5月から新しいプロジェクトに参画しており、そこでの自分のロールは基本設計からテストまでということになった。さて、設計をきっちりやったことがない、どうしようと思って本書を本屋で探し当てた。探し当てたというか、数年前からタイトルからいつか読もうと思っていたので、このタイミングで買って読んだ。 対象読者は、SI企業に所属しながらシステム開発業に関わる人で、プログラミングはやってきたけど、設計は未経験だったり、見よう見まねでやってきたけど基礎からもう1回勉強し直したい人に向けで、設計の基本的な手法を知りたい人のための本と書かれている。まさに今の自分にぴったり。 本書によれば、設計をやり抜くために最低限必要なことは以下の3つらしい。設計の目的を正確に把握すること 設計を行うために最低限必要なテクニックを知ること 周りにいる人と正常なコミュニケーションをとること設計スキルを上達させるには、誰かのために