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A級昇級の検索結果1 - 15 件 / 15件

  • 山ちゃんはあきらめなかった!名人候補・山崎隆之八段(39)順位戦史上最長23期を経て初のA級昇級決定(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    2月4日。東西の将棋会館にわかれてB級1組順位戦12回戦がおこなわれました。 昇級争い1番手の山崎隆之八段は久保利明九段に敗れました。 しかし3番手の郷田真隆九段が松尾歩八段に敗れたため、山崎八段の昇級が決定しました。 2月14日の誕生日で40歳となる山崎八段は、史上最長の順位戦参加23期目にして、初のA級昇級を決めました。 山崎隆之八段(9勝2敗)●-○久保利明九段(5勝6敗) 勝てばA級昇級の山崎八段。なんと初手に端9筋の歩を突きます。対して残留を目指す久保九段。2手目に端歩を突き返します。漫画ではなく、プロの公式戦が端歩の突き合いから始まる例はほとんどありません。しかし両者の前回の対戦では、その異例のオープニングが見られました。それがまた本局でも再現され、大一番の幕が開きました。 序盤の駆け引きの中、振り飛車党の久保九段は向かい飛車に振ります。対して山崎八段は玉を右へ移動し、さらには

      山ちゃんはあきらめなかった!名人候補・山崎隆之八段(39)順位戦史上最長23期を経て初のA級昇級決定(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • 「己に殉じるために」 A級昇級・山崎隆之八段ロングインタビュー<1> - スポーツ報知

      将棋の山崎隆之八段の順位戦A級昇級が4日、正確には5日未明に決まった。27歳で初参加した「鬼の棲み家」ことB級1組で13年間も戦い続け、40歳を目前にしての悲願成就に多くのファンが喝采を送っている。祝福の声の背景にあるものは、長い歳月をかけて目標に到達したことへの賛辞ばかりではない。先鋭化した現代将棋の盤上において自らが信じた圧倒的な独創性を貫き、なおも最高峰へと辿り着いたことに対する敬意である。1月下旬、大勝負を目前に控えていた山崎にインタビューをした。(北野 新太) ずっと前から山崎隆之に尋ねたいことがあった。 まだ棋士になる前の時代、兄弟子の故・村山聖九段と「自由」について語り合ったことがある、と何かで読んだ。どんな結論に至ったのか、と聞いてみたかった。 「あの時はまだ15才くらいで、中学を卒業したばかりの頃でした。自由とは何か、ということを十代の頃、ずっと考えていたんです。自由とい

        「己に殉じるために」 A級昇級・山崎隆之八段ロングインタビュー<1> - スポーツ報知
      • 「暗闇に隠す」 A級昇級・山崎隆之八段ロングインタビュー<3> - スポーツ報知

        2010年以降の将棋界について、AIの進化との関わりを避けて語ることはできない。 山崎隆之八段は自らの棋風、将棋観、あるいは人生観から、AIに依拠する風潮への違和感をこれまでずっと語ってきた。 15年にはタイトル戦になる前の叡王戦で棋士代表の座まで登り詰め、最強ソフトとの決戦に臨み、敗れた苦い経験もしている。 「最初は抵抗があったことは間違いないですね。まず、ソフトを使える人と使えない人がいて、棋士によって環境が違うことはおかしいのでは、という思いがありました。将棋界の持つ良い部分のひとつは、新四段として新入社員のように入ってきても、例えば永世名人の資格を持つ社長のような存在の棋士とも対等に勝負できることです。他の世界にない大切な前提が崩れたように思えて、怒りを感じていた部分はありました。だから『あの人はソフトを駆使してすごく勝っている』と聞いても、すごいなんて思わなかったし、全く敬意も持

          「暗闇に隠す」 A級昇級・山崎隆之八段ロングインタビュー<3> - スポーツ報知
        • 「羽生善治九段に敗れた瞬間、絶望感だけでした」しかし深夜の電話に“苦節16年”が…中村太地・新八段が明かす“A級昇級のリアル”(中村太地)

