高齢者や子供、障害者らを含めすべての地域住民が自由に出入りできる居場所を目指した交流施設「AGALA」が、有田市箕島の本町商店街入り口に6日、オープンする。空き家を借りてボランティアらで改修し、1階に障害者が働くカフェ、2階には集会などに利用できるフリースペースが完成。幅広い世代が集い、まちづくりを考える場としての活用も期待される。 市役所などの公共施設、病院や大型店舗が立地し、有田市の中心市街地を形成する箕島地区。商店街はかつて約120の商店でにぎわっていたとされるが、現在は空き家や空き店舗が増え続けている。 空き家を活用した居場所づくりは、同市社会福祉協議会と関連事業所でつくる「市地域福祉ネットワーク会議」が企画した。設計や塗装、電気工事などは職人らがボランティアで行い、材料費には同協議会が積み立ててきた寄付金を活用したという。 1階のカフェは18日にオープンする予定で、働く障害者に最
障がいを抱えた方が作った雑貨を集めたセレクトショップ[Sustainablebrands.comから転載] 東京・吉祥寺にある、福祉施設で作られた雑貨専門のセレクトショップ「マジェルカ」(東京・武蔵野)は、8月1日から店舗を障がい者の働く場とする取り組みを始めた。東京都から障がい者就労継続支援事業所として認可を取得し、障がいのある人を雇用する。障がい者が接客することで、彼らが持つ力や可能性、身近な存在であることを示していきたいという。(辻 陽一郎) マジェルカは障がい者の手仕事品を全国の福祉施設から厳選し販売する専門店だ。食器や文房具、バッグ、アクセサリーなど約300点が並ぶ。吉祥寺のおしゃれな雑貨屋の中でも、あまり売っていないものを売っている店として人気がある。8月以降、最低10人ほどの障害者を雇用する予定で、販売接客や商品管理、webショップ運営、商品企画など業務内容は多岐に渡る。 続
当社は、障がい者アーティストを支援する一般社団法人 障がい者自立推進機構と共同で、運営する複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間 BIGBOX高田馬場店」に障がい者アーティストの作品を活用したコンセプトルーム「パラリンアートルーム」を開設いたしました。 パラリンアートルームのお客様利用人数に合わせて自遊空間がパラリンアートにお一人様当たり50円寄付させていただきます。 株式会社ランシステム(東京都豊島区、代表取締役社長:日高大輔、以下ランシステム)は、障がい者アーティストを支援する一般社団法人 障がい者自立推進機構(東京都港区、代表理事:野田聖子、以下パラリンアート)と共同で、運営する複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間BIGBOX高田馬場店」に障がい者アーティストの作品を活用したコンセプトルーム「パラリンアートルーム」を2017年8月1日に開設いたしました。 パラリンアートルームは自遊
障害者「職場で虐待」972人=給料搾取や暴力-16年度厚労省調べ 2016年度に職場で給料の搾取や暴力、わいせつ行為などの虐待を受けた障害者が972人いたことが26日、厚生労働省のまとめで分かった。前年度より151人(13.4%)減った。 〔写真特集〕相模原・障害者施設殺傷事件~植松被告の手紙~ 全国の労働局が障害者虐待防止法に基づき、虐待が疑われるとの通報などを受けて1316事業所を調査した。うち581事業所で虐待の事実を確認し、是正指導などを行った。 虐待を受けた障害者は知的障害が53%と多く、精神障害が24%、身体障害が21%。被害の内容は最低賃金以下で働かせるなどの「経済的虐待」が82%を占め、暴言を浴びせる「心理的虐待」が11%、「身体的虐待」が6%あり、「性的虐待」も6人いた。 虐待したのは事業主や上司ら591人。聴覚障害のある60代男性は、ミスのたびに上司から手話で「下
一般社団法人が出した「整理解雇のお知らせ」と題する文書。事業所を閉鎖する理由を説明している=岡山市北区柳町1で、小林慎撮影 倉敷市内にある障害者の就労継続支援A型事業所5カ所が今月末で一斉に閉鎖され、事業所で働く約220人の障害者に解雇予告が出ていることが、市などへの取材で分かった。事業所は市内の一般社団法人と関係会社が運営しており、経営悪化を理由に閉鎖すると市に説明している。全国的にも異例な規模の障害者の一斉解雇とみられ、倉敷市やハローワークは対応に追われている。【小林一彦】 市などによると、閉鎖される事業所は2014~17年に開設。パンなどの食品製造や軽作業などをしており、雇用する障害者に最低賃金以上の賃金を支払っている。一般社団法人が4カ所、法人の代表理事が代表を務める株式会社が1カ所をそれぞれ運営している。この法人は他にも1カ所の就労継続支援A型事業所を開いていたが、今年5月末で閉
長崎県は18日、同県対馬市の社会福祉法人「梅仁会」が、運営する障害者支援施設の利用者に違法に関連施設の建設工事に従事させ、賃金を支払わなかったとして、障害者総合支援法(旧障害者自立支援法)に基づき、介護給付費減額の行政処分にしたと発表した。 県によると、梅仁会は対馬市で障害者支援施設「対馬恵風館」を運営。平成24年4月~26年3月、リハビリや作業療法と称し、利用者計17人に、関連施設の建設工事や、施設管理者の自宅の清掃を無報酬でさせた。工事は障害者総合支援法や県条例が禁じる「過重な負担」に、無報酬だった点は同法の「経済的虐待による人格尊重義務違反」に当たると判断した。 法人側は「入所者支援の一環で、賃金を払う必要はないと思った」との趣旨の説明をしているという。県民から不適切な運営に関する情報提供が県にあり、26年8月に利用者に聞き取り調査をして発覚した。
これまでは自治体や学校を通じた支援が中心だったが、JCのネットワークを生かして全国の企業からも協力を得る狙いがある。 JCは今年度、障害者参加型の全国会議やサッカー大会を開く。また、全国696の青年会議所に向け、支援課題を話し合う地域会議を開いたり、官民でつくる協議会を設立して支援状況を検証したりするよう要請する。
HOME最新記事日本初「住宅弱者」の一時住まいや雇用を民泊でサポート。百戦錬磨、サンセイランディック、あんどが共同事業開始へ 株式会社百戦錬磨(以下:百戦錬磨)は7月10日、株式会社サンセイランディック(以下:サンセイランディック)、株式会社あんど(以下:あんど)と共に日本初の取組みである「高齢者や障害を持っている方への住まいに関する生活支援のための共同事業」を千葉県船橋市より試験的に開始することを公表した。 同事業は、自治体の許認可を持つ施設のみを提供する民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営する百戦錬磨が、賃貸物件のオーナーや不動産・管理会社向けの賃貸保証会社であるあんどと、不動産の仕入及び企画販売を行うサンセイランディックと連携して開拓した民泊物件を、緊急時における一時的な住まいの場として活用するとともに、障害を持つ方などの雇用創出として、民泊物件の日常的な管理・清掃およびシー
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