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重力波 ブラックホール 速度の検索結果1 - 26 件 / 26件

  • 科学を変えた10のコンピューターコード | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    Fortranからプレプリントアーカイブまで、プログラミングとプラットフォームの進歩は、生物学、気候科学、物理学を新たな高みへと導いた。 2019年、イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)のチームは、ブラックホールの実際の姿を初めて世界に見せてくれた。彼らが発表したリング状に輝く天体の画像は、従来の写真とは違い、計算によって得られたものだ。具体的には、米国、メキシコ、チリ、スペイン、南極点の電波望遠鏡が捉えたデータを数学的に変換することによって得られたのだ1。研究チームは、その知見を記載する論文とともに、ブラックホールの撮影に用いたプログラミングコードも公開した。科学コミュニティーが自分たちのやり方を確認し、それを足場にできるようにするためである。 このようなパターンは、ますます一般的になりつつある。天文学から動物学まで、現代のあらゆる偉大な科学的発見の背後にはコンピューターがある。

      科学を変えた10のコンピューターコード | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
    • 「存在し得ないモノ」とブラックホールが衝突か

      「存在し得ないモノ」とブラックホールが衝突か2020.07.01 23:00179,083 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( 山田ちとら ) 宇宙物理学界を揺るがす大ニュース。 ブラックホールがなにか得体の知れない天体と衝突した!との新しい研究が発表されました。 6月23日付で『The Astrophysical Journal Letters』に掲載された論文によれば、地球からおよそ800万光年離れているブラックホールがなにがしかの天体とぶつかり、その衝撃が重力波となってアメリカのLIGOとイタリアのVirgo干渉計に届いたそうです。 以下、ブラックホール(中央の大きな黒い円)が謎の天体(ブラックホールのまわりを螺旋状に落ちていく小さな影)を飲みこむ様子と、その衝撃が重力波となって伝わってくる様子を再現した映像をご覧ください。 Max-Planck-I

        「存在し得ないモノ」とブラックホールが衝突か
      • 途方もない重力波を検出、波長は数光年から数十光年、初の証拠

        2つのブラックホールがお互いの周りを回りながら近づく様子を描いた図。このときに重力波を発する。(ILLUSTRATION BY MARK GARLICK, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 時間と空間が織りなす巨大な重力波が検出されたことを示す証拠が得られた。その波長は、なんと数光年から数十光年だという。新たに発表された研究によると、このような波長の重力波の存在を示す証拠が見つかったのは初めてで、最大で太陽の100億倍という質量をもつ超巨大ブラックホールどうしの合体によるものではないかと考えられている。今回の発見の詳細は、2023年6月29日付けで学術誌「Astrophysical Journal Letters」に掲載された一連の論文にまとめられている。 この波を観測したのは、「北米ナノヘルツ重力波観測所」(NANOGrav)の研究者グループだ。68個のパルサーと呼ばれる回転

          途方もない重力波を検出、波長は数光年から数十光年、初の証拠
        • 科学者を魅了し続ける古くて新しい「三体問題」 その解法の鍵とは?

          【▲ 2つのブラックホールの衝突によって生じる重力波のイメージ画像。この現象はアインシュタインの一般相対性理論によって説明され、現代的な「三体問題」の一例でもあります(Credit: NASA Goddard)】17世紀の終わり頃、ニュートン(Isaac Newton、1642-1727)は「万有引力の法則」を発見し、太陽の周りの惑星の動きを説明することに成功しました。これは現在「ケプラーの法則」として知られています。 ニュートンはさらに、地球の衛星である月の動きを説明しようとしました。しかし、地球と太陽の両方が月の動きを決定しています。地球と太陽だけであれば2つの物体の関係(「万有引力の法則」に帰着する「二体問題」)になりますが、月が加わると3つの物体の非常に複雑な動きを予測することになり、数学的な解法も難しくなることが知られています。これが「三体問題」です。 こちらの動画では「2つの物

