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田中小実昌の検索結果1 - 15 件 / 15件

  • ユニクロ | LifeWear magazine | 村上春樹に26の質問

    Hello, Haruki Interview with Haruki Murakami Photography by Taro Hirano Illustration by Hattaro Shinano Text by Keisuke Kagiwada 村上さんは自身の服装についてこう語る。「なるべくシンプルな無地の服を着ることが多いんです。ジーンズにTシャツにトレーナーかセーター。僕は会社に行くわけでもないから、何着たっていいわけですよね。でも、同じものしか着ないですね。どうしてそうなっているのかは、自分にもわからないです」 その唯一無二の世界観で日本のみならず世界中の読者を魅了する小説家、村上春樹さん。 翻訳者やランナーなど多彩な顔を持つ村上さんは、『村上RADIO』というラジオ番組のディスクジョッキーでもある。 そのブースにお邪魔し、小説のことから人生のことまでさまざまな話を聞い

      ユニクロ | LifeWear magazine | 村上春樹に26の質問
    • 町山智浩さん&片渕須直監督 映画公開記念トークショー全文| この世界の(さらにいくつもの)片隅に【映画】

      1月11日(土)テアトル新宿で実施された、町山智浩さん(映画評論家)と片渕須直監督の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開記念トークショー。 ディテールの考察から新しい発見と驚きが満載のトークの模様+楽屋での会話を≪全文書き起こし≫にて大公開!ぜひご覧ください。 司会- ではお掛けいただきまして、町山さん、よろしくお願いいたします。 町山:よろしくお願いします。 片渕:よろしくお願いいたします。 町山:この前にお話をお伺いしたときは、東京国際映画祭で上映するバージョンを見た後だったんですけど。 片渕:はい。特別先行版って言ってたんですけど、今ご覧いただいたやつの、5分ちょっと短かったんではないかなと思います。 町山:はい。この間、見たのから新しくかなり増えてるんですけど、その辺の話からお伺いしてよろしいですか。 片渕:はい。 町山:台風ですよね、やっぱり。 片渕:台風ですね。台風は、

        町山智浩さん&片渕須直監督 映画公開記念トークショー全文| この世界の(さらにいくつもの)片隅に【映画】
      • 「落語家に欠かせない無頼の心を育ててもらった時間でした」五街道雲助(落語家)|わたしの20代|ほんのひととき

        「わたしの20代」は各界の第一線で活躍されている方に今日に至る人生の礎をかたち作った「20代」のことを伺う連載です。(ひととき2024年4月号より) 20歳で大学を辞め金原亭馬生きんげんていばしょうに弟子入りしたので、20代は師匠の7番目の弟子・金原亭駒七として始まったことになります。 実家はてんぷら屋と寿司屋を営んでいました。あたしが大学の商学部に入ったことを親父は「いい跡取りになる」と喜んでましたが、実のところ授業にはほとんど出ていない。学生運動のバリケードだらけでまともに授業はないし、出席の返事だけして教室の下の窓から抜け出し、雀荘じゃんそうや新宿末廣亭に直行です。それでも落語研究会だけはまじめにやってました。落研おちけんは体育会系で、夏は合宿、冬は旅巡業で老人ホームなどを回ります。そんな学生ですから、成績は「不可」が8つでとても3年には進級できない。とはいえ家業は継ぎたくない。それ

          「落語家に欠かせない無頼の心を育ててもらった時間でした」五街道雲助(落語家)|わたしの20代|ほんのひととき
        • 羽生善治九段も通った――将棋界に酒場「あり」があった時代(小島 渉) @gendai_biz

          かつて将棋指しに酒はつきものだった。対局を終えた深夜に、勝者と敗者が連れ立ってバーに通った。昭和から平成にかけて、盤上の余韻を酒で流し込む時代があったのだ。 前後編のインタビューに応じてくれたのは、名棋士の愛したバー「あり」の初代ママ、川鍋燿子(かわなべ・ようこ)さん(前編)と、「あり」の常連だった先崎学九段(後編)だ。「あり」は新宿2丁目のバーで、「羽生が生涯で初めて、ボトルを入れたお店」(先崎九段)だという。 20代の羽生善治九段はもちろんのこと、中原誠十六世名人、米長邦雄永世棋聖ら大棋士が通った。創業は1972年。もともとは文壇バーで、1997年に行われた25周年記念のパーティの発起人には、棋士に加えて田村隆一、筑紫哲也、西部邁らが名をつらねている。2007年に初代ママの川鍋さんは70歳で引退し、2014年に閉店した。 私がお店をひとりで始めたのは1972年、35歳のときでした。7年

