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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (12)

  • 青春の怒りとカネ:日経ビジネスオンライン

    30年以上もマンガ家をやってると(驚かないでください。やっているのです)積極的に思い出したくない、思い出して書いたところで、評判は落としても、業の営業的にはあまり得にならない過去もある。 マンガ家は、才野茂と満賀道雄がたくさん仕事を受けてしまったはいいが帰郷後に完成することが出来ず干されてしまったあのエピソードのようなトラウマを、誰しも心のまんが道袋に抱えているものなのだ。 これは私の場合に限った話だが、思い出したくないのは、それが単に腹立たしい話だからではない。思い出した瞬間に「あああああ」と声に出して頭を掻きむしりたくなるような、自分の若気の至りや無知や思い上がりや愚行もまた、高田社長の筑肥訛りの甲高い声とともに漏れなくワンセットでついてくるからだ。 あらゆることを笑いで相対化するのが信条のギャグマンガ家ではあるが、それでもなかなか重すぎて、うまくギャグに落とし込めない種類の若いころ

    青春の怒りとカネ:日経ビジネスオンライン
  • いつかゴミになる日まで:日経ビジネスオンライン

    アグネス・ラムの写真集が売り出されるのだそうだ。 値段は3990円。 ん? アグネス・ラムを知らない? たしかに、40歳より年少の皆さんは、名前を聞いたことがないかもしれない。 簡単に説明しておく。アグネス・ラムは、1970年代に一世を風靡したグラビアアイドルの元祖みたいな人だ。CMや雑誌の表紙や電車の中吊りに、一時期は、顔を見ない日がないほどメディアに大量露出していたものだ。 もっとも高校生だった私たちが見ていたのは必ずしも顔だけではなかった。というのも、彼女は、多くの場合、水着姿で登場していたからで……と、これ以上の解説は野暮だ。やめておく。どうせ言葉では説明できない。 詳しくはウィキペディアを読んだうえで、Googleの画像検索でもひとあたり眺めてみてください。会社にいるなら後ろに気をつけて。 ……と、精一杯親切に紹介してみたところで、おそらく、アグネスをはじめて見る人たちは誤解をし

    いつかゴミになる日まで:日経ビジネスオンライン
  • 彼らがあのツイートに怒った本当の理由:日経ビジネスオンライン

    冒頭のイラストは、年賀の挨拶を兼ねている。さよう、賀詞兼任コラム。二兎を追う形だ。 ご存知の方もあるだろうが、私は虚礼廃止の建前を貫徹すべく、この十年来、郵便局経由のリアルな年賀状を廃絶している。 そのくせ、生来の小心ゆえ、返事を書かずにいることに毎年心を痛めている。今年は「年賀状の返事を書かない件についてのお詫びのハガキ」を投函しようとさえ考えたほどだ。最後まで迷った。うむ、末転倒。 ん? 不義理を気に病むぐらいなら、変な意地を張るのはやめたらどうだ、と? お言葉痛み入る。私は素直に年賀状を書くべきなのかもしれない。 でも、それができないのが偏屈者の宿命で、素直になったら今度はコラムが書けなくなる。ダブルバインド。因果な稼業だ。 イラストのもうひとつの意味は、お察しの通り、麻木スキャンダルだ。いさぎよくなき二兎なるウサギ。具体的に申せば、麻木久仁子さんと大桃美代子さんおよび山路徹氏(以

    彼らがあのツイートに怒った本当の理由:日経ビジネスオンライン
    seabose
    seabose 2011/01/07
    年末のあの一連の報道、朝から晩まで本当うっとおしかったんだけど、こういう見方があるとわかると違った興味が出てくる。
  • 米国諜報史上に残るCIAの大失態 あまりにも痛い「ダブルスパイによる自爆テロ」:日経ビジネスオンライン