            科学者を魅了し続ける古くて新しい「三体問題」 その解法の鍵とは?
          • ダークマターは独自の不可視な元素周期表を持っている可能性、鍵はビッグバン直後の「原始ブラックホール」

            ダークマターは宇宙にある質量の大部分を占めていると考えられており、銀河の回転から宇宙の大規模構造まで至る所でその存在を示す証拠が見つかっているにもかかわらず、いまだ正体は不明です。そんなダークマターは実は1種類ではなく、さまざまな元素でできている通常の物質のように種類があるのではないかと論じる研究が発表されました。 [2310.08526] Recycled Dark Matter https://arxiv.org/abs/2310.08526 Dark matter may have its own 'invisible' periodic table of elements | Live Science https://www.livescience.com/space/cosmology/dark-matter-may-have-its-own-invisible-periodic

              ダークマターは独自の不可視な元素周期表を持っている可能性、鍵はビッグバン直後の「原始ブラックホール」
            • ブラックホールの“4本目の毛”?「渦度」を持つ可能性が示される

              【▲ 楕円銀河「M87」の中心にある超大質量ブラックホールの画像。2019年4月公開(Credit: EHT Collaboration)】「ブラックホール」は宇宙で最も極端な天体だと言えますが、実は理論で取り扱うのが比較的優しい天体だと言えます。 太陽や地球のような “普通の星” は、物質の構成、質量、温度、形状、色などの様々な性質が組み合わさってできており、理論的に取り扱うことは困難です。一方でブラックホールは簡単です。ブラックホールの性質は質量、電荷、角運動量 (回転速度あるいは自転速度) のたった3つで、他の性質は全て失われています。これを “ブラックホールには毛が3本しかない” と喩え、ブラックホール無毛定理と呼びます。 このようにブラックホールは理論的には扱いやすい天体であり、M87の中心にあるブラックホールの直接撮影画像で実際に証明されたように、はるか遠くにあるブラックホール

                ブラックホールの“4本目の毛”?「渦度」を持つ可能性が示される
              • 【繰り返される宇宙】ビッグバンを特異な存在から引きずり下ろす「ループ量子重力理論」。重力と逆向きの「新しい斥力」の衝撃💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                こんにちは、カタツムリ系です🐌 宇宙は分からないことだらけ。地上も分からないことだらけ。そんな中でも、物理業界は真の姿を科学的に解明することを、飽くなき目的としているようです。 そんな、物理業界ですが、新しい有望な理論に名前をつけたようです。「ループ量子重力理論」‼️ ループして 量子論で、かつ 重力理論。 もう、なんでもアリで、めまいがしそうです💦ネーミングした人も、盛り過ぎだという照れとか反省はあったのでしょうか💦 繰り返される宇宙―ループ量子重力理論が明かす新しい宇宙像 作者: マーチン・ボジョワルド,前田秀基 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2016/11/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 とりあえず、量子重力理論の一つとしてのポジショニング なんと、丁寧に

                  【繰り返される宇宙】ビッグバンを特異な存在から引きずり下ろす「ループ量子重力理論」。重力と逆向きの「新しい斥力」の衝撃💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                • 原始ブラックホールはインフレーション時にできた子宇宙か? - Kavli IPMU

                  東京大学 国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)が、宇宙初期の加速膨張であるインフレーション時にできた「子宇宙」が、そののちに原始ブラックホールになったとする理論を提唱した。さらに、この理論で示されたシナリオが、ハワイのすばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラハイパー・シュプリーム・カム(HSC)を用いた原始ブラックホール探索の観測で検証できることを示したことも発表された。 同成果は、Kavli IPMUのウラジーミル・タキストフ特任研究員、同・杉山素直大学院生、同・高田昌広主任研究者、米・カリフォルニア工科大学ロサンゼルス校のアレクサンダー・クセンコ教授ら、素粒子論、宇宙論、天文学者など多数の関連分野の研究者が結集した国際共同研究チームによるもの。詳細は、米物理学会が刊行する学術誌「Physical Review Letters」にオンライン掲載された。 1