          将棋の順位戦は各級で最終局を迎え、中村太地・新八段が前期からつづく昇級、そして自身初のA級昇級を決めた。ここ1年間の戦いぶりや最終局の羽生善治九段戦に敗れた際のリアルな感情、年明けから白熱の王将戦、棋王戦での藤井聡太五冠、渡辺明名人、羽生九段の戦いぶりについても聞いた(全2回/#2も) 3月の順位戦B級1組最終局の結果を受けて、来期A級への昇級を決めることができました。まず応援してくださった皆さんに心から感謝をお伝えするとともに……この1年間と最終局の羽生善治九段と戦った際の記憶について、残していければと思います。 まず将棋の順位戦について、少し説明します。棋士がそれぞれ「フリークラス・C2→C1→B2→B1→A」とピラミッド方式のカテゴリに分けられます。C2以上のそれぞれのクラスで年間通してリーグ戦が行われるのですが、A級で最上位の成績を残した棋士が次期名人戦の挑戦者の権利を手に入れます

            「羽生善治九段に敗れた瞬間、絶望感だけでした」しかし深夜の電話に“苦節16年”が…中村太地・新八段が明かす“A級昇級のリアル”(中村太地)
          • 「独往の先へ」 A級昇級・山崎隆之八段ロングインタビュー<4> - スポーツ報知

            20代の頃、山崎隆之八段は揮毫の際に「独往」と書いていた。棋士としての彼の個性を最も端的に表している二文字とも思える。 「元女流棋士の石橋幸緒さんから教えていただいたんです。学のない僕でも『独りで往く』という文字が気に入って、一時期は好んで書いていました。 僕の若い頃は東高西低の時代で、東京では何人かの棋士が局面を一緒になって考える研究会が全盛でした。でも関西にいる自分自身には環境も資質もない。だから『独往』には良い意味でも悪い意味でも反発を表していた気がします。 僕も含めて、トップ棋士と比較して明らかに劣っている棋士が、トップ棋士と同じことを同じくらい研究して負けていくのは、ちょっと何やってるんだろうという思いがありました。弱いなら弱いなりに勝つための適性を見つけて勝負しなきゃいかんだろう、という思いもあったと思います。 今でも時々は書きますけど、確固たる自信と力を持って独りの道を往って

              「独往の先へ」 A級昇級・山崎隆之八段ロングインタビュー<4> - スポーツ報知
            • 「惑いを知る不惑」 A級昇級・山崎隆之八段ロングインタビュー<2> - スポーツ報知

              山崎隆之八段は今月14日、40歳になる。どんな人にとっても大きな節目となることに変わりはないが、頭脳と肉体を駆使して勝負を戦う棋士にとって、指標として持つ意味の重さは計り知れない。もちろん経験値といったプラスよりも、能力の低下というマイナスの要素として捉えられることが多い。40歳になって初めてA級で戦うことになる棋士は、極めて異例の存在になる。 「不惑の年と言われますけど、もちろん記憶力とかは衰えていくものなので惑いますよね(笑)。どう向き合えばいいか、ということで言うなら、まず単純に強くなれるかどうかということが分からないです。 下から次々と優秀な人が上がってくるわけですから、何かを変えずに同じことを繰り返しても厳しくなるのは分かり切っている世界です。でも、自分自身はまだギリギリのところにはいるので、相当な自信がない限りは自分を変えることは難しい。変えることは自分の戦い方を一旦は捨てるこ

                「惑いを知る不惑」 A級昇級・山崎隆之八段ロングインタビュー<2> - スポーツ報知
              • 不惑目前、山崎八段が初のA級昇級 前期、奇跡の残留から飛躍「自分を信じて」 | 毎日新聞

                将棋の第79期名人戦順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)B級1組で山崎隆之八段(39)が4日、初のA級昇級を決めた。この日、9勝1敗の単独首位で12回戦を迎えた山崎は、勝てば文句なしの昇級決定。しかし久保利明九段(45)に逆転負けを喫し、昇級の行方は最終局に持ち越しになったかとみられた。ところが、追う郷田真隆九段(49)も勝勢の将棋を逆転で落とし、山崎の2位以内(昇級枠)が確定した。前期は終盤の3連敗で最終成績は3勝9敗。B級2組に降級した2人と同星だったが、順位が上だったため奇跡的に残留となった。14日で不惑の40歳を迎える山崎の、何が変わったのか。 逆転負けでも昇級に驚き 関西将棋会館(大阪市福島区)で4日午前10時に始まった久保戦は日付が変わった5日午前0時18分、124手で久保の勝利に終わった。その21分後、東京の将棋会館で郷田が松尾歩八段(40)に負けた。記者たちが山崎の元に向か

