都内の私立幼稚園に子どもを通わせているAさんは、動揺を隠さない。「私たちのように、(フリーランスなどで)週に何日かだけ働いている母親にとって、『認定こども園』なんて、何ひとつメリットがないんです」。 認定こども園とは2006年から設置が始まった施設で、保育所と幼稚園の機能を併せ持つ。今年4月に施行された「子ども・子育て支援新制度」では、増加の一途をたどる待機児童の受け皿となるべく、さまざまな制度改正が盛り込まれた。 「預かり保育」にシワ寄せ Aさんの子どもが通う幼稚園も、2016年4月から認定こども園に移行することが決まった。ところが今年10月に開かれた説明会で、在園児の保護者が「フルタイム共働きの家庭が毎日、長時間保育を利用することで、私たちが日頃利用している『預かり保育』の枠が激減するのではないか」などと、不安を訴えた。 認定こども園になれば、自治体がさまざまな条件に照らして「長時間保
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出産後、ホルモンバランスを崩し、うつ状態になることを「産後うつ」と言います。妊娠後期の女性は、お腹が膨らんでいる外見から妊婦であることがわかり配慮をすることも可能ですが、産後の女性も精神的・肉体的にしんどい状況にあることはなかなか知られていません。 11月に『みんなに必要な新しい仕事』(小学館)を出版されたNPO法人マドレボニータの吉岡マコさんは、出産後のツラさを経験されたことをきっかけに、産後ケアの重要性を訴える活動を1998年から始められました。本書は20年近くに渡る吉岡さんの活動をまとめたものとなっています。今年3月に「世界をよくするスピードをあげよう」というキャッチフレーズを掲げたグーグルの「グーグルインパクトチャレンジ・ジャパン」でグランプリを受賞されたことから、マドレボニータの活動を知った方もいるのではないでしょうか。 出産後の女性にかかる負担はどのようなものがあるのでしょうか
厚生労働省は4日、社会保障審議会児童部会保育専門委員会の初会合を開催した。委員長には汐見稔幸・白梅学園大学長が就任し、今後月1回のペースで保育所保育指針の改定について議論する。会合で厚労省は、3歳未満の子どもへの保育内容を手厚くしたい方針を明らかにした。 指針は、保育所が行う保育内容や方法論を体型的に示したもの。1965年に策定されて以降、これまで3回改定されている。直近の2008年改定では、保育所の役割や施設長の責務が明確化された。 開会あいさつで、香取照幸・雇用均等・児童家庭局長は、子ども・子育て支援新制度の施行に伴い、認可保育所以外の事業所も増えているとし、「地域型保育も基本的に指針に準じて保育を行うため、多様な保育を視野に入れた指針の在り方を考えないといけない」と話した。 会合で厚労省は、指針改定に向けた検討課題として、多様な保育機会を踏まえた見直しを挙げた。新制度で位置付けられた
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