                    原始ブラックホールはインフレーション時にできた子宇宙か? - Kavli IPMU
                  • 人類がブラックホールの存在を知る8つの方法

                    ブラックホールは、光さえ抜け出せないほど強力な重力を持つ天体なので、可視光だけでなくX線や赤外線などあらゆる波長の電磁波を使っても、その存在を直接観測することはできません。そんなブラックホールの存在を知るために科学者たちが編み出してきた8つの方法を、科学系ニュースサイトのLive Scienceがまとめました。 8 ways we know that black holes really do exist | Live Science https://www.livescience.com/how-we-know-black-holes-exist.html ◆1:アルバート・アインシュタインの「確固たる予言」 「ブラックホール」という言葉が使われ始めたのは1960年代のことですが、1916年にはドイツの天体物理学者であるカール・シュヴァルツシルトによって、ブラックホールに相当する天体が宇

                      人類がブラックホールの存在を知る8つの方法
                    • 人類4台目の重力波望遠鏡、日本が誇る「KAGRA」がついに完成(1) 重力波とはどんなもの? その特徴や観測の歴史をおさらい

                      岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の跡地。かつては東洋一の鉱山として栄えるも衰退。そしてイタイイタイ病という負の歴史ももつ。 この地が、天文学の観測施設として活用され始めたのは1980年代に入ってからだった。2つのノーベル物理学賞の受賞の立役者となったニュートリノ観測装置「カミオカンデ」や「スーパーカミオカンデ」をはじめ、世界最先端の施設が、その山中に立ち並ぶ。まさにこの場所は、天文学の最前線だ。 そして2019年10月4日。この場所に、新たにもうひとつの観測施設が産声をあげた。その名は大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」。「重力波」と呼ばれる時空のさざ波を捉えるための望遠鏡で、世界で4台目、アジア地域では初の重力波望遠鏡となる。これから世界の他の重力波望遠鏡との共同観測により、近年始まったばかりの重力波天文学、そしてそこに他の観測方法を加えた「マルチメッセンジャー天文学」を切り拓き、数々

                        人類4台目の重力波望遠鏡、日本が誇る「KAGRA」がついに完成(1) 重力波とはどんなもの? その特徴や観測の歴史をおさらい
                      • “熱い宇宙の中を観る瞳”が復活! JAXA「X線分光撮像衛星(XRISM)」のすべて

                        ブラックホール、超新星残骸、銀河団――。そんな謎だらけの天体をX線で詳しく観測する使命を背負って、X線天文衛星「ひとみ」が打ち上げられたのは、いまから約7年前の2016年2月17日のことだった。 しかし、わずか1か月後に衛星に問題が発生し、そのまま復旧することなく、4月には運用を断念することになった。 志半ばで悲劇に見舞われた「ひとみ」だったが、その性能はすさまじく、運用を終えるまでに行われたわずかな時間の試験観測でも、論文誌『ネイチャー』に掲載されるほどの科学成果を生み出した。 「『ひとみ』の使命を、そしてX線天文学の火を絶やしてはならない」――。世界中の研究者の決意、期待をすべて注ぎ込み、待望のX線天文衛星が復活した。その名は「X線分光撮像衛星(XRISM、クリズム)」である。 JAXA種子島宇宙センターで公開された「X線分光撮像衛星(XRISM)」 XRISMが目指すもの XRISM

                          “熱い宇宙の中を観る瞳”が復活! JAXA「X線分光撮像衛星(XRISM)」のすべて
                        • 超巨大ブラックホール、宇宙とともに膨張している説。どういうこと?