    2009年12月30日、米国諜報史上に残る大惨事が発生した。 アフガニスタン東部のホースト州にある米中央情報局(CIA)の基地で自爆テロが発生。7名のCIA要員と1名のヨルダン政府関係者等が死亡した。「一度にこれだけ多数のCIA要員が殺害されたのは、過去30年間を振り返っても例がない」と言われており、米国の諜報史上に残るCIAの大失態として記録された。 しかも自爆テロ犯は、CIAが911テロ事件以来、緊密に協力してきた親米アラブ国家ヨルダンの情報機関がアルカイダに潜入させていたスパイだったことが明らかになっている。つまりCIAは、「ヨルダン情報機関とアルカイダの二重(ダブル)スパイによる自爆テロ」という前代未聞の手法で、奈落の底に突き落とされたのである。 このテロ事件は、これまで秘密のベールに包まれてきたCIAのアフガニスタンでの対テロ戦争の一端に光を当てると共に、米国情報機関の脆弱さや対

    米国諜報史上に残るCIAの大失態 あまりにも痛い「ダブルスパイによる自爆テロ」:日経ビジネスオンライン
  • この国で働くのがバカらしい~『日本を降りる若者たち』 下川裕治著(評:清田隆之):日経ビジネスオンライン

    大学生の頃、リュックひとつで海外を放浪してくる友人がたくさんいた。いわゆる「バックパッカー」というやつだ。 授業もろくに出ず、短期バイトで集中的にお金を稼ぎ、それを軍資金に物価の安いアジア諸国をまわる。とりわけ人気があったのはタイとインドで、帰国後、彼らの多くは「向こうで価値観が変わった」と口を揃えて語っていたものだった。 僕はそんな彼らの言葉にコンプレックスのようなものを抱いていた。というのも、自分は一度も海外に出たことがなかったからだ。言葉もわからず、空気もべ物も違う国になぜ進んで行きたがるのか? そんな理論武装をして、海外旅行のチャンスを避け続けてきた。 「ガンジス川には死体がフツーに流れていた」「バンコクで盲目の路上ミュージシャンに出会った」なんて自慢話に「へぇ」とうなずきつつ、「そんなのを見ただけで変わる価値観なんて、もともと脆弱だったんだよ」と心のなかで悪態をついた。 何がそ

    この国で働くのがバカらしい~『日本を降りる若者たち』 下川裕治著(評:清田隆之):日経ビジネスオンライン
    seabose
    seabose 2007/12/11
    2010/5追記・今タイは政情不安で大変なことになってる。やはり桃源郷なんて世界のどこにもないんだろうな。
  • 「命の工場」へ、ようこそ:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    鈴木孝則(すずき・たかのり)は、そこでシャワーを浴びてくれという。 事前に聞いたときは、たとえば研究所や工場の無菌室に入る際に浴びるエアシャワーの類を想像していたが、そこでは言葉どおりシャワーを浴びなければならなかった。できれば洗髪もしてほしいという。言われたとおり、私は頭から全身を洗った。 シャワーを浴び終えると、脱衣室とは反対側の更衣室に進むよう促される。そこにはバスタオルと一緒に、おろしたての下着から下、Tシャツ、それに作業用のツナギが一揃え用意されていた。これを着ろという意味らしい。 オフィスに入るには、それだけの“儀式”が必要だった。 何故なら、そこは養豚場で、外部からの雑菌を持ち込むわけにはいかないからである。私ばかりでなく、鈴木ら農場で働くスタッフもみな、出勤するとオフィスに入る前にまずシャワーを浴びる。早い話が、洗髪洗体は彼らにとってタイムカードを押すような感覚なのだろう

