男子ストリートで優勝し、メダルセレモニーで金メダルを手にする堀米雄斗=2021年7月25日、有明アーバンスポーツパーク、北村玲奈撮影 東京オリンピック(五輪)スケートボード男子ストリートで25日、金メダルを獲得した堀米雄斗(22)の父亮太さん(46)が取材に応じ、「とてつもないことを成し遂げてくれた」と喜びを語った。 【写真】小学生時代の堀米雄斗。ハーフパイプ状の斜面を滑る「バーチカル」を跳んでいた=父亮太さん提供 亮太さんはこの日、仕事を休み、午前8時半からの予選を家族とともに自宅のテレビで見始めた。 「はじめは見ていたけど、調子が良くなかった。やっぱり自分が見ているとダメだと思った。じっと見るのは性に合わなくて、『果報は寝て待て』という感じで、河川敷を自転車で走ることにした」 予選の堀米のランを見届けたところで、自宅近くの荒川河川敷へ。日課のサイクリングを始めた。 6位で予選を突破した