ブックマーク / nix-in-desertis.blog.jp (12)

  • nix in desertis:ワクチン(モデルナ製)接種2回目の記録

    Twitterで3時間おきくらいに報告していたものを,補足してまとめておく。 準備:解熱剤(1回2錠でイブプロフェン150mgのもの)・ポカリスエット1.5L・うどん6玉・オールブラン+牛乳・冷えピタ1箱(6枚)。いずれも役に立ったので事前準備はほぼ完全に正解。しいて言えばポカリは早々に尽きたのでもう1あってもよかったかも。また後述する事情でオールブランはほぼべず。また,ワクチン摂取したのは木曜日の午後で,金曜日はあらかじめ有休にしておいた。3連休とあわせて4連休だが,むしろ体調回復に費やされる気はしていた。 接種後3時間経過:熱は平熱の36.3度。まだちょっと腕が痛いだけ。今のところは1回目より症状が軽いくらい。腕の痛みに関しては最後まで1回目よりもかなりマシだった。1回目は接種後の丸2日間ほとんど腕が上がらない状態だったので。それはそれとして,左利きの人には同意してもらえると思うの

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    sdtrd 2021/08/07
  • nix in desertis:2020受験世界史悪問・難問・奇問集 その3(国立大)

    日はセンター試験と国立大(全部名古屋大)。おまけは間に合わなかったので、別日に更新します。みどころはやはりセンター試験で,かなり真面目に論じているので是非とも読んで意見が欲しい。 1.センター試験・試験 世界史B <種別>出題ミスということになってしまった <問題>1 問5 下線部⑤に関連して(編註:支配体制),制度や政策について述べた文として正しいものを,次の①〜④のうちから一つ選べ。〔 5 〕 ① 魏で,屯田制が実施された。 ② ムガル帝国が,貴族に軍役と引き替えに土地を与えるプロノイア制が導入された。 ③ ベルンシュタインが,プロイセンで農奴解放を行った。 ④ ポルトガルで,アトリー政権が社会福祉制度を充実させた。 <解答解説> ②〜④はわかりやすく誤文。なお③はベルンシュタインがシュタインの誤りなのでダジャレである。①が正文=正解という普通の問題であったのだが,魏が三国時代の魏

  • nix in desertis:2019受験世界史悪問・難問・奇問集 その1(上智大・慶應大の途中まで)

    今年も無事に公開に至ることができた。協力してくれる方々に感謝を申し上げたい。まあ,事情が複雑すぎて解説を書くのが追いつかなかったものが今回は2問ほどあるのだが…… ・収録の基準と分類 基準は例年とほぼ同じである。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せず,作題者の心情を読み取らせるものは,世界史の問題ではない上に現代文の試験としても悪問である。 奇問:出題の意図が見えない,ないし意図は見えるが空回りしている問題。主に,歴史的知識及び一般常識から解答が導き出せないもの。 難問:一応歴史の問題ではあるが,受験世界史の範囲を大きく逸脱し,一般の受験生には根拠ある解答がまったく不可能な問題。記事で言及する「受験世界史

  • nix in desertis:2019受験世界史悪問・難問・奇問集 その2(慶應大の残り・早稲田大)

    5.慶應大 法学部 <種別>出題ミス <問題>1 [設問4] Cの言葉は(編註:「王は君臨すれども統治せず」),ある国における王のあり方を示すものである。このような体制が確立していく過程において,その国に起こった出来事に関する記述として誤っているものを以下から選び,その番号を (07)(08) にマークしなさい。 [01] 内戦で勝利を収めた議会派は王を処刑し共和政を樹立したが,その後オランダとの間で戦争を始めた。 [02] 樹立した共和政で権力を掌握した人物が軍事的独裁体制をしいたため,国民の不滴が高まった。その人物の死後,[01]にある王の長男が亡命先のオランダから帰国し,王政復古を果たした。 [03] [02]で帰国したのちに王となった人物と議会は対立したが,この時期に王権に寛容なトーリ党と議会の権利を主張するホイッグ党の二つの党派が成立した。 [04] [02]で王となった人物の弟

  • nix in desertis:高校地理・世界史教科書における語族(アルタイ諸語)について

    ・高校地理における「(ウラル・)アルタイ語族」の取り扱いについてのメモ(思索の海) >どなたか教科書も調べてくれると嬉しいです。 ということなので,便乗して。まず,高校の地歴公民というと山川出版社のイメージが強いが,実は山川は地理の教科書を発行していない。現在地理Bの教科書を作っているのは二宮書店・帝国書院・東京書籍の3つだけである。以前はもう少し多かったのだが,2014年の課程改定の際に撤退してしまった。シェアから言えば圧倒的に帝国書院で70%程度(参考データ)。 なお,教科書を作っていない科目があるのに山川が地歴公民の総合商社のようなイメージが強いのは,用語集を全科目作っている唯一の会社だからである。しかし,教科書を作っていないこともあって,地理の用語集は世界史・日史に比べると信頼性が低い。また,そういう事情もあって世界史・日史の学習が教科書・用語集中心でサブに資料集が来る三点セッ

