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放送禁止歌の検索結果1 - 16 件 / 16件

  • 『「社会正義」はいつも正しい』についての、いくつかの雑感 - 道徳的動物日記

    「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて 作者:ヘレン プラックローズ,ジェームズ リンゼイ 早川書房 Amazon 早川書房から翻訳が出版された作家のヘレン・プラックローズと数学者のジェームズ・リンゼイの共著『「社会正義」はいつも正しい』に関して、出版とほぼ同じタイミングで山形浩生による「訳者解説」が公開された。 しかし、公開当初から訳者解説が差別的であるとしてTwitterなどで炎上。そして、公開から数週間が経過した先日に、公開停止が早川書房からアナウンスされた。 11月15日に弊社noteに掲載した記事「差別をなくすために差別を温存している? 『「社会正義」はいつも正しい』の読みどころを訳者・山形浩生が解説!」につきまして、読者の皆様から様々なご意見を頂いております。出版社がなんらかの差別に加担するようなことがあってはならず、ご指摘を重く受

      『「社会正義」はいつも正しい』についての、いくつかの雑感 - 道徳的動物日記
    • 「表現の自由」を真に守る政策とは - あままこのブログ

      参院選については前回の記事で言及を終える予定だったんですが、どうしてもモヤモヤして仕方ないので。 自民党の赤松健の以下のツイートが、インターネット上で賛否両論を巻き起こしています。 作家が政治に関わることを嫌うファンは多いのに一本木先生が応援に来てくれたのは、状況がかつてないほど緊迫しているから。外圧や行き過ぎたジェンダー論など議論の中心に当事者がいないのはおかしい。漫画家生命を賭けて表現の自由を守り抜く覚悟です。 https://t.co/wOdp4CN3yy— 赤松 健 ⋈ 参議院議員(全国比例)候補者 (@KenAkamatsu) 2022年6月27日 b.hatena.ne.jp 20年前にも「行き過ぎたジェンダーフリー」批判は統一教会や安倍氏など自民”保守”派から出ていましたね。そこから様々な政治的介入が起こった。 非常に”自民的な用語”。 女性差別撤廃条約の批准とその履行として

        「表現の自由」を真に守る政策とは - あままこのブログ
      • 松元ヒロ、村本大輔、放送禁止歌…彼らをテレビから消したものの正体:朝日新聞デジタル

        テレビでは、放送できないネタがあるらしい。まことしやかにそう言われている。しかし、本当だろうか。刺激的なタイトルで29日に公開された映画「テレビで会えない芸人」と、テレビのタブーに切り込んだと伝説的に語られ、先ごろDVDとして発売された森達也監督のドキュメンタリー集から浮かび上がるのは何か――。 「鹿児島のテレビ局が私のことをドキュメンタリーで撮りたいと追っかけているんです。でも私のやっている内容、ほとんど放送できないものばかりですよ」 舞台でスポットライトを浴びる白髪の男性が、そう自虐的にネタにすると、会場はドッと笑いに包まれた。芸人・松元ヒロに密着したテレビドキュメンタリーの映画版「テレビで会えない芸人」のひとコマだ。舞台で松元は「第3次」安倍改造内閣を「大惨事と言っていた」などと風刺しては、笑いを誘っていく。 松元は、かつてテレビで人気を博した芸人である。 社会風刺コント集団「ザ・ニ

          松元ヒロ、村本大輔、放送禁止歌…彼らをテレビから消したものの正体:朝日新聞デジタル
        • 人文書とTwitter - 道徳的動物日記

          Twitterは辞めたけれど、気になる話題があったら、いまだに外部サイトを経由して検索などはしてしまったりしている。 すこし前になるが、いろいろと気になったのはKADOKAWAによる『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行告知および刊行中止告知に関する話題。 www.kadokawa.co.jp この件に関しては、わたしは津田大介氏とほぼ同じ意見を持っている。 KADOKAWAのゲラ送付の件、担当編集者(あるいは営業担当?)と、中止の判断を行った現場責任者(経営幹部)が実名で詳細な経緯説明をするべき案件でしょう。それが文化に携わる業者としての最低限の責任では。送付先リストから見える意図が明確でSNSを使ったステルスな世論工作と大差ないですよこれ。 — 津田大介 (@tsuda) 2023年12月8日 前述しましたが僕は原則的にこの本は出版されるべきだ