                          超巨大ブラックホール、宇宙とともに膨張している説。どういうこと?2021.11.15 22:0018,649 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( 山田ちとら ) 宇宙とはいったい何なのか?を考える、とんでもなくスケールの大きなお話。 検出不可能とされていた重力波を人類が初めて観測したのは2015年のことでした。ふたつの超巨大ブラックホールが激しくぶつかり合った衝撃が時空のさざ波となり、13億年かけて地球に到達したところを重力波検出器LIGOがとらえました。この歴史的な観測以降も同様の重力波が多く検出されており、ブラックホール同士の衝突についての知見を深めるのに役立ってきました。 しかし、そればかりではありません。ここにきて、その重力波のデータを研究していたとある研究チームがめちゃくちゃ斬新な仮説を打ち立ててきました。なんでも、重力波データを読み解いていくと、

                            超巨大ブラックホール、宇宙とともに膨張している説。どういうこと?
                          • BEST OF 2019 - LL

                            2019年の年間ベストです。ジャンルなど関係なく30作選び順位を付けています。 テーマなども特にないのですが、どれを入れるかや順位で迷った場合は以前から好きだったアーティストの場合は過去の作品を上回る価値を感じるかやそのキャリアの中で重要な作品だと思えるかを考えて、その作品で初めて知ったもしくは魅力がわかったというケースのものが持つ衝撃度と比較判断するみたいな感じで選びました。 作品名の後に○がついているものは上半期ベストでも取り上げた作品で、それらの作品については印象に特別な変化がない限りは感想は同じ内容を使いまわしたり、書き直すにしても短めにまとめてあります。 アートワークの画像には試聴や購入ができるページのリンクを貼っているので、気になったものは是非クリックしてみてください。 サブスクで聴けるものは末尾のプレイリストにまとめてあります。 30~21 20~11 10~1 〈プレイリス

                              BEST OF 2019 - LL
                            • 『インターステラー』『メメント』における時間遅延と時間反転 ─ クリストファー・ノーランの科学〈中編〉 | Fan's Voice | ファンズボイス

                              最新作『TENET テネット』公開に先立ち、クリストファー・ノーランの代表作とも言える『メメント』、『インセプション』、『インターステラー』の3作品を中心に解説を行う本連載。これらの作品に通底する「時間概念」について考察を深め、『TENET テネット』との接続性を分かりやすくするものだ。 本記事では、『インターステラー』がいかに科学的に整合性が取れた物語だったのかを理解していただいた後に、『メメント』『インセプション』『インターステラー』という3作品の延長線上に『TENET テネット』の存在を確かに感じられるよう、関連をまとめていくつもりだ。 それでは早速、いろいろな疑問を「愛の力」ではなく、科学の力で解消すべく、『インターステラー』の解説を始めよう。 重力と時間の遅れ 前回の『インセプション』記事でも解説したが、アインシュタインの一般相対性理論によると、重力とは「時空の歪み」そのものであ

                                『インターステラー』『メメント』における時間遅延と時間反転 ─ クリストファー・ノーランの科学〈中編〉 | Fan's Voice | ファンズボイス
                              • 実験で実証された量子エネルギーテレポーテーション|Masahiro Hotta

                                量子エネルギーテレポーテーション(Quantum Energy Teleportation, 略してQET)がカナダのウォータールー大学と米国のストーニーブルック大学のグループによる独立な2つの実験によって実証をされてことを受けて、今年2023年はそれが世界的なニュースにもなり、大変注目を集めた年でした。米国サイモンズ財団が出版している著名な科学雑誌「Quanta Magazine」でも、この2つのQET実験を下記で紹介をしています。 https://www.quantamagazine.org/physicists-use-quantum-mechanics-to-pull-energy-out-of-nothing-20230222/ また2023年の物理学最大のブレイクスルーとして、低周波数重力波の発見とジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測とともに、量子エネルギーテレポーテーションの