    seabose
    seabose 2007/12/10
  • 第3回:「時間消費者」の出現:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    以前から、消費者という呼び名は変だなあ、と思っていました。英語の「Consumer」を翻訳したのでしょうが、お金という対価を払って、商品やサービスを消費する人。なんだか、むやみにお金を浪費しているというイメージが付きまといます。 確かにマーケティングの世界では、いまや消費者は王様。消費者が何を望んでいるか、どんな不満があるかを徹底的に洗い出し、彼らの欲求に応えることがマーケティングの役目と言われています。間違ってはいないでしょう。 でも待てよ、と頭のどこかが鳴り響いていました。消費を促すだけのマーケティングの時代は終わったのではないか?買ってもらおうとする魂胆がみえみえのマーケティングからは、人の気持ちは去っていくはず。いま消費者はそうそう財布のひもを緩めはしません。だから私には、お金を使っていただく消費者というとらえ方は、傲慢(ごうまん)にしか思えないのです。 もちろん、お金のあるところ

    seabose
    seabose 2007/11/08
    提示されている事例についてはイマイチ理解しにくいところもあるのですが、「可処分時間」を重視する事が重要と言うのは大いに頷けることと思います。
  • 深夜の“侵略者”に気をつけろ!~『スポーツニュースは恐い』 森田浩之著(評:朝山実):日経ビジネスオンライン

    むかし「インベーダー」というテレビドラマがあった。建築家のデビッド・ビンセントが空飛ぶ円盤を目撃。宇宙からの地球侵略計画を察知するものの、誰にも信じてもらえない。露口茂のナレーションがゾクッと恐怖を煽った。書を手にちらっと、そんなことを思い出してしまった。 書は、巧みな変化球で、ストライクを決めてくる。スポーツニュースってさァ、国に関わる隠密な重職を担っているんだけど、気付いていたかい? と著者は耳打ちするのだ。 松坂やイチローや松井、あるいは中村俊輔、まあ誰だっていい、海外で日人が活躍していると聞くと、なぜかうれしく思ってしまう。ルールなんて満足に知らないくせに、気にしてしまう。それはなぜなのかと、著者は問いかける。 <私たちが日人だから? それは答えのようで答えになっていない> 日人選手の海外での活躍を「うれしく思う」背景にナショナリズムが影響しているのは、あらためて言われる

    深夜の“侵略者”に気をつけろ!~『スポーツニュースは恐い』 森田浩之著(評:朝山実):日経ビジネスオンライン
    seabose
    seabose 2007/10/02
    なんか王立宇宙軍というアニメ映画思い出した。国家が作る英雄という描写があった気がする。本買ってみるか。
  • 「テレビでネット」が本格化 家電連合、高画質の映画に加え“ラジオ”も (ネットのあした):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    家電各社がインターネットを利用したテレビ向けコンテンツ配信サービスを急速に進めている。松下電器産業やソニー、シャープなど家電5社が出資するアクトビラ(東京都港区)は9月1日、ハイビジョン画質の映像作品をネットで購入できる「VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス」を始めた。 さらに松下は、ネット配信型のラジオ番組「ポッドキャスト」を自社のアクトビラ対応テレビで聞けるようにする新サービスを計画しており、9月末にも開始することが分かった。 目標は2011年に7000万台 高速通信回線の普及で、百花繚乱のパソコン向け動画配信サービス。テレビを視聴する時間がパソコンに奪われる強い危機感を抱えた家電各社が大同団結してできたのが、アクトビラだ。 今では9つのメーカーが120のアクトビラ対応機種を発売している。ニュースや天気予報、ゲームといったコンテンツについて、「約20万台で実際に利用されていると想定