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    sdtrd 2018/01/22
  • nix in desertis:中国麻雀を打ってみた感想

    友達中国麻雀(麻将,国際麻将)を打ってみたので,その感想。 中国麻雀のルールはWikipediaなりニコニコ大百科なりを参照にしてほしいが,日麻雀との違いを端的に言えば ・リーチがない。 ・ドラがない,というか王牌がない。(ただしドラに相当する物はある。日麻雀に比べて効力は弱いけど) ・フリテンがない。 ・い下がりという概念がなく,門前役も少ない(平和でさえ門前役ではない)。当然喰い替えも禁止にならないし,むしろ非常に重要な戦術になる。 ・ツモ上がりが非常に強い。簡単に言えばロン上がりの3倍近い点数がもらえる。 ・符がない代わりに,符も役扱いになる。カンチャンやペンチャンも役(一番安い1点役だけど)。なんと絶一門も1点役である。 ・符が役扱いになるように役の数が多い(日が約30種に対して約80種)。逆に言って,役が80種もあるからいって怯むことはない。 ・1翻縛りに代わって,

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    sdtrd 2016/06/04
  • nix in desertis:『ガールズ&パンツァー劇場版』感想

    円盤見直して細かいところを確認したい部分が多すぎるので,簡潔に箇条書きで。 ・予告編を見てから行ったのだが,嘘予告すぎるでしょこれw。すでに劇場版を見てしまった人も,見てみると笑えると思う。編の隠蔽っぷりに。 ・120分もあったのはちょっと驚いたところで,パンフレットで水島監督が「1カットも無駄なシーンはないというところまで削った」と言っていたが,納得である。確かにギリギリまで削ぎ落とした感があって,むしろ引き伸ばせば余裕で前後編が作れたような。 ・たとえばダージリンとオレンジペコが格言マニアなのに対して,アッサムはブリティッシュジョークマニアという設定があるのだけれど,劇場版ではアッサムのジョークが披露されなかった。これとかが削られたんだろう。 ・話も映像もすごい映画で,長いこと待ったかいがあった。これでもかってくらい戦車が動くし,話も熱いし。あんなに大量のキャラが出てくるのに,どのキ

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    sdtrd 2015/11/29
    途中から怒涛の迫力に浮かされて個々の戦車の動きが把握できてないのでもう一度見たい。/誰か7億円当ててアンツィオ戦をもう一度上映してくれないものか。映画館で見るべきだったと後悔が新たに。
  • nix in desertis:咲関連の気になったもの(15年6月上旬〜15年7月中旬頃)

    ・『咲―Saki―』第144局[烈火]関係の元ネタメモ(さくやこのはな) → 爽の能力源はアイヌの神話・物語系で確定で,早速有識者の皆さんによる解読が進んでいる模様。多分そうだとは予想されていたが,私はアイヌは専門外なので,今回は楽しくROM専している。爽が暴れだしてから,何か久々に麻雀考察勢と神話考察勢が生き生きとしていてよい。 ・準決勝大将戦東二局のカン合戦、宮永咲の有効牌はどこへ行ったのか?(麻雀アニメ&麻雀ゲームあれこれ) → パコロカムイVS宮永咲はまじめに考えだすと,またしても松実玄裏ドラ・槓ドラ論争になりそうなw。まあカムイとの力の衝突に競り負けたって考えるのが一番素直だろうとは思う。 → ネリーの嶺上開花はおもしろい。なぜリーチをかけなかったのかに加えて実はフリテンという。 ・【考察】獅子原爽の「赤い雲」に関する諸考察(麻雀雑記あれこれ) → これは初見でめっちゃ強いと思っ

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    sdtrd 2015/09/25
    運命奏者っぽいネリーがいるとこで予定説運命論が再燃したのは偶然じゃないのだろうなと。あと、ネリーの嶺上はそのポーズと構図と二索ツモで咲の最初の嶺上開花を思い出したなあと。
  • nix in desertis:【咲-Saki-】「末原さんは全ての点数移動にかかわる性質を持っている」説

