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  • 子供が出来たので過去の恋愛の話をして終わらせることにする

    妻と結婚する前、五年付き合った女がいた。 当然結婚するものだと考えていたが振られた。理由は俺の金遣いと酒癖の荒さだ。酔って彼女を殴ったらしい。 妻にはそんなことをしていないとは思う。尤も妻は気が強くそんなことをしたら即座に慰謝料をむしり取られて捨てられるだろう。妻は商社の総合職で収入もそう俺とは変わらない。実家の経済状況はお互い普通で、成り上がり組だ。 いわゆる俺たち夫婦はいわゆるパワーカップルだ。妻は先述したように商社の総合職勤務、俺は外資系金融。都内なら履いて捨てるような夫婦の出会いは結婚相談所でお互い条件ありきで恋愛というわけではない。 件の彼女との出会いは学生時代だった。関西の某大学だ。友達の友達にすごく可愛い子がいて、一目惚れしたから紹介してもらった。桜井日奈子に似た青春の象徴みたいな子だ。 めちゃくちゃモテてた。顔だけで当然だけど彼女は実家が凄かった。祖父が某企業の創業者一族で

      子供が出来たので過去の恋愛の話をして終わらせることにする
    • 第128回文學界新人賞受賞作 市川沙央「ハンチバック」 |文學界

      第128回文學界新人賞は、応募総数2229篇の中から5篇を最終候補とし、3月6日に青山七恵、阿部和重、金原ひとみ、中村文則、村田沙耶香の5選考委員による選考会議が開かれ、市川沙央さんの「ハンチバック」が受賞作に決定しました。今回は、受賞作の冒頭8000字を公開いたします。 市川沙央(いちかわ・さおう)   1979年生まれ。早稲田大学人間科学部eスクール人間環境科学科卒業。筋疾患先天性ミオパチーによる症候性側弯症および人工呼吸器使用・電動車椅子当事者。現在、ライター。 <head> <title>『都内最大級のハプバに潜入したら港区女子と即ハメ3Pできた話(前編)』</title> <div>渋谷駅から徒歩10分。</div> <div>一輪のバラが傾く看板を目印にオレは欲望の城へと辿り着いた。</div> <div>どうも、ライターのミキオです。今回は、ハプニングバーの超有名店「××××

        第128回文學界新人賞受賞作 市川沙央「ハンチバック」 |文學界
      • 「SF小説」と「セカイ系」はどこがどう違っているのか? - Something Orange

        ちなみに、Wikipediaによると、「具体的な中間項」とは、「国家や国際機関、社会やそれに関わる人々」を指している。つまり、東の定義によれば、セカイ系とは「小さく個人的な関係が、一気に世界的な大問題に直結する作品」を指していることになる。 大森による(らしい)指摘は、それはべつだんセカイ系とされている作品の専売特許でもないだろう、ということだろう。 しかし、どうだろうか。広くセカイ系の代表作と見られる作品、『ほしのこえ』や『最終兵器彼女』などを見ていると、やはり従来のSFとはどこか違っているようにも感じられる。具体的にどこがどう違うのか、少し考えてみよう。 セカイ系と「SF的リアリティ」の欠落。 まず、思いつくのはセカイ系作品のSF的な意味でのリアリティの欠如である。ぼくはよく庵野秀明監督の『トップをねらえ!』と新海誠監督の『ほしのこえ』を比較して考えるのだが、前者にはたしかにあった「S

          「SF小説」と「セカイ系」はどこがどう違っているのか? - Something Orange
        • 小田嶋さんへの手紙

          2022年6月24日、日経ビジネスオンライン時代から長くご執筆をいただいてきたコラムニスト、小田嶋隆さんがお亡くなりになりました。 今回は、小田嶋さんに近しい方々にいただいた寄稿を掲載して、皆さんと一緒に偲びたいと思います。 最初は、日経ビジネスに小田嶋隆さんをご紹介くださったジャーナリスト、清野由美さんです。 追悼、小田嶋隆さんへ ついにこの時が来てしまった。 小田嶋さんが脳梗塞で入院された時から、ずっと、はらはらと過ごしてきた。編集Yこと、日経ビジネスの山中浩之さんから電話の着信があると、覚悟を決めて出るのが習いになっていた。小田嶋さん本人の美学から、逐一の病状はうかがっていなかったが、じわじわと砂の落ちる音は伝え聞いていた。 私にとっては、昨秋「中央公論」で小田嶋さんとオバタカズユキさんの対談の仕切り役をした時が、今生のお別れとなった。幾度かの入院治療のインターバルのタイミングで、身