            人文書とTwitter - 道徳的動物日記
          • 森達也第一回劇映画監督作品 映画「福田村事件」(仮)製作費のご支援をお願いします!|クラウドファンディング|A-port 朝日新聞社

            あなたは、福田村事件を知っていますか? 『A』『A2』『FAKE』『iー新聞記者ドキュメントー』など、日頃、我々が無意識に線引きしてきた向こう側を描き、社会のみならず我々自身にも鋭い刃を突きつけてきた映画監督の森達也が初めて劇映画を監督する。その題材として選んだのは、誰も知らない、歴史から忘れ去られた事件――。 関東大震災直後から飛び交った流言飛語――朝鮮人が武器を持って襲ってくる、井戸に毒を投げ入れた、放火して回っている等々。それらを信じた市井の人が自警団を結成し、「九月、東京の路上で」朝鮮人を虐殺した。そのデマは東京近郊にも飛び火し―― そして、関東大震災から5日後、千葉県東葛飾郡福田村で9人の日本人が殺された。彼らは香川から来た行商団だった。讃岐弁を朝鮮語と間違えられたのだ。9人の中には臨月の妊婦もいた。彼らは被差別部落の出身だった。 ▲事件発生地の近くの霊園にある追悼慰霊碑 「福田

              森達也第一回劇映画監督作品 映画「福田村事件」(仮)製作費のご支援をお願いします!|クラウドファンディング|A-port 朝日新聞社
            • 日本社会には圧倒的に「メディアリテラシー」が足りない/森達也インタビュー - wezzy|ウェジー

              今月15日より森達也監督の新作映画『i-新聞記者ドキュメント-』が公開される。 これまで、オウム真理教や佐村河内守といった被写体を対象に「日本社会とメディア」を描いてきた森監督が今回テーマとして選んだのは、東京新聞社会部記者の望月衣塑子氏。 『i-新聞記者ドキュメント-』は望月氏に密着するなかで、日本のジャーナリズムが抱える問題が次々と炙り出していく。 なぜメディアは「権力の監視役」の役目を放棄しつつあるのか、また、そんな時代において我々がするべきこととはなにか、森監督に話を聞いた。 森達也 1956年、広島県呉市生まれ。ドキュメンタリーディレクター、ノンフィクション作家。オウム真理教信者達の日常に迫った1998年公開作品『A』は、ベルリン国際映画祭に招待されるなど国際的にも評価されている。その後も、映画『A2』、「放送禁止歌〜歌っているのは誰? 規制しているのは誰?〜」(フジテレビ)、「

                日本社会には圧倒的に「メディアリテラシー」が足りない/森達也インタビュー - wezzy|ウェジー
              • 森達也監督に聞く『i -新聞記者ドキュメント-』であぶり出した“忖度の正体”

                ひとびとが“自動忖度機”と化す日本の怪現象は、いまに始まったことではない。『放送禁止歌』から20年、「事態ははるかに進んでいる」と言う。

                  森達也監督に聞く『i -新聞記者ドキュメント-』であぶり出した“忖度の正体”
                • 『エルピス』と「消されたテレビ番組の全記録」反社会学講座ブログ

                  こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。最終回がちょっと駆け足だったけど、『エルピス』は見応えがありました。結局政治家という巨悪は野放しのまんまかい、とモヤモヤした人もいるかもしれませんが、土壇場の駆け引きで浅川は当初の目的だった冤罪事件の解決というカードを引き出したのだから、落としどころとしては最善の選択といえるでしょう。釈放された元死刑囚と冤罪を信じていた女性がしあわせそうにカレーとケーキをほおばるシーンで、浅川と岸本の苦闘が報われたんだなあと思いました。すべての悪が断罪されるなんて結末だったら、逆にリアリティのないおとぎ話になってしまいます。 作品中の重要なテーマのひとつがマスコミ報道のありかただったわけで、このドラマに不満な人たちには逆に、じゃああなたは現実の報道に満足してるの? と問いかけたいですね。旧統一教会と政治の癒着も五輪汚職も、このままだとうやむやにされそうな気配が濃厚で

