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アイヌ民族文化財団の検索結果1 - 12 件 / 12件

  • アイヌ語研究の第一人者も驚いた、漫画『ゴールデンカムイ』の完成度「アイヌ文化の描写が完璧です」 - ライフ・文化 - ニュース

    『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』(集英社新書)著者の中川裕氏 昨今、アイヌ文化に対する関心が急速に高まっている。7月12日にはアイヌ文化復興の中核施設である「民族共生象徴空間」が北海道に誕生した。その愛称である「ウポポイ」は、変わった名前の響きからインターネット上を中心に話題を集めたことも記憶に新しい。 こうしたアイヌ文化ブームの背景にあるものとは何なのか。また、アイヌについて知りたいと思ったら、どこから何を学べばよいのだろうか。アイヌ語研究の第一人者である千葉大学文学部教授・中川裕(なかがわ・ひろし)氏にお話を伺った。 *** ――ここ最近、アイヌ文化に対して急速に注目が集まっているように感じます。理由をどのように分析されていますか。 中川 アイヌ民族博物館の設立にともない、国や北海道がキャンペーンに力を入れていることもあります。現代社会の中でアイヌ文化を音楽や工芸、芸能など

      アイヌ語研究の第一人者も驚いた、漫画『ゴールデンカムイ』の完成度「アイヌ文化の描写が完璧です」 - ライフ・文化 - ニュース
    • 「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」

      「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」今年7月に開業した北海道白老郡白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」「慰霊施設」によって構成されるこの国立施設が誕生した背景を踏まえ、「語られていないこと」について小田原のどかが論じる。 文=小田原のどか ポロト湖と伝統的コタン 撮影=筆者(以下すべて) 民族共生象徴空間とは何か 2020年7月12日、北海道白老郡白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が開業した。本来は4月24日に開業が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2回の延期を経てのオープンとなった。同施設の「愛称」であるウポポイとはアイヌの言葉で「(おおぜいで)歌うこと」を意味するといい、2018年に一般公募によって決定した。民族共生象徴空間という名称は、閣議決定された内容

        「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」
      • 43 ウポポイ | 工芸入門 高木崇雄 | ブログ | 工芸青花 kogei-seika

        この7月12日、北海道白老町・ポロト湖畔にウポポイ(おおぜいで歌うこと、を意味するアイヌ語を冠した、国立アイヌ民族博物館・国立民族共生公園・慰霊施設からなる、アイヌ文化の復興・発展のための「民族共生象徴空間」)が開園しました。また、この動きにあわせるように、昨年から今年にかけては「アイヌの美しき手仕事」展が北海道・宮城・東京を巡回しています。 このところ、東京での本展開催のために発行する冊子の編集作業に携わっていたのですが、校正作業のさなかに、原稿を頼んでいたアイヌ民族文化財団の方から要望を受けました。「アイヌ」という言葉を文章に用いる際、行をまたいで「アイヌ」の言葉があるならば、「アイ/ヌ」であれば問題はないが、「ア/イヌ」との表記にならないようにしてもらえないだろうか、と。曰く、アイヌの人々がこれまで受けてきた差別の歴史において、「アイヌ」を「あ、犬」と侮蔑的に用いた事例があり、今なお

        • 押井守監督が語る、アニメ制作におけるテクノロジーの限界

          YouTubeの隆盛やTikTokの人気沸騰を持ち出すまでもなく、短編動画を視聴する場やそれに対する視聴者の興味は急速に拡大してきている。札幌国際短編映画祭は、そのような短編映画にスポットライトを当て、新たな人材の育成や、権利売買を含む利活用の促進を目指す場として、2006年以降毎年開催されている。今年はそのノミネート作品上映がNoMaps 2019と並行して10月17日から20日にわたって開催された。 NoMaps 2019内でも「第14回 札幌国際短編映画祭 札幌アニメ革命!!」と題したセッションが用意された。このセッションでは、『機動警察パトレイバー』シリーズ、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』などのアニメ映画で著名な押井守監督(映画祭国際審査員として参加)をゲストに、札幌で設立されたアニメーション制作会社から3人のクリエイターを集めて、札幌でのアニメ制作の現状とこ