            小田嶋さんへの手紙
          • 大急ぎでRails+Reactのアプリケーションを作るときにやったこと前編

            大急ぎでRails+Reactのアプリケーションを作るときにやったこと前編 posted at 2020-12-01 05:04:09 +0900 by kinoppyd このエントリは、SmartHR Advent Calender 2020 の1日目です ある日突然、大慌てでWebアプリを作らなくてはいけなくなった 先日、勤め先のSmartHR社である奇妙な福利厚生制度が爆誕し、盛り上がった。この福利厚生制度に関してはちょっとした理由で詳しく書けないので、ぜひSmartHR社にカジュアル面談という形で話を聞きに来て確かめてほしい。 で、その福利厚生制度は、あるルールで複数の従業員の組み合わせが条件を満たしたときに効力を発するものだった。その組み合わせの条件はそんなに大変ではないが、自分から能動的に制度を利用しようと思う人でなければなかなか面倒というか、とにかく誰もかもが「制度を使うため

              大急ぎでRails+Reactのアプリケーションを作るときにやったこと前編
            • 徳三郎の駅前屋台

              駅前で徳三郎が五平餅を売る姿は、戦前の果名村の風景そのものであった。もともとは村の者ではなかった彼が屋台を営む姿は年月とともに周囲へ溶け込み、その存在に疑問を抱く者はもはやなかった。 木造駅舎の改札を出ると、小さな広場の向こうに商人宿がある。その軒先に徳三郎は質素な屋台を据え、七輪に火を起こし、金網に五平餅を載せて客を待つ。 森深い谷間に取り残されたような果名の駅にあえて降り立つ人々は当時それほど多くはなかった。早朝から町で用を足して帰ってきた村人を除けば、大きな荷物を担いで山間の村々を歩いてきた行商人や、近隣の温泉場から渓谷へ遊びに来る湯治客くらいであった。 そのような駅の前で生業を営む必要が何処にあったか、餅を買いに訪れる村人が冗談めかして尋ねたことは一度や二度ではなかった。その度に徳三郎は含羞めいた笑みを穏やかに浮かべるばかりであったという。 柔和で笑みを絶やさなかった徳三郎には村内

                徳三郎の駅前屋台
              • ■ - ウェヌスの暗号

                姓の迷光で 朦気を則して 弄丸を剋し 啓示を隷した 箔の愛視で 遺産を比して 妓家を尾し 蛮習を害した 盟の性行で 想起を沐して 向顔を勒し 励磁を敬した 悪の配祀で 砒酸を慰して 美果を擬し 含羞を倍した 「リラァィ」

                  ■ - ウェヌスの暗号
                • 人生で一度もアイドルにふれてこなかった女が、ほんの3日で深夜号泣しながらSexyZoneのFCに入会することになった話。 - wanta-0807の日記

                  あまりに情緒が乱れまくって、Twitterで苦しい苦しいと呻いていたら「でも、そういう感情と向き合っていくのがアイドルを観る者の義務だから……」なんて、 聞いてないが?!?!? そういう大事なことは最初に言って??!?!? みたいな真実を告げられたのでこのブログを書きます。 こんにちはわたしです。 こういった文章での名乗りや語りのお作法がわからないので、おかしな始まりでしたらすみません。 このブログは、幼少時からあまりテレビ文化にふれてこず、アイドルさんたちに興味をもつ以前に、お顔の区別すらままならなかった女が、なんでこんなにSexyZoneに情緒をめちゃくちゃにされたのかを、一度落ち着いて考えるために書いています。 ※テレビ文化へのなじみのなさは、テレビ局名とチャンネル番号が一致していない程度のレベル。フジに出てるよ! と言われるとまず、フジテレビが何チャンネルなのか検索する必要がある。

