の交流や情報発信をする「プライドハウス」を大会公認の施設として設置するために、脱サラした男性がいる。LGBTを支援する認定NPOの松中権(ごん)代表(41)。16年間勤務した広告大手の電通を今春退社し、「LGBTのことをもっと多くの人に知ってもらいたい」と五輪に向けた活動一本に絞って実現を目指している。 昨夏、仕事で訪れたリオデジャネイロ五輪中に届いたニュースが松中さんを奮い立たせた。母校・一橋大の学生がゲイであることを打ち明けた友人に周囲に広められたことを苦に自殺した。自らも卒業直前に友人にカミングアウトして幸い理解を得られたが「もしかしたら自分がそうなっていたかもしれない」。当初は二足のわらじでこなすつもりだったが「(専任で)やるしかない」と覚悟した。
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部2017年度「実践メディアビジネス講座I」シリーズ講義「メディア・コンテンツとジェンダー」のゲスト講師による講義の3回目は、性社会・文化史研究者の三橋順子さんをお迎えした。
生まれつき両耳が聞こえず、同性愛者でHIV(エイズウイルス)患者の男性が、聴覚障害のある人たちにも、多様な性について理解してほしいと活動している。手話では性的少数者に関する表現がまだ浸透していないため、「性的少数者について知らなければいつの間にか差別につながる」と自ら手話で伝えている。 守口市の國分由貴(ゆたか)さん(45)は、福島県郡山市で生まれた。父、母、妹も生まれつき耳が聞こえない。小学校時代、「訓練すれば声を出せるようになる」という祖母の家で育てられた。両親と会えず、友だちと遊べず、練習漬けでしゃべれるようになった。厳しい祖母に反発もしたが、世界を広げてくれたことに感謝している。 小学6年の頃、祖母の体調が悪化し、両親のもとに戻った。進学した中学校では、聞こえないことを理由にいじめを受けた。 高校卒業後、ネジ製造、金融…
宝塚市がLGBTへの理解を深めてもらうために作成した教員向けリーフレット=兵庫県宝塚市役所で、石川勝義撮影 宝塚市は、性同一性障害や同性愛といった性的マイノリティー(LGBTなど)への理解を深めてもらおうと、教職員向けと一般向けの2種類のリーフレットを作成した。性への意識が高まる思春期や青年期は、制服やトイレなど学校生活に関する悩みも多く、生徒の心に寄り添った向き合い方が紹介されている。【石川勝義】 市は昨年6月、同性カップルを公的に証明する文書を発行する制度を導入するなど、LGBTの市民がありのままに生きられるような施策を進めている。リーフレットの内容は、LGBTに関する意識調査を実施している宝塚大看護学部の日高庸晴教授が監修した。 教職員用のリーフレットでは、LGBTの58%がいじめ被害、21%が不登校を経験していると指摘。同性愛・両性愛の男性の場合は、66%が自殺を考えた経験があり、
LGBTなど性的少数者の権利を訴える大規模な街頭活動「レインボーマーチ」を4年ぶりに札幌市で開催しようと、当事者たちが実行委員会を結成して準備を始めた。10月8日の実施を予定し、「当事者、非当事者に関係なく歩き、多様性を肌で実感できる機会にしたい」と参加と協賛を呼びかけている。 新たなイベントは「さっぽろレインボーマーチ+(プラス)」。昨年11月に北海道江別市の当事者で大学4年、森口朋さん(22)=仮名=がツイッターで呼びかけ、約10人が集まって実行委を結成した。 森口さんは、当事者の学生団体などを作り札幌を中心に活動している。講演会などは元々関心のある人しか来ない一方で、「当事者の生きづらさやつらさは、周囲が性的少数者について知らないことが原因」と痛感した。そこで思いついたのが、レインボーマーチの手法だった。
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