                                  実験で実証された量子エネルギーテレポーテーション|Masahiro Hotta
                                • 【重力波とはなにか①】重力波発の天文学誕生。宇宙創生の瞬間までたどる手がかり。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                  こんにちは、カタツムリ系です🐌 百年ほど前にアインシュタインが、その存在を予言し、2016年に観測されたという重力波。ネーミングからすると、なかなか興味深いですが、観測された!という報道からあとは、急に耳にしなくなった感あります。研究が止まったというよりは、成果を出すのに、なかなか骨の折れる分野なのでしょう。こちらの関心も衰えることなく、以前、似たようなタイトルの本を通読したのですが↓ 今回、改めて本書に挑戦する次第↓しかも今回は、生粋の理論物理学者とうよりは、望遠鏡を武器に研究を進める天文台系の方だとか。 重力波とは何か アインシュタインが奏でる宇宙からのメロディー (幻冬舎新書) 作者: 川村静児 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/09/30 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 出典はアマゾンさん。 ————————————————————————

                                    【重力波とはなにか①】重力波発の天文学誕生。宇宙創生の瞬間までたどる手がかり。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                  • 寝れないから陰謀論とか教えて : 哲学ニュースnwk

                                    2020年09月30日08:00 寝れないから陰謀論とか教えて Tweet 1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/09/30(水) 02:29:43.073 ID:OH+3Rk3c0 アポロは月に行ってないとか 911は意図された物だったとか あほみたいなやつ 2: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/09/30(水) 02:30:34.277 ID:3Zbob+Xaa Googleに世界は監視されてる 5: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/09/30(水) 02:31:53.404 ID:OH+3Rk3c0 >>2 それはガチ 6: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/09/30(水) 02:32:48.606 ID:OYIcELke0 月に行ってないのって 陰謀ってよりはただの戦略だろ 11: 以下、5ちゃ

                                      寝れないから陰謀論とか教えて : 哲学ニュースnwk
                                    • 宇宙の謎物質「ダークマター」は本当に存在するのか? | AppBank

                                      *Category:テクノロジー Technology|*Source:Destiny,wikipedia(1),(2) 「ダークマター」の存在を確かめるために実施された研究とは? 私たちが知っていることは、銀河を引き寄せてつなぎとめるダークマターという力が働いていることと、ダークエネルギーが同時に宇宙を加速していることです。しかし、これらの謎の粒子はどちらも検出されていません。 現在、ある科学者はダークマターがブラックホールの縁で渦巻いているかもしれないと考え、また別の物理学者はダークエネルギーを地球で発見できると信じています。ただ、ダークエネルギーは結局のところ実在しないかもしれないと言う人もいます。果たしてそれは実際のところ、どうなのでしょうか。 もし物理学者が最も欲しいもののリストを作ったとしたら、ダークマターが一番上になるでしょう。なぜならダークマターとは、宇宙のいたるところに存

                                        宇宙の謎物質「ダークマター」は本当に存在するのか? | AppBank
                                      • Drone Lab:曲の雰囲気を左右するドローンの作り方

                                        Learning Synthsウェブ上で動作するシンセサイザーを操作しながら、音作りの方法を学べる無料サイト。 曲作りの世界に何世紀も存在してきたドローン。持続する音を意味するドローンに大きな変化をもたらす力があるという考えは、複数のコミュニティや大陸、そして世代におよんでいます。 現在、ドローンを使ったASMRの動画プレイリストが、生産性向上のアイデアとして宣伝されていますし、ゴング音浴(英語)など、音を使う伝統的な瞑想法が著しく人気を集め、 かなり耳障りなノイズコンサートですら、カタルシスを求める聴衆に心地よさを提供すると言われているほどです。 今年前半で音楽ライターのHarry Swordが上梓した本に、世界中のドローンの歴史と文化的背景をめぐる旅へと読者をいざなった『Monolithic Undertow』があります。 同書は、 「身体の音、つまり、押し寄せる血液、鼓動する心臓、ゴ

                                          Drone Lab:曲の雰囲気を左右するドローンの作り方
                                        • BEST OF 2019(上半期) - LL