                    人生で一度もアイドルにふれてこなかった女が、ほんの3日で深夜号泣しながらSexyZoneのFCに入会することになった話。 - wanta-0807の日記
                  • 国語改革を問い直す。 - 手探り、手作り🐄

                    はじめに 「歴史的仮名遣い」と「現代仮名遣い」 国家意識と国語表記 歴史的仮名遣いの原理 国語改革1 占領軍の権力を背景に 国語改革2 さしあたっての漢字制限 国語改革3 さしあたっての仮名遣い 国語改革4 定着と忘却 本ブログの仮名遣い 書籍案内 はじめに このブログでの日本語の書きかた、ぼくの「仮名遣い」はヘンテコです(政治年表は公共性を意識して例外的にふつうに書いてゐます)。「住んでゐます」とか「まづ、はじめに」とか、一般には見られない書きかたをしてゐます。ちょっと古臭い印象をうけるかもしれません。「ゐます」や「まづ」という書きかたは、戦前につかわれてゐた「歴史的仮名遣い」によるつづりかただからですね。これが「国語改革」によって「います」および「まず」と書くようになりました。 「ゐます」や「まづ」と書きながら、上段の文章において「つかはれて」や「書くやうに」とは書いてゐません。そこは

                      国語改革を問い直す。 - 手探り、手作り🐄
                    • 菅政権年表 - 手探り、手作り🐘

                      休止します。(2021年2月12日 記) 政治状況があまりにひどいので、2017年に「第2次安倍政権年表」をつくりはじめました。せっかくなのでと「菅政権年表」もはじめてみたのですが、最近どうも気力がわきません。ぼくは年表をつくることで「健忘症」という日本の政治風土と戦っているつもりだったのですが、これをムダな闘いであると認め、撤退します。 自分なりに精一杯やりましたが、ぼくにはこの年表を多くの人が利用できるような開かれたもの、もっと穏健で、精確で、デザイン性に優れたものにする能力がありません。結果的には「戦っている」と自分を納得させるためのものにしかならなかった。 また、今の日本は批判精神に対する忌避と現状肯定への意志があまりに強く、自分がどう抵抗しようとどうにもならないという気持ちになったことも一つです。 人それぞれ政治への関心の持ちかた、実行のしかたにはいろいろあると思いますけれど、こ

                        菅政権年表 - 手探り、手作り🐘
                      • 「寛容でない」のはどちらの側か?「トランプ大統領の姪による暴露本」から見えるアメリカの壊れ方と、「リベラル向けポルノ」を超えるアジア的価値観との相互作用の時代の予感について|倉本圭造

                        「寛容でない」のはどちらの側か?「トランプ大統領の姪による暴露本」から見えるアメリカの壊れ方と、「リベラル向けポルノ」を超えるアジア的価値観との相互作用の時代の予感について トップ画像はこの記事で紹介する「トランプ大統領の姪による暴露本」から アメリカ大統領選挙、佳境になってきましたね。 大分前からバイデン氏が認知症症状からメチャクチャなボロを出すんじゃないか・・・と噂されていたテレビ討論も終わり、民主党側支持者かれすれば「大崩れしなかっただけでもまあ良かった」という感じでしょうか。 別にバイデン氏が凄い弁舌で大反撃した感じでもないが、トランプ大統領にメチャクチャにやりこめられたという感じでもない。ただただ噛み合ってない非難の応酬だけがあったという感じ? 忙しくて動画を全部見たわけではないんですが、米メディアでは「史上最もカオスな討論会」とか呼ばれているそうで、「どっちもどっち」感というか