            羽生善治九段も通った――将棋界に酒場「あり」があった時代(小島 渉) @gendai_biz
          • システムエンジニアを退職して新宿ゴールデン街の〈プチ文壇バー〉で働き始めたら人生が激変した | 山下素童「シン・ゴールデン街物語」

            新進気鋭の風俗ライターとして、タモリ倶楽部にも出演した山下素童さん。その類まれな観察眼と描写力から生まれる文章の熱狂的なファンは多いです。 そんな山下さんの初連載の舞台は、いま新しいお店・若いお客さんが増えているという「新宿ゴールデン街」。 前回は、SNSのメッセージをきっかけにゴールデン街で出会った女性とのエピソードでした。 今回は新年特別編として、2022年のゴールデン街での出来事を山下さんが振り返ります。 どうして先行き不安な30歳になってしまったのか 皆さん、2022年はどんな年でしたか? 僕は、新宿のゴールデン街という街で頻繁にお酒を飲むようになり、いつの間にか本職だったシステムエンジニアをやめて、ゴールデン街の『月に吠える』というプチ文壇バーで金曜日の24時から朝まで週に1回店番をするだけの、先行き不安な30歳になった年でした。 どうして先行き不安な30歳になってしまったのかを

              システムエンジニアを退職して新宿ゴールデン街の〈プチ文壇バー〉で働き始めたら人生が激変した | 山下素童「シン・ゴールデン街物語」
            • 村上春樹が手放すことのできない私的読書一覧 | ブルータス| BRUTUS.jp

              純文学 『街の草』 ピエール・ガスカール/著 篠田浩一郎/訳(晶文社) 『ロード・ジム』 ジョゼフ・コンラッド/著 柴田元幸/訳(河出書房新社) 『Rule of the Bone』 Russell Banks/著(HarperCollins) 『Evening』 Susan Minot/著(Knopf) 『リタ・ヘイワースの背信』 マヌエル・プイグ/著 内田吉彦/訳(国書刊行会) 『Cool Hand Luke』 Donn Pearce/著(Penguin Books) 『マーティン・イーデン』 ジャック・ロンドン/著 辻井栄滋/訳(白水社) 『初恋、その他の悲しみ』 ハロルド・ブロドキー/著 森田義信/訳(東京著書) 『A Moveable Feast』 Ernest Hemingway/著(Jonathan Cape) 『アメリカン・スクール』 小島信夫/著(みすず書房) 『The

                村上春樹が手放すことのできない私的読書一覧 | ブルータス| BRUTUS.jp
              • 顔のない女性のイラストが表紙のフェミニズム本をまとめてみた【キム・ジヨン以降】 - 敏感肌ADHDが生活を試みる

                ※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。 ここ2、3年、「顔のない女性のイラストが表紙のフェミニズム本」が流行ってませんか? わたしが気づいたきっかけは、2022年3月発売『母親になって後悔してる』の表紙が、2018年12月発売『82年生まれ、キム・ジヨン』に似ていると感じたことである。一方は韓国の小説で他方はドイツのノンフィクションとジャンルを異にする2冊ではあるが、日本においては、従来見過ごされてきた女性ジェンダーの困難を取り上げたフェミニズム関連書籍としてどこか似た受容をされていたように思う。調べてみると、装画担当者が同じであった。それからも気をつけて見ていると、キム・ジヨン以降、「顔のない女性のイラストが表紙のフェミニズム本」は複数発行されており、同じ装画担当者・装丁担当者によるものもたくさんあった。わたしは大半が未読であるため、込み入った考察をできる立場にないが、気づきメモとし

                  顔のない女性のイラストが表紙のフェミニズム本をまとめてみた【キム・ジヨン以降】 - 敏感肌ADHDが生活を試みる
                • 新宿ゴールデン街「どこももうギリギリ」今後へ不安 - 社会 : 日刊スポーツ