                  • 「公正中立」と「マスゴミ」の間で。フェイクニュースが蔓延するSNS時代をどう生きるか?|森達也(映画監督・作家)|FINDERS

                    CULTURE | 2019/09/05 「公正中立」と「マスゴミ」の間で。フェイクニュースが蔓延するSNS時代をどう生きるか?|森達也(映画監督・作家) SNSの普及とともに、急増しているフェイクニュース。メディアのような体裁を取ったサイトが意図的に誤った情報を配信し、影響... SNSの普及とともに、急増しているフェイクニュース。メディアのような体裁を取ったサイトが意図的に誤った情報を配信し、影響力のある匿名のアカウントが拡散。真偽を判断できない人々はデマを鵜呑みにし踊らされる。フェイクニュースは、日本だけでなく世界で社会問題化しており、人類の脅威となっている。 ドキュメンタリー映画監督の森達也氏はこれまで映画や書籍を通じて、一方的なメディアの報道のあり方に疑問を呈してきた。オウム真理教信者を被写体に教団内部を取材した『A』『A2』、ゴーストライター騒動で世間を賑わせた佐村河内守氏に密

                      「公正中立」と「マスゴミ」の間で。フェイクニュースが蔓延するSNS時代をどう生きるか?|森達也(映画監督・作家)|FINDERS
                    • ラジオの“放送禁止歌”とは? ピンク・レディーのヒット曲がカットしないと放送できなかった理由 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

                      「放送禁止用語」「放送禁止歌」は、法律によって決まっているわけではなく、放送局などが自主規制として、放送しないようにしています。「その放送を聴いて、リスナーが傷ついたり、不安に感じることのないように、気を付けましょう」ということです。 差別的なものなど、内容が放送にふさわしくないという場合もありますが、ラジオの放送では、音が小さくて無音に近いような曲など、技術的な意味で放送時に注意が必要な場合もあります。曲中でフェードインやフェードアウトが長かったり、音が小さく無音に近い部分がある曲はミキサー操作でレベルを上げるなどの対応が求められます。 アメリカの作曲家ジョン・ケージの「4分33秒」という曲は楽器のパートがなく、その場で自然発生した音や環境音のみを聴く内容になっているため、スタジオで演奏した場合には実質「無音」となってしまい、放送が不可に。無音が長い曲は、テレビやネット配信では放送するこ

                      • 映画『橋のない川』で描かれるこの国の部落差別は過去形になっていない

                        <民族は同じ。言語も宗教も同じ。なのに差別は続いている──海外の学者やジャーナリストは、日本の部落差別についてどうしても分からないと首をかしげる> 1999年に発表したテレビドキュメンタリー『放送禁止歌』は、絶対的な放送禁止歌だと多くの人から思われてきた岡林信康の「手紙」を、ラストにフルコーラスで流した。なぜこの曲は放送禁止歌だと思われてきたのか。被差別部落問題をテーマにしているからだ。でも差別を助長するような内容ではない。そんな曲を岡林が作るはずはない。 なぜ差別があるのか。する側とされる側の何が違うのか。その差別の帰結として多くの人が苦しんでいる。「手紙」の中の女性は、自らの苛烈な体験を訴える。でも声高ではない。小さくて弱々しい声だ。だからこそ歌が必要なのだ。 仕事柄、海外の学者やジャーナリストと話す機会が多い。今も世界にはさまざまな差別がある。でも日本の部落差別について、どうしても分

                          映画『橋のない川』で描かれるこの国の部落差別は過去形になっていない
                        • 「皇室フィクション小説」を書評が黙殺する理由

                          <映画監督・作家の森達也氏が書いた上皇ご夫妻が登場するフィクション小説が、新聞や雑誌の書評から黙殺されている。皇室や天皇制への思い込みを揺さぶる作品を「自主規制」する心理> オウム真理教を内側から撮影したドキュメンタリー映画『A』『A2』や、実は誰も禁止していないのに「放送タブー」がつくられる謎に迫った『放送禁止歌』など、固定観念や常識、思い込みを鮮やかにひっくり返す作品を作り続けてきた映画監督・作家の森達也氏(66)。3月に出た最新作の『千代田区一番一号のラビリンス』(現代書館)は、上皇ご夫妻の映像ドキュメンタリーを撮ろうとする「克也」が、2人と皇居の地下にある架空の迷宮を探るフィクション小説だ。 皇室や天皇制への思い込みを揺さぶる作品だが、なぜか新聞や雑誌の書評欄からは黙殺され続け、先日ついに書評が一切出ないまま増刷が決まった。皇室ファミリーのプライバシーを消費しつつ、天皇制そのものに

                            「皇室フィクション小説」を書評が黙殺する理由
                          • 植松聖の裁判が「死刑にするためのセレモニー」だったと言える理由(森 達也) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