                          「寛容でない」のはどちらの側か?「トランプ大統領の姪による暴露本」から見えるアメリカの壊れ方と、「リベラル向けポルノ」を超えるアジア的価値観との相互作用の時代の予感について|倉本圭造
                        • セカイ系とSFはどう違っているのか? 『ほしのこえ』から『ガンダム』まで方法論を読み解く。 - Something Orange

                          「セカイ系」とは何なのか、たとえば「SF小説」とはどう違っているのか? その問いから始めて、『エヴァ』や『ガンダム』から『攻殻機動隊』、あるいは『進撃の巨人』といった傑作アニメに共通する「ワールドビルディング」という方法論を見ていきたい。 【「セカイ系」は「SF」の一種なのか?】 【セカイ系と「SF的リアリティ」の欠落。】 【SF小説は「ミクロ」が弱い。】 【ここが違う! 「SF小説」と「セカイ系」の落差。】 【ライトノベルも文学も。】 【「キャラ」と「キャラクター」の両立。】 【ライトノベルは「キャラ」中心。】 【『天冥の標』のキャラクター描写。】 【「世界の秘密」を探る物語が流行する?】 【物語への興味が「個人の内面」から「世界の秘密」へ移っている?】 【『ガンダム』の魅力は「世界」にあり。】 【「小世界」と「大世界」は補い合う。】 【「世界」とは「生きたひとりのキャラクター」。】 【

                            セカイ系とSFはどう違っているのか? 『ほしのこえ』から『ガンダム』まで方法論を読み解く。 - Something Orange
                          • 優しかった彼が、ある日を境に私を避け始めた理由 - 面白がって ご機嫌に生きる

                            暑い日が続く。出かけるのは好きだが、外で長く過ごすのは危険極まりないので、用事が済んだら、速やかに帰宅して涼しく過ごそうと思う。 今日は午前に整骨院にいく。「午前中の涼しい時間」というものはないが、少しでも気温が低いうちに動いておきたい。 さて、整骨院で一番施術が上手なのは院長先生(推定40代男性)だ。励ましトークも巧みで雰囲気も優しい。最初はいつも院長先生が担当してくれていたが、ここ最近は常に別のスタッフ(男性)が私の担当をするようになった。 他のお客さんと同時に入店すると、院長先生は必ずそっちに行く。 利用者が私だけのときは、奥でパソコンを打っていた。 うすうす気づいていたが、避けられているような気がする。 もしかすると、アレが原因だろうか。 あれは数週間前のこと。 院長先生が私の背骨矯正をバキバキとやっていた時、ふと胸の圧迫が薄れた。 「はい、起き上がってください。姿勢をみます」 と

                              優しかった彼が、ある日を境に私を避け始めた理由 - 面白がって ご機嫌に生きる
                            • 村上春樹恐怖症 - 内田樹の研究室

                              村上春樹の自筆原稿を担当編集者だった安原顯が古書店に売り払った事件について、『文藝春秋』に村上春樹自身がこの「名物」編集者との奇妙なかかわりについて回想している。 私は安原顯という人の書いたものをほとんど読んでいない。 ジャーナリズムの一部では「玄人好み」の評が高かったことを記憶しているが、わずかに読んだ文芸時評やエッセイ類からは「ずいぶん圭角のある人だ」という印象を受けたことしか覚えていない。 その人物と作家とのジャズバー経営時代からの二十五年にわたった交渉を綴った文章の中で、村上春樹は安原顯についてふたつ重要なことを書いている。 私は安原顯という人には興味がないが、彼が体現していた日本の文壇的メンタリティにはいささか興味があるのでここに採録するのである。 ひとつは安原顯が中央公論を口汚く罵倒しながら、サラリーマンをなかなか辞めなかった点について。 「どれほど突っ張っていても、サラリーマ

                              • JEPA|日本電子出版協会 34 「理想の図書館」としての電子図書館 ―電子図書館委員会の活動― (松田真美)