                  ディープな東京が味わえるスポットとして訪日外国人客が急増し、昨秋のラグビーW杯では機動隊が出動する騒ぎまであった東京・新宿ゴールデン街が静まり返っている。 290を超す飲食店のドアには休業を知らせる張り紙が並ぶ。俳優、演出家でバー「クラクラ」を経営する外波山文明新宿ゴールデン街商店街振興組合理事長(73)は「5月がギリギリでそれ以上休業が続くとちょっともたない」と話している。 ◇   ◇   ◇ 木造長屋の1、2階にひしめく店先には、さまざまな字体で「5月31日まで休業します」という旨を書いた張り紙があった。ドアが開けられ、声がもれる店は何軒かあったが、外国人があふれた街からネオンも人影も消えていた。「『夜間飛行』など6、7軒がオンライン営業をしているのと、ゴールデン街以外に仕事のないアルバイトのため開けている店が何軒かあるくらいです」と外波山さん。「クラクラ」も4月4日から休業している。

                    新宿ゴールデン街「どこももうギリギリ」今後へ不安 - 社会 : 日刊スポーツ
                  • 【ギャランティーク和恵】新宿ゴールデン街のスナックはオンラインで何を売る?

                    アーティスト生き方逆境 新型コロナウイルスの第一波により飲食店が営業自粛を要請された2020年春。日本随一のディープスポットとして知られる新宿・ゴールデン街もまた、多くのお店が灯りを消し、街は静まり返っていました。 そんな中、ゴールデン街にある「Snack夜間飛行」はお店からライブ配信を行い、オンラインスナックを開始。お酒はお客さんが自宅で用意し、500円のチャージ代を払い、興が乗れば店長にお酒もおごる。 文字面だけ見ると、なぜお客さんが訪れるのか不思議にさえ感じますが、これが大盛況。初回は100人以上、そして現在も1回の配信に平均60人のお客さんが全国から訪れるそうです。 そこにはマーケティング本には書いていない真理があるのかもしれません。きっと、コロナ禍が続く今だからこそ大切なこと。店長のギャランティーク和恵さんに聞きました。 名店の伝統を受け継ぎはじまった「Snack夜間飛行」 オン

                      【ギャランティーク和恵】新宿ゴールデン街のスナックはオンラインで何を売る?
                    • 『映画監督 神代辰巳』刊行縁起|国書刊行会

                      遅ればせながら小社もnoteを始めることになりました。新刊・近刊・過去刊を問わず国書刊行会の本について編集・営業担当者が綴ります。どうぞよろしくお願いいたします。 まずは新刊ではないですが、今回キネマ旬報〈映画本大賞2019〉の第1位に選ばれた『映画監督 神代辰巳』(2019年10月刊行/リンク先には目次も掲載)を取り上げます。B5判・704頁・1.6キロの大著で、編集側としては語りたいことが厖大にあります(それがnoteを始めたキッカケでもあります)。評判良いらしいが、めちゃ高いし、どういう内容かわからないとなあ……と迷っている読者の方に読んでいただきたいと思います。 文=樽本周馬(編集部) 0.神代辰巳プロフィール まずは神代監督のプロフィールを簡単に記します。 神代辰巳は1927年佐賀県生まれ。53年に松竹京都撮影所に入社(同期に蔵原惟繕、松尾昭典がいる)、55年に日活へ移る。同年、

                        『映画監督 神代辰巳』刊行縁起|国書刊行会
                      • 三流エロ雑誌の黄金時代(ガロ 1993年9月号 特集) - Underground Magazine Archives

                        特集 三流エロ雑誌の黄金時代 月刊漫画ガロ 1993年9月号 鼎談/高杉弾・末井昭・南伸坊「素人はバクハツだ!!」 いきなり編集長? ガロの作家は安かった! 豪快な作家たち。 いい加減も必要ですね。 座談会・根本敬+湯浅学(幻の名盤解放同盟)× 原野国夫(元『EVE』編集部)「自販機本は廃盤歌手みたいなもんだよね」 自販機本のルーツはおつまみだ! レイアウト1ページ200円 やりたい放題だった『EVE』 幻の「廃盤レコードコンサート」 エロ本業界ちょっとイイ話 大いなる勘ちがい―三流エロ劇画―(文・呉智英) 自販機本の頃の神保町(文・渡辺和博) 三流劇画ブーム・抗争は燃え上がった(高取英・元『エロジェニカ』編集長) 「いかがかしい」―あ、名前だけでイッてしまう―(絵と文・友沢ミミヨ) とにかく感謝してます(蛭子能収) 杉作J太郎のレッスルマニア スケベはエネルギーの源だ!(対談・『漫画大快

                          三流エロ雑誌の黄金時代(ガロ 1993年9月号 特集) - Underground Magazine Archives
                        • 講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