                                          上半期ベストです。20作選び順位を付けました。画像クリックで試聴や購入ができるページへ飛びます。末尾にプレイリストあります。では早速どうぞ。 20~16 15~11 10~6 5~1 プレイリスト 20~16 20. Kassel Jaeger『Le Lisse et le Strié』 電子音響/ドローン。本名名義でGRMのディレクターや執筆活動なども行っている人物の新作。“縞模様” と “滑らかな” という相反する概念を電子音響に当てはめたものというコンセプトで制作されているそうで、断片化/抽象化された音響の連なりに潜む無数のリズミックな要素がいわゆるリズムとして構造化されずにサウンドの模様や肌理を印象付けるような機能を果たしてる、あらゆる要素がサウンドのテクスチャーを印象付けるために機能している正に音響の音楽といった感じ。前作『Aster』でも感じられた多様な音響の層を帯のように纏め

                                            BEST OF 2019(上半期) - LL
                                          • 近現代物理学のヤバすぎる理論・分野・未解明問題ランキングトップ10 : 哲学ニュースnwk

                                            2020年09月06日00:00 近現代物理学のヤバすぎる理論・分野・未解明問題ランキングトップ10 Tweet 1: 風吹けば名無し 2020/09/05(土) 10:56:30.36 ID:mnivVFzF0 10 位 統計力学 19 世紀の終わりにボルツマンによって創始された分野。当時未発見だった「分子」の存在を仮定し、「いちどコーヒーに混ざったミルクが決して分離しないのはなぜか」やおまけの開封などといった「不可逆」な現象の説明に成功した。 しかし分子の存在を認めない学派に激しく攻撃され、ボルツマンは自殺という非業の死を遂げた。ボルツマンの墓には彼が発見したエントロピーの公式 S = k log W が刻まれている。 後に統計力学はアメリカの物理学者ギブスによって、熱力学の発展形として現在の形に体系化された。 2: 風吹けば名無し 2020/09/05(土) 10:56:43.02

                                              近現代物理学のヤバすぎる理論・分野・未解明問題ランキングトップ10 : 哲学ニュースnwk
                                            • 0.000001秒未満でバラバラに…「ブラックホールに人が落ちるとどうなるか」研究者が高頻度でされる質問に丁寧回答 そこに落下する人の速度は光速の約95%にも達する…

                                              月や太陽などと比べて日常生活における身近さは皆無ながら、なぜか「ブラックホール」という言葉自体は聞いたことのある人が多いです。恐らくSF映画や漫画、アニメなどの作品を通じて知ったのだと思いますが、だからこそか「ブラックホールは、フィクションの世界のもので実際の宇宙にはないんでしょ?」と思っている人もいるようです。 しかし、ブラックホールはX線や重力波などの様々な観測によって、はっきりと存在が確認されている天体の一種。小さなスペースに物質が極限まで押し込まれた高密度な天体です。ブラックホールは宇宙に1個だけあるものだと思っている方もいるようですが、銀河系には約1億のブラックホールがあるといわれています。その中で、存在を確認されているのは約60個です。 またブラックホールには大きく分けて、太陽と質量が同程度のブラックホール(恒星質量ブラックホール)と、太陽の数百万倍から100億倍もの質量を持つ

                                                0.000001秒未満でバラバラに…「ブラックホールに人が落ちるとどうなるか」研究者が高頻度でされる質問に丁寧回答 そこに落下する人の速度は光速の約95%にも達する…
                                              • 総質量が太陽の280億倍もあるブラックホール連星 ある問題解決への糸口となるかも?