                                ■長尾構想 従来型の図書館では、本を借りるには図書館に出向かなければならないし、誰かがある本を借りている間は他の人は読めない。しかしネット時代の「電子図書館」においては、誰もがいつでもどこでも読みたい本にアクセスできる、と言う夢のようなサービスが実現し得る。長尾真氏は1994年に自著「電子図書館」で早くも「まったく新しい知的空間を創造するための電子図書館」のイメージを描いていた。そして、国会図書館(NDL)は1998年に「国立国会図書館電子図書館構想」を発表し、以降収蔵資料の電子化と配信・電子資料の収集に取り組み、「近代デジタルライブラリー」などのサービスを実現した。これらのサービスにおいては、原則として著作権が消滅した著作物のみが提供されたので、出版界との軋轢も生じなかった。 しかし2007年に国立国会図書館長となった長尾氏が、2008年にいわゆる「長尾構想」を提言、2009年から201

                                  JEPA|日本電子出版協会 34 「理想の図書館」としての電子図書館 ―電子図書館委員会の活動― (松田真美)
                                • 『下品こそ、この世の花: 映画・堕落論』(筑摩書房) - 著者:鈴木 則文 - 柳下 毅一郎による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                  著者:鈴木 則文出版社:筑摩書房装丁:単行本(237ページ)発売日:2014-11-20 ISBN-10:4480873791 ISBN-13:978-4480873798 内容紹介: 映画「トラック野郎」シリーズや「緋牡丹博徒」シリーズなど、東映娯楽映画のヒットメーカーとして活躍した著者が、映画に対する思いを書き綴ったエッセイ集。 「『映画秘宝』的なるもの」をひとりで体現する、鈴木則文監督のエッセイ集含羞の人、鈴木則文が綴る内田吐夢、加藤泰、藤純子……。『下品こそ、この世の花―映画・堕落論』は鈴木則文監督のエッセイ集である。鈴木監督は今年5月に逝去したので、これが遺稿集ということになる(ALLREVIEWS事務局注:本書評執筆時期は2014年)。 もとより鈴木則文は『トラック野郎』シリーズのヒットメーカーであり、『女番長』などの東映ピンキー・バイオレンス路線のオーソリティである。『ドカベ

                                    『下品こそ、この世の花: 映画・堕落論』(筑摩書房) - 著者:鈴木 則文 - 柳下 毅一郎による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                  • ミニマム暮らし。すべて適量あればいい。 - スローライフでご機嫌に暮らす。

                                    生きていくにあたり、これは絶対欠かせないと思うものがある。ひとは大抵、その多くを望む。だが、そういうものこそ、適量であるほうがいい、と思う。 必要なものを思いつくまま挙げてみる。 太陽。水。空気。植物。動物。お金。仕事。友人。恋人。愛情。恋愛。食物。栄養。名誉。矜持。努力。美観。含羞。優しさ。思いやり。知識。スキル。体力。精神力。健康。絆。家族。情緒。感受性。気遣い。清潔感。住居。 つらつら列挙したが、どれもあり過ぎたら災禍につながるのではないか。 太陽、水、空気がないと人は生きられないが、熱中症、水害、台風で人命を損なうこともある。多すぎるのは問題だ。 よく「お金はいくらあっても邪魔にならない」というが、もしビル・ゲイツの財団を譲り渡されたら、幸福になれるだろうか?同時におそろしいほどの煩い事も抱え込むことになるだろう。私は自分の手に余る巨万の富よりも、我が裁量で使える金額が必要なだけあ

                                      ミニマム暮らし。すべて適量あればいい。 - スローライフでご機嫌に暮らす。
                                    • 国書刊行会の記念冊子と『火蛾』と『じゃむパンの日』 - Close To The Wall