            押井守監督が語る、アニメ制作におけるテクノロジーの限界
          • 「膠を旅する——表現をつなぐ文化の源流」展示レポート

            膠とは獣や魚類の皮、骨などを煮詰めた液を冷まし、ゼリー状になったものを乾燥させた糊材です。膠を使用する際は、水に漬けて温めることで適度な粘度と接着性を有する液体になります。日本絵画では顔料を画面に定着させるためのメディウムとして、また油絵・テンペラ画などでは下地の白を練り合わせるためのバインダーとして今日も用いられています。 離れがたい親密な交情を意味する慣用句として「膠漆(こうしつ)の交わり」という言葉があるように、膠という素材は美術史と切っても切り離せない親密な関係があります。 その歴史は非常に古く、20000年前のフランス・ドルドーニュに遡ります。我々の祖先であるクロマニヨン人は、動物の血液や油分、植物性の樹脂を用いて、洞窟に壁画を残しました。 これが現代における膠に相当すると言い切るのは逸言ですが、少なくとも世界最古の絵画が動物性のタンパク質を糊材として用いられたことは確かです。

              「膠を旅する——表現をつなぐ文化の源流」展示レポート
            • 白老駅の副駅名に「ウポポイ 民族共生象徴空間前」 JR北 | 毎日新聞

              JR北海道の島田修社長は13日の記者会見で、アイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の最寄り駅である白老駅の副駅名を「ウポポイ 民族共生象徴空間前」とすることを発表した。 JR北は2019年8月、企業などスポンサーと広告契約を結び、付近の施設を表示する副駅名制度を導入。アイヌ民族文化財団がスポンサーで、3月14日のダイヤ改正に合わせ、駅に表示板を設置する。一方、新千歳空港駅と札幌圏を結ぶ「快速エアポート」の外装にも同1日からウポポイPRのシールを掲出。島田社長…

                白老駅の副駅名に「ウポポイ 民族共生象徴空間前」 JR北 | 毎日新聞
              • 北海道の先住民族アイヌ民族について学べるスポット - もっともっと北海道~もっと知りたい知ってほしい北海道

                アイヌ民族とは アイヌ民族は日本列島北部周辺、主に北海道の先住民族で、アイヌ語でカムイ「神々」に対する「人間」という意味で、民族呼称でもあります。 その昔、アイヌ民族は自然界から得られるものを採集しながら生活し、伝統文化を形成し、信仰も築いていました。 カムイ 日本語では「神」や「仏」などと訳されることが多い「カムイ」。実は「カムイ」というアイヌ語は、「神」や「仏」などの日本語と意味が一致するものではありません。 アイヌの信仰では、この世のあらゆるものに〈魂〉が宿っていて、人間とカムイとがお互いに関わりあい、影響を及ぼしあっていると考えられていました。 アイヌ民族とは カムイ アイヌ民族の歴史 ウポポイ(民族共生象徴空間) アイヌ関連施設~アイヌ民族の文化や歴史を学べるスポット 道央にあるアイヌ関連施設 札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン) 北海道立アイヌ総合センター アイ

                  北海道の先住民族アイヌ民族について学べるスポット - もっともっと北海道~もっと知りたい知ってほしい北海道
                • 『ゴールデンカムイ』監修者がおすすめ アイヌ文化を知る厳選12冊|じんぶん堂

