印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 韓国の原子力安全委員会は2日、日本海に面する慶尚北道・蔚珍(ウルチン)での2基の原子力発電所の新設を許可した。東京電力福島第一原発の事故後、新規の建設を認めたのは初めて。韓国政府は原発輸出の「世界3大強国」を目指すことも打ち出しており、原発推進の動きを加速させている。 安全委によると、2基はいずれも加圧水型軽水炉(出力1400メガワット)で、総工費は約6兆3千億ウォン(約4300億円)。2017〜18年の完成を目指す。安全委は同時に、日本海沿いの古里(コリ)(釜山、蔚山市)と、月城(ウォルソン)(慶州市)で建設が進んでいた2基の試運転の開始も認めた。 現在、韓国の原発は21基で、総発電量の3割超を占める。福島での事故後、韓国でも原発への不安が高まり、有名作家や詩人らが参加する「脱原発」を目指す市民団体も発足した。 続きは朝日新聞デジタルでご覧
地震後、福島第一原子力発電所の状況は時々刻々変わっており、情報についていくのがやっとですよね。幸い事態の進展を追っている専門家や団体は無数にありますので、今回は現況を正確に把握する上で役立つ情報を集めてみました。 まず福島原発の構造・仕組みですけど、それはBBCの映像がわかりやすいです。 炉心の基礎部材の解説は、ブロガーのJason Morganさんがマサチューセッツ工科大学(MIT)のリサーチ科学者Dr. Josef Oehmenに解説してもらいましたよ。全訳(pdf)。 福島原子力発電所はいわゆる「沸騰水型軽水炉(Boiling Water Reactors)」、略して「BWR」です。 沸騰水型軽水炉は圧力釜のようなもの(URLがMITに移転後この文章は削除されてます)。核燃料で水を熱し、沸騰して蒸気が上がると、その蒸気がタービンを回し、タービンから電気が生まれ、発電後は蒸気を冷やして
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