                  不惑目前、山崎八段が初のA級昇級 前期、奇跡の残留から飛躍「自分を信じて」 | 毎日新聞
                • 西の天才・山崎隆之八段(39)深夜の名局を制して松尾歩八段(40)を降しA級昇級まであと1勝(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  1月14日。東京、大阪の将棋会館においてB級1組11回戦、全6局がおこなわれました。 注目の▲山崎隆之八段(39歳)-△松尾歩八段(40歳)戦は深夜1時18分、177手で山崎八段の勝ちとなりました。 山崎八段はこれで9勝1敗。初のA級昇級がついに目前となりました。 敗れた松尾八段は4勝6敗となりました。 山崎八段、またもや関門突破 山崎八段先手で、戦型は得意の相掛かり。午前中の段階で前例から離れ、互いに時間を使い合う序中盤となりました。 山崎八段は相手の注文に応じ、2筋の飛車で遠く7筋の歩をかすめ取ります。実利を得る代償に山崎八段の飛車は元の右辺に戻ることはできず、ずっと歩越しのまま、左辺四段目に居続けることになりました。 松尾八段は8筋の飛車の力を背景に、遠く逆サイドの端1筋を詰めます。ここは松尾八段がポイントをあげました。そして1筋のスペースを広げた効果は、はるか遠い先、終盤になってあ

                    西の天才・山崎隆之八段(39)深夜の名局を制して松尾歩八段(40)を降しA級昇級まであと1勝(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • 将棋の山崎隆之八段が初のA級昇級を決める 13年間の悲願成就 - スポーツ報知

                    将棋の山崎隆之八段(39)が4日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第79期順位戦B級1組12回戦で久保利明九段(45)に敗れ、今期通算9勝2敗としたものの、他の対局結果により、最終戦を待たずにA級への初昇級を決めた。 13人が在籍するB級1組で、A級への昇級枠は2。 山崎八段の昇級条件は〈1〉自らが勝利すること〈2〉3敗の永瀬拓矢王座が敗れること 〈3〉3敗の郷田真隆九段が敗れること 以上のいずれかを満たすことだった。 山崎八段は久保九段に敗れ、永瀬王座も行方尚史九段に勝利したが、郷田九段が松尾歩八段に敗れたため、山崎八段の昇級が決まった。 「鬼の棲み家」とも呼ばれるB級1組に13期在籍した山崎八段が宿願を成就させ、最高峰への切符を手にした。 スポーツ報知は後日、山崎八段のロングインタビューを掲載する。 ◆山崎 隆之(やまさき・たかゆき)1981年2月14日、広島市生まれ。39歳。98

                      将棋の山崎隆之八段が初のA級昇級を決める 13年間の悲願成就 - スポーツ報知
                    • 将棋の山崎隆之八段、自身初のA級昇級が決まる 名人戦:朝日新聞デジタル

                      第79期将棋名人戦・B級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の12回戦6局が4日、東京の将棋会館、大阪の関西将棋会館で一斉に指され、山崎隆之八段(39)のA級昇級が決まった。A級は名人挑戦権を1…

                        将棋の山崎隆之八段、自身初のA級昇級が決まる 名人戦:朝日新聞デジタル
                      • 西の天才・山崎隆之八段(39)深夜の熱闘で棋界四強・永瀬拓矢王座(28)を降し初のA級昇級に大前進(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                        12月24日。東京・将棋会館においてB級1組順位戦10回戦▲永瀬拓矢王座(28歳)-△山崎隆之八段戦がおこなわれました。 朝10時に始まった対局は深夜0時55分に終局。結果は166手で山崎八段の勝ちとなりました。 これでリーグ成績は山崎八段8勝1敗、永瀬王座は7勝3敗となりました。 今期B級1組の天王山ともいうべき一局を制し、山崎八段は初のA級昇級に向け、大きく前進しました。 両者の通算対戦成績はこれで山崎八段2勝、永瀬王座6勝となりました。 天才・山崎八段、ついにA級が見えてきたか 先手番は永瀬王座で、戦型は角換わり。ただし力戦得意の山崎八段は定跡形にはせず、3三金型で力勝負を挑みます。 中盤、山崎八段は盤面の左右をにらむ筋違い角を自陣に据えます。この角がよくはたらき、先手陣の弱点の桂頭を巧みに攻めて、あっという間にリードを奪ったかに見えました。 負かしにくいことにかけては棋界屈指の永瀬