                                                ほぼ全ての巨大な銀河の中心部には「超大質量ブラックホール」があると考えられていますが、その中には最大で太陽の数百億倍という途方もない質量を持つものがあります。こうしたブラックホールもより小さなブラックホールが合体して生じたと考えられていますが、そのメカニズムを考えると「合体しているはずのないブラックホールが合体している」という奇妙な矛盾に突き当たります。これは「ファイナルパーセク問題」と呼ばれています。 スタンフォード大学のTirth Surti氏などの研究チームは、ジェミニ北望遠鏡による観測データから、活動的な銀河「4C+37.11(B2 0402+379)」にある超大質量ブラックホールの性質を分析しました。その結果、4C+37.11の中心部にある超大質量ブラックホールは、総質量が太陽の280億倍であることを突き止めました。4C+37.11の中心部にあるブラックホール同士はお互いにわずか

                                                  総質量が太陽の280億倍もあるブラックホール連星 ある問題解決への糸口となるかも?
                                                • 挫折した人でもわかる「相対性理論」 アインシュタインは何を考えたのか 講談社 今日のおすすめ

                                                  相対性理論という難解な理論・学問の入門書はあまたありますが、この本ほど読むものを楽しくその世界へ誘ってくれるものはそうはありません。一気に読めて、アインシュタインがどのように相対性理論を発見していったのか、そしてその理論が私たちになにをもたらしているのかが手に取るようにわかります。入門書のマスターピースです。 難解さを溶かせるユーモア アインシュタインというと舌を出した写真が有名ですが、その写真からもわかるように彼は人間味、ユーモア精神に満ちた天才でした。(そういえばファインマンもですが物理学者にはユーモア溢れる人が多いのでしょうか) この本もユーモア精神ではアインシュタインにひけをとりません。 飛行機に乗って、高い空の上から海と空の境目をみたときには、大地は丸いと感じるだろう(ほんとかいな)。いや、少なくとも、月が地球の影に入って起こる月食のとき、月に映える地球の影のフチをみたときに、地

                                                    挫折した人でもわかる「相対性理論」 アインシュタインは何を考えたのか 講談社 今日のおすすめ
                                                  • 21世紀の宇宙の数学、超弦理論|Macro Scope|リクルートワークス研究所

                                                    物理学者 大栗博司氏 Ooguri Hirosi 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)機構長。カリフォルニア工科大学フレッド・カブリ冠教授、ウォルター・バーク理論物理学研究所所長。京都大学大学院修士課程修了後、プリンストン高等研究所研究員などを経て、1989年東京大学理学博士号。シカゴ大学助教授、カリフォルニア大学バークレイ校教授をなどを歴任。2000年にカリフォルニア工科大学に移籍し、現在に至る。2016 年から2019年にはアスペン物理学センターの所長も務める。『重力とは何か』(幻冬舎)、『大栗先生の超弦理論入門』(講談社)など著書多数。 20世紀の物理学における最大の発見は、一般相対性理論と量子力学の理論だ。この2つのあいだには深刻な矛盾があるのだが、それを解消する、“セオリー・オブ・エブリシング”といわれている理論が「超弦理論(超ひも理論)」であ

                                                      21世紀の宇宙の数学、超弦理論|Macro Scope|リクルートワークス研究所
                                                    • ブラックホールは最速2万9000km/sで運動する場合があると判明 光速の約10分の1

                                                      ブラックホール同士が合体すると激しい重力波が発生し、時に合体後のブラックホールを “蹴りだし” ます。ブラックホールの運動速度が早ければ早いほど、ブラックホール同士が衝突する可能性は高まり、宇宙に存在する重いブラックホールの起源になるとも考えられます。 ロチェスター工科大学のJames Healy氏とCarlos O. Lousto氏は、2つのブラックホールが衝突した場合、合体後のブラックホールが最速で約2万9000km/sで運動することをシミュレーションによって明らかにしました。これは以前のシミュレーションで示された速度の5.7倍も速く、光の速度の約10分の1に相当します。 【▲ 図1: お互いの周りを公転している2個のブラックホールの想像図(Credit: SXS)】■天体同士の接近によって発生する “制限速度違反”複数の天体が極めて近くに接近した場合、お互いが重力で引かれ合うことで運

                                                        ブラックホールは最速2万9000km/sで運動する場合があると判明 光速の約10分の1
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