                            映画監督・作家の森達也氏が3月19日、死刑判決直後の植松聖と面会した。2016年、入所中の知的障害者19人が殺害されたあの事件の深層とは何か? 今回は、植松に「60回くらい」面会してきた、「創」編集長・篠田博之氏へのインタビューをお届けする。 第1回はこちら:相模原障害者殺傷事件とは何だったのか?「普通の人」植松聖との会話 「宮崎事件のときも精神鑑定は大きなテーマになりました」と篠田は言った。「でも最終的には、責任能力ありとなる。それは国家意思であると同時に、もしも責任能力がないと裁判所が判断したら国民感情が許さない、との判断が働いたことも確かだと思います。そしてあの判決以降、裁判所がこれを前提というか暗黙の判例にしてしまったことも確かです」 そう言ってから篠田は顔を上げる。ずっと視線を下に向けていた理由は、おそらく資料を読んでいたのだろう。長い付き合いだけど、Zoomで話すのは初めてだ。

                              植松聖の裁判が「死刑にするためのセレモニー」だったと言える理由(森 達也) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
                            • かくも完璧な世界 第4回 ただこの事実を直視しよう 森達也

                              灼熱の一日が終わろうとしている。利根川の川面は西陽をぎらぎらと反射して、河原に作られたゴルフ場では帰り支度の男たちが、和やかに声をかけ合っている。しばらく川沿いを歩き回ったけど、渡し場の痕跡らしいものは見つからない。土手の草の上に僕は腰を下ろす。 当然だけど惨劇の余韻などどこにもない。一陣の風が汗ばんだ頬を撫でる。たぶん78年前のその日も、きっと同じような風は吹いていたと思う。 大正12年9月6日、関東大震災から6日過ぎたこの日、千葉県葛飾郡福田村(現野田市)で事件は起きた。大八車に日用品を積んだ15人の行商人の一行がこの地を通りかかった。福田村三ツ堀の利根川の渡し場に近い香取神社に彼らが着いたのは午前10時ごろ。 この行商人の一行は五家族で構成されていた。一人が渡し場で渡し賃の交渉をする間、足の不自由な若い夫婦と1歳の乳児など6人は鳥居の脇で涼をとり、15メートルほど離れた雑貨屋の前で、

                              • かくも完璧な世界 第1回「小人」を変換しない社会に住む 森達也

                                晶文社の編集者である安藤さんからランチをご馳走になって、ホームページに何か書いてみないかと誘われたのはもう一ヶ月も前だ。題材は自由。文字数も厳格な制限はない。つい一年前までは原稿の依頼など皆無に等しかった僕にとってはありがたい申し出で二つ返事で引き受けたけど、締め切りの月末までもう数日しかないのに何も書けない。筆が進まないというレベルではなく全く着想すら浮かばない。理由は分かっている。制限がないからだ。テーマを与えられていたのならたぶん三日で書き終えていたと思う。エッセイでよいと言われたけどたぶん僕のエッセイなど誰も読まない。とにかくキーボードに向かう。書いているうちに何とかなるだろうとすがる思いで書き始めたのだけどやっぱり何も浮かばない。でもせっかくの機会を失いたくない。今回は無理やりにでも書く。 小人のことを書こうと思う。 9年前、僕はフジテレビで放送された「ミゼットプロレス伝説」とい

                                • 日本のテレビ・ドキュメンタリー - 東京大学出版会

                                  『日本の素顔』を作った吉田直哉から、現在では映画監督として活躍する是枝裕和まで、テレビ・ドキュメンタリー番組の制作者たちはどのように時代と格闘し、日本社会を描いてきたのか。戦後日本社会を記録した代表的なテレビ・ドキュメンタリーの変遷をたどる。著者初の単著。※UTokyoBiblioPlazaで自著解説が公開されています。 はじめに 第1章 テレビ・アーカイブの扉を開く 1 テレビ研究の貧困 2 はじまったアーカイブ研究 3 広がるアーカイブ研究 4 民放もアーカイブの公開を 5 過去を見つめ,未来をつくる 第2章 記録映画との訣別──吉田直哉と『日本の素顔』 1 録音構成からフィルム構成へ 2 記録映画との訣別 3 『日本人と次郎長』 4 偽装と素顔 第3章 人間くさいドキュメンタリー──牛山純一と『ノンフィクション劇場』 1 星の時間 2 日本テレビの第一期生として 3 『ノンフィクショ

                                    日本のテレビ・ドキュメンタリー - 東京大学出版会
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