    「テレビでネット」が本格化 家電連合、高画質の映画に加え“ラジオ”も (ネットのあした):NBonline(日経ビジネス オンライン)
    seabose
    seabose 2007/09/21
    ネットできるし家電としてなじみがあるTV、ネットできるし子供たちに支持されているゲーム機、TVもゲームも何でもできるが使いこなすのに相応のスキルが必要なPC。茶の間の主導権を握るのはどの勢力?マジ関が原の予感
  • 農家切り捨て論のウソ 小手先の保護政策が日本の農業を“自壊”に導く (ニュースを斬る):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    農業政策は次期政権の重要課題の1つだ。格差論議が高まる中、農家戸別所得補償を打ち出して参議院選挙で大勝した民主党に対抗して、このところ自民党内でも公共事業拡大を求める声が強まっている。しかし、農業問題に詳しい神門善久・明治学院大学教授は「農家保護策では根的な問題は解決しない」と指摘する。(聞き手は、日経ビジネス オンライン記者=谷川 博) NBO 農業政策は次期政権の重要課題です。参院選ではマスコミや野党が格差問題に絡めて「零細農家、切り捨て」と政府を批判し、民主党は農家戸別所得補償を打ち出しました。選挙で民主党が大勝したことで、自民党内でも同様の農家保護策を求める機運が高まっています。一連の動きをどう見ますか。 神門 まず、「零細農家、切り捨て」などという論議は、農業問題に長年取り組んできた私のような立場からすれば、ちゃんちゃらおかしい話です。第一、あれは大衆迎合的なマスコミが作り上げ

    農家切り捨て論のウソ 小手先の保護政策が日本の農業を“自壊”に導く (ニュースを斬る):NBonline(日経ビジネス オンライン)
    seabose
    seabose 2007/09/21
    これは知らなかったし、考えさせられる。あとで。09/11/18/07年選挙でも民主党って勝ってたのか、忘れちゃうもんだな。田んぼの真ん中に住宅地は以前から不思議に思ってたけどこう言うわけか。
  • “アンチ天才”のボトムズ流仕事術:日経ビジネスオンライン

    記事一覧 2007年10月10日 「7割で腹をくくって、生き残れ!」 …人使いがうまいと言われる、そのコツは?「僕が他の監督と違うとしたら、担当を分けて、人にどんどんお願いしてしまうことかな。そして100点は望まない。自分にも、他人にも」 2007年10月3日 「いっぱぐれない方法は、ひとつだけ」 …「人間をまるっきりのタダで使おうなんてふてえ奴はいないんですよ、世の中に(笑)。そんなことを考えていたら、すぐに自分がえなくなります。だれも言うことを聞いてくれなくなるから」 2007年9月26日 「ワガママで、組織の論理をねじ伏せる」 …「最初は、できる状態じゃなかったですよ。『ボトムズ』はサンライズの社で作っていて、サンライズの財産と言われているのに、何でそっちの会社に、と。(インタラクティブにはアニメの)映像の制作体制も何もな... 2007年9月20日 「考えるヤツは、ムダにキレ

    “アンチ天才”のボトムズ流仕事術:日経ビジネスオンライン
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    seabose 2007/09/12
    ダグラム、ボトムズ、ガリアン、レイズナー、ガサラキ。私の心を鷲掴みにしたロボットアニメには必ずこの人の名前があった。そんな「リアルロボ職人」の貴重なインタビュー。「アンチ」なんて謙遜を、充分天才ですよ
  • ネット狂騒時代、テレビ局の憂鬱 (ネット狂騒時代、テレビ局の憂鬱):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    このコラムについて 「ネット」と「テレビ」。通信と放送の融合が進み、新しいメディアの秩序が生まれようとしている。強烈な熱意を持つIT・ネット業界に対して、テレビ業界側の反応は煮え切らない。行くも地獄、残るも地獄--。ネットとテレビという新旧メディアの間で、テレビ関係者はジレンマに陥っている。この特集ではネットへの対応に頭を抱えるテレビ業界の実像に迫っていく。 記事一覧

    ネット狂騒時代、テレビ局の憂鬱 (ネット狂騒時代、テレビ局の憂鬱):NBonline(日経ビジネス オンライン)
    seabose
    seabose 2006/05/16
    なんだかんだいって、即滅亡とか、そういうことにはならないと思う。力関係の変化は各所であるかも知れないけれど。
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