2004年に発売された小型Wi-Fiベースステーション「AirMac Express」以来、Appleは可逆圧縮(ロスレス)のオーディオコーデックとして「Apple Lossless(ALAC)」をサポートしてきた。当初は仕様が明かされないプロプライエタリな技術だったが、2011年にはオープンソース化に踏み切り、現在では多くのオーディオ機器やOS/アプリでサポートされている。 そのためか、もうひとつのロスレス・オーディオコーデック「FLAC」は、Apple製品では積極的にサポートされてこなかった。ソフトウェア(デコーダ)を追加すればiPhone/iPadやMacでも再生できるが、OSレベルでサポートされているほうがアプリ開発者にとって好都合。FLAC再生に対応するアプリの増加にもつながるため、エンドユーザにとっても歓迎されるべき話だ。 iOS 11では、FLACがついにOSレベルでサポート
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