                          2023年11月30日時点での既刊及び刊行予定の講談社文芸文庫全1,307点(日本1,235点/海外72点、ワイド版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 編者、訳者は一部を除き割愛した。 【日本文学】 阿川弘之『舷燈』 阿川弘之『青葉の翳り 阿川弘之自選短篇集』 阿川弘之『鮎の宿』 阿川弘之『桃の宿』 阿川弘之『論語知らずの論語読み』 阿川弘之『森の宿』 阿川弘之『亡き母や』 阿部昭『単純な生活』 阿部昭『大いなる日/司令の休暇』 阿部昭『無縁の生活/人生の一日』 阿部昭『千年/あの夏』 阿部昭『父たちの肖像』 阿部昭『未成年/桃 阿部昭短篇選』 青柳瑞穂『ささやかな日本発掘』 青柳瑞穂『マルドロオルの歌』 秋山駿『知れざる炎 評伝中原中也』 秋山駿『舗石の思想』 秋山駿『内部の人間の犯罪 秋山駿評論集』 秋山駿『小林秀雄と中原中也』 青山二郎『鎌倉文士骨

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                          • 新宿 NIGHT OUT|菊地成孔 連載|月刊旅色2019年9月号

                            ©2019 ブランジスタ 本ウェブマガジンの記事、写真、イラスト等を 無断で複写、複製、転載することを禁じます。 菊地成孔と海猫沢めろん、それぞれが思い描く 新宿のランドマーク「歌舞伎町」のイメージ 菊地:歌舞伎町には久々に来ました。2冊目のエッセイ集を書いた時には歌舞伎町のホテルにカンヅメになったけどね。 海猫沢:『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール』ですね。菊地さんのエッセイのなかでもかなり好きな一冊です。 菊地:歌舞伎町のド真ん中だったから一晩中うるさい。煮詰まって、外出すると、ホストとキャバクラ嬢とお客でカタギが1人もいない(笑)。それが大人になってからのイメージかな? 海猫沢:僕は大阪生まれで姫路育ちなので、まずはメディアを通して新宿と出会いましたね。最初は菊地さんのお兄さん(菊地秀行)の『魔界都市〈新宿〉』で、次は大沢在昌の『新宿鮫』、その次は馳星周の『不夜城』。だから、常に

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                            • 中上健次が選ぶ150冊 - 昼の軍隊

                              中上健次の没後出版された『現代小説の方法』という本は、彼の講演をまとめたものだが、最後におまけのような形で、「中上健次氏の本棚──物語/反物語をめぐる150冊」という章があって、中上が選んだ150冊の本のリストが載っている。元々は、1984年に、「東京堂書店神田本店でのブックフェア用に配布されたパンフレット」に載っていたもののようだ。以下、そのリスト。 『古事記』(岩波文庫) 『宇津保物語』(『日本古典文学大系10~12』岩波書店) 『日本霊異記』(東洋文庫、平凡社) 『太平記一・二』(角川文庫) 『往生要集一・二』(東洋文庫、平凡社) 『神道集』(東洋文庫、平凡社) 『説教節』(東洋文庫、平凡社) 『謡曲集』(『日本古典文学大系40~41』岩波書店) 上田秋成『雨月物語』(旺文社文庫) 上田秋成「春雨物語」(『春雨物語・書初機嫌海』新潮社) 近松門左衛門「心中天網島」(『日本古典文学大系

                                中上健次が選ぶ150冊 - 昼の軍隊
                              • 〈149〉金融街が大変身 兜町の読書バー「青淵-Ao-」 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

                                日本橋兜町といえば、ロンドンのシティー、ニューヨークのウォール街と並ぶ世界有数の金融街、というのは昔の話。株の電子取引化に伴い、証券会社は東京証券取引所を中心にしたこの町にオフィスを構える必要がなくなった。そのため、少し寂れた雰囲気を漂わせるようになっていた。 しかし、今年になって空いていた古いビルに、若手オーナーによる飲食店が相次いでオープンした。その中核的な存在が、今年2月に開業したマイクロ複合施設「K5(ケー・ファイブ)」だ。東京証券取引所のすぐ裏手、大正12(1923)年落成の重厚な石造りのビルで、ホテルやカフェ、レストラン、ビアホール、バーが集まっている。 今日のお目当てはこのビルの1階の「tea & library bar 青淵(あお)-Ao-」。ビル正面玄関の右手に垂れ下がった赤いのれんをくぐると、赤を貴重とした、シックな雰囲気の空間が広がる。両側の壁上部の本棚にはびっしりと

                                  〈149〉金融街が大変身 兜町の読書バー「青淵-Ao-」 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
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