                  記事:じんぶん堂企画室 『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』(イラスト:野田サトル) 書籍情報はこちら アシㇼパの登場場面がかっこよかった ――『ゴールデンカムイ』の監修をどうして引き受けられたのでしょうか。 『ゴールデンカムイ』の監修に関しては、作者の野田サトルさんと担当編集者の大熊八甲さんが、まずあちこちの関係者や関係機関を訪ねて取材を行っていたようです。その中で、北海道アイヌ協会事務局長(当時)の佐藤幸雄さんと、北海道博物館研究員の大谷洋一さんが、監修者として適任であると私を推薦してくださったそうです。ということで、連載の開始前に野田さんと大熊さんが私の研究室を訪ねてきて、第一話と第二話の「ほぼ完成した」原稿を見せてくれました。 私はそれまでいくつかの小説などのアイヌ語のチェックを引き受けた経験がありました。まあひどいものは相当にひどいので、そういうものを世に出して、間違った

                    『ゴールデンカムイ』監修者がおすすめ アイヌ文化を知る厳選12冊|じんぶん堂
                  • アイヌ語教材テキスト | アイヌ語 | アイヌ文化を学ぶ | 公益財団法人アイヌ民族文化財団

                    アイヌに関する研究、アイヌ語やアイヌ文化の振興、アイヌの伝統等に関する普及啓発等が目的。イベント情報、関連団体の紹介。

                      アイヌ語教材テキスト | アイヌ語 | アイヌ文化を学ぶ | 公益財団法人アイヌ民族文化財団
                    • アイヌと和人の共生とは? 日本の中の多様な文化の共存を - 東大新聞オンライン

                      7月、北海道白老町にアイヌ文化復興のための国立の施設「民族共生象徴空間(愛称・ウポポイ)」が開業した。ウポポイは同化により失われつつあるアイヌ文化を発信し、復興することが期待されているが、観光産業化との批判も聞かれる。昨年成立のアイヌ施策推進法で「先住民族」と認定されたアイヌと和人はいかに「共生」すべきか。アイヌの歴史や海外との制度比較、ウポポイ内の博物館展示から「共生」を考える。 (取材・桑原秀彰) 法制度から見るアイヌ施策 アイヌの法的地位はどのような変遷をたどったのか。アイヌに関する法制度・政策を研究する落合研一准教授(北海道大学)は「アイヌ民族は1871年制定の戸籍に平民として組み込まれたことで近代日本の『国民』になりました」と語る。身分上、和人と区別はなくなったが、実際は「旧土人」として差別を受け、明治政府が設置した開拓使により同化を強制されたという。具体的にはアイヌの風俗の禁止

                        アイヌと和人の共生とは? 日本の中の多様な文化の共存を - 東大新聞オンライン
                      • アイヌと北陸 つないだ海 祭具 実は輪島塗:北陸中日新聞Web

                        歴博で交流伝える企画展 アイヌ民族と海のつながりを知ってもらおうと、金沢市出羽町の県立歴史博物館で企画展「アトゥイ−海と奏でるアイヌ文化」が開かれている。アイヌ民族が日常生活で使用していた道具や、海獣の剥製、北陸とのつながりが分かる江戸時代後期からの資料など約百四十点が並ぶ。県内でこれほど大規模なアイヌに関する展示は珍しいという。(岩本雅子) 「アトゥイ」はアイヌ語で「海」を指す。企画展はアイヌ民族文化財団(札幌市)が一九九七年から毎年テーマを決めて北海道内と、他の四十六都府県の計二カ所で開催している。

                          アイヌと北陸 つないだ海 祭具 実は輪島塗:北陸中日新聞Web
                        • 北海道料理レシピ | 北海道味の素株式会社サイト

                          「オハウ」はアイヌの伝統料理で、 さまざまな食材で作る汁物のことです。 鹿、熊などの獣肉や魚、行者ニンニク、ユキザサなどの野草や野菜など、土地でとれる食材を鉄鍋で煮込んだ汁物で、主食が存在しない狩猟・漁撈民族であるアイヌの食生活の中心を成す料理でした。 当時は動物性脂肪、魚油、少量の塩だけで味を調えていたそうです。 北海道味の素では公益財団法人アイヌ民族文化財団様の協力をいただき、「ほんだし®」で作る「かんたんオハウ」のメニュー開発を行いました。 アイヌの伝統料理をぜひご家庭の食卓で味わってください。

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