    アニメの感想でちらっと書いたが,私は末原さんは全くの凡人ではないと思っている。いや,「姫松の大将を務めているくらいなんだから,一般人よりも雀力強いに決まってるじゃん」という意味での凡人ではない。平たく言えば,何かしらの能力・性質を持っているのではないか,と疑っているからだ。理由はいくつかある。 まず,前出のアニメの感想で書いた通り。実は末原さんも凡人ではなくて“自覚のない妖怪”なのだとしたら,見事に話がひっくり返っておもしろいし,咲さんの怯えも納得がいく。『咲』の一つのテーマとして,積極的に楽しむことが挙げられる。で,能力に振り回され,機械的に打ってきた人たちが打ち破られてきた光景は,これまで作ですでに繰り返されてきた。そろそろそのアンチテーゼ――無自覚な能力者,それも能力とは言いがたい,自分が必ずしも有利になるとは限らない類の性質の持ち主が登場してもいい頃だろう。これは自らが「奇幻な打

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    sdtrd 2014/04/18
    揺杏は惜しかった。後半東1までは全部関わってたというか全局マイナスというある意味すごい絡み方だったのに。
  • nix in desertis:第二次大洗巡礼記 ―進化する聖地―

    大洗に再び行ってきたので,報告しておく。今回の目的は 1.前回撮り逃したノンナさんのPOPを撮りに行く 2.新たに増えた戦車POP45体のコンプリート 3.前回行きそびれた大洗まいわい市場&リゾートアウトレット&マリンタワーに行く 4.磯前神社の,絵馬の増え具合確認&巡洋艦那珂忠魂碑参拝 5.あんこう鍋をす の5つである。時間不足と気力不足でマリンタワーだけ登ってないが,それ以外は全てコンプリートできた。なお,5番のために泊まりがけである。泊まりの際に,メンバーで行ったインディアン麻雀がとてつもないポテンシャルを秘めたおもしろさだったのだが,これは別記事に回す。今回の旅行にあたっては,大洗ガルパントラベルガイドが大変役に立った。笑ったのは,各POP展示店舗にも一冊ずつ置いてあったことで,主要店舗に至っては非公式同人版まで置いてあった。巡礼者の皆さんも持って行くと効率よく回れると思う。ただ

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    sdtrd 2014/01/29
    相変わらず、いちばん楽しく遊んでるのは地元民というね。/ガルパンからの大洗好きが嵩じて移り住んだ人、もう既にいたはず。
  • nix in desertis:阿知賀編の説得力

    連載終了時に書こうとしてタイミングを逃したので,単行最終巻が出たこのタイミングで書いておく。 阿知賀編が完結したが,世評は賛否両論であったと言ってよいと思う。私自身も賛の側であるが,不満点がないわけではなく,他の褒めている人に聞いても何かしらの不満点が聞かれる。さてその中で私が気になったのは,阿知賀チームの強さに対する批判である。この点確かに,さらっと読んでいくと阿知賀の成長があまりにも早すぎて不自然であり,準決勝ではとうとう白糸台や千里山に勝ってしまった。これにより白糸台の格が落ちたという批判も根強く,批判側の意見としては最有力のものとなっている。不思議なことに千里山の格が落ちたという批判は聞かないのだが,白糸台の格が落ちたなら千里山も落ちているだろう。要するに,泉の失点は許されても亦野の失点は許せないというのが世評のようだ。 この点,しっかり読めば阿知賀は急成長したわけではなくて最初

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    sdtrd 2013/09/05
    県大会と全国1・2回戦を端折ったのは1つの物語として瑕疵と言うべきだとは思う。ただ2回戦突破までは本編中で既に匂わされていたというのもあり中々難しい。ひと言で言うなら「もっとじっくりたっぷり読みたかった」
  • nix in desertis:松実玄は裏ドラにまで能力を及ぼしているのか議論について

    最近,玄の裏ドラ支配能力に関する議論が盛り上がっている。中途半端に口を挟んでしまったので,私の見解を述べておく。先行記事は以下。 ・松実玄の支配は裏ドラまで届くのか(Cat in the box,ミスタさん) ・松実玄がリーチをかけられない,もう1つの理由(Danas je lep dan.,Mukkeさん) ・【考察】松実玄は裏ドラを支配しているのか?について考えてみる(麻雀雑記あれこれ,しののぬさん) 今のところしののぬさんの説が一番説得的であるので,その成果を見つつ。ここまでの議論が大体作中の描写をもとにした帰納法的なアプローチなので,なるべく演繹法的にやってみようと思う。まず,基原理から言えば,玄は裏ドラを支配できない。その理由を箇条書き的に書くと, ・裏ドラはめくるまで誰にも認知されない,もしくは確定しない。 ・したがって,「ドラを捨てない限り,ドラが集まる」という玄の能力の性

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    sdtrd 2013/06/24
    玄に限らず咲の異能の多くは予定説で読み解くのが妥当だと考える。それを最も端的に表したのは一ちゃんの衣評「あの時ボクが戦った相手は同い年の女の子じゃなくて 逃れられない運命だった」
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