                                      最近のもろもろ。 『私が選ぶ国書刊行会の3冊』 『国書刊行会50年の歩み』 古泉迦十『火蛾』 赤染晶子『じゃむパンの日』 『私が選ぶ国書刊行会の3冊』 国書刊行会創業50周年フェア情報 | 国書刊行会創業50周年 五〇人近い関係者の表題アンケートの回答を載せた小冊子。幻想文学、オカルト、宗教、ミステリ、SF、映画、漫画、多彩なジャンルの本が挙げられており、あーそんなものもあったのかと色々メモってしまった。関係者が多いから後藤明生コレクションが良く挙がる。 教科書には今の自分よりも少し先の読書がある気がして真っ先に読んでいたという矢部太郎の「国書刊行会の書籍はいつでも新学期です」という一文、なかなか良い。創作技術的に参考になるとかつまらないけどジャケ買いした本とか木下古栗の斜めから行く感じも面白い。あと、私がすべて持っていてすべて読んでないものを挙げている瀧井朝世の項目は変な意味で奇遇だと思

                                        国書刊行会の記念冊子と『火蛾』と『じゃむパンの日』 - Close To The Wall
                                      • 記憶は無限の彼方へ!さぁ、行くぞ! - 氷の上のさかな

                                        昨日は会社をあげてのBBQが開催された。懸念された天気も午前中にはすっかり雨雲がとれ、快晴のもと開催に至ったのはひとえに雨女の長女が不参加だったからと想像する。昨年は雨どころか台風まで引き寄せるという荒業をも成し遂げた長女だった。 昨年までは娘達も自分に連れ添って参加していたのだが、さすがに中二、小六ともなれば大勢の人の前では含羞むお年頃なのだろう。今年は「行かない」宣言を開催を知らせる前からされてしまった。因みに「含羞む」は「はにかむ」と読む。書くどころか読むことすら出来ない。 さて、当のBBQだが、岐阜県は美濃加茂市にある「みのかも健康の森」で行われた。こちらの会場は屋根付き施設なので、雨が降っても安心といった配慮から幹事が選んだのだが、その心配は全く無くなったことで皆、我が家の長女に異口同音、感謝の意を述べたとか述べなかったとか。 kenkou.mumbo01.com ご当地ならでは

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                                        • 【批評の座標 第12回】西部邁論――熱狂しないことに熱狂すること(平坂純一)|人文書院

                                          新左翼党派のボス、東大駒場の経済学者、保守思想家の伝道師、テレビ討論番組のスター、そして最期に遂げた奇妙な自殺。この類まれな経歴を持つ西部邁とはいかなる人物だったのか。ジョゼフ・ド・メーストル、獅子文六、ジャン=マリー・ルペン、秋山祐徳太子、福田和也等を論じてきた反時代的批評家・平坂純一が、師匠・西部を論じます。 批評の座標 ーー批評の地勢図を引き直す 西部邁論熱狂しないことに熱狂すること 平坂純一 1・「保守的心性」揺るがぬ根本感情 人が保守主義者という時は「書斎に篭る気難しい老人」だとか「権威に棹さす山高帽」やら「横分け白髪の親米派」「神社と兵器に五月蝿い懐古主義者」と相場は決まっている。保守主義がフランス革命と啓蒙思想、主知主義批判を根拠に我が国に流れ着いて土着化したとすれば、いわゆる人士を眺めたとして果たして面白いだろうか? 熱狂と冷静の間にある中庸を知る真なる保守主義者にとって、

                                            【批評の座標 第12回】西部邁論――熱狂しないことに熱狂すること(平坂純一)|人文書院
                                          • 瀬川深 Segawa Shin on Twitter: "「査読があるから理系スゴイ」「統計的有意差を取るから理系スゴイ」の二本柱に支えられたお理工さんが多くてつくづくウンザリするな……。こんなん含羞もなしに口にできるの、ホントは理系の研究やったことないだろと思っている。"

                                            「査読があるから理系スゴイ」「統計的有意差を取るから理系スゴイ」の二本柱に支えられたお理工さんが多くてつくづくウンザリするな……。こんなん含羞もなしに口にできるの、ホントは理系の研究やったことないだろと思っている。

                                              瀬川深 Segawa Shin on Twitter: "「査読があるから理系スゴイ」「統計的有意差を取るから理系スゴイ」の二本柱に支えられたお理工さんが多くてつくづくウンザリするな……。こんなん含羞もなしに口にできるの、ホントは理系の研究やったことないだろと思っている。"
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