                          西の天才・山崎隆之八段(39)深夜の熱闘で棋界四強・永瀬拓矢王座(28)を降し初のA級昇級に大前進(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                        • A級昇級2枠は藤井聡太竜王、稲葉陽八段、千田翔太七段による争いへ 佐々木勇気七段は無念の脱落(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                          2月3日。東京・将棋会館、大阪・関西将棋会館においてB級1組6回戦・全6局がおこなわれました。結果は以下の通りです。 藤井 聡太竜王(9勝2敗)○-●阿久津主税八段(3勝8敗) 稲葉  陽八段(8勝3敗)○-●松尾  歩八段(2勝9敗) 佐々木勇気七段(7勝4敗)●-○郷田 真隆九段(6勝5敗) 三浦 弘行九段(6勝5敗)○-●久保 利明九段(3勝8敗) 屋敷 伸之九段(6勝5敗)○-●横山 泰明七段(6勝6敗) 近藤 誠也七段(5勝6敗)○-●木村 一基九段(3勝8敗) 千田 翔太七段(8勝3敗)空き番 昇級争い1番手の藤井竜王は横歩取りで阿久津八段に快勝しました。 A級復帰を目指す稲葉八段は松尾八段と対戦。角換わりから激しい戦いとなり、途中は稲葉八段が苦戦に陥ったかに見えましたが、最後は逆転。稲葉八段が勝って昇級争い自力の立場をキープしました。稲葉八段は最終戦、郷田九段に勝てば1期での

                            A級昇級2枠は藤井聡太竜王、稲葉陽八段、千田翔太七段による争いへ 佐々木勇気七段は無念の脱落(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                          • 山崎隆之八段が初のA級昇級決める 将棋B級1組順位戦 | 毎日新聞

                            第79期名人戦B級1組順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の12回戦は4日、東京の将棋会館、大阪の関西将棋会館で一斉に指された。首位の山崎隆之八段(39)は久保利明九段(45)に敗れて9勝2敗となったが、追いかける郷田真隆九段(49)も松尾歩八段(40)に敗れて7勝4敗となったことで2位以内が確定…

                              山崎隆之八段が初のA級昇級決める 将棋B級1組順位戦 | 毎日新聞
                            • 悲願のA級昇級を決めた山崎隆之八段、その道のりとこれから|ホミニス

                              今年度は藤井聡太の初タイトル獲得、渡辺明名人の誕生などさまざまなトピックがあったが、将棋ファンにとって大きなニュースとなったのが山崎隆之八段悲願のA級昇級だ。これまで昇級に一歩及ばない年が続く中、ついにA級入りを決めた。A級までに要した23期は史上最長だ。 山崎は1998年に四段昇段。17歳でのプロ入りはエリートコースだ。順位戦はC級2組でこそ時間がかかったものの、6期目の第62期に昇級。C級1組、B級2組はどちらも2期目ですんなり抜け、A級入りは時間の問題かと思われた。 最初のチャンスはB級1組3期目の第69期順位戦で、昇級争いをするも最後に3連敗と失速し脱落。第71期は8勝4敗の好成績を収めるも上位が走り届かず。第73期は昇級争いをリードするが後半戦で失速し、8勝4敗ながら順位差で昇級ならず。第75期は最終戦で勝てば昇級だったが、敗れて8勝4敗ながらまたも順位差に泣く。第76、77期も

                                悲願のA級昇級を決めた山崎隆之八段、その道のりとこれから|ホミニス
                              • 「ひふみん、やっぱりすごい」 19歳藤井A級昇級で「歴代1位」脚光 | 毎日新聞

                                9日、東京と大阪の将棋会館で一斉に行われた第80期名人戦B級1組順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の最終13回戦で、藤井聡太王将(19)が10勝目を挙げ、同組1位でA級への昇級を決めた。A級は順位戦最高位のクラスで、A級での優勝者が名人への挑戦権を得る。19歳7カ月でのA級昇級決定は、「ひふみん」の愛称で知られ、2017年に引退した加藤一二三九段(82)の18歳1カ月に次ぐ歴代2位の好記録。SNS上では藤井王将を祝福する声とともに、加藤九段の記録にも改めて注目が集まった。 ツイッターでは「こうやってみるとやっぱりひふみんはすごかたんだなー」「藤井聡太先生が活躍するとひふみんのすごさを思い知らされるみたいなところある」などと称賛する書き込みが相次いだ。また、加藤九段のデビュー当時の異名を引き合いに「神武以来の天才って異名は伊達(だて)やないんやな」と感心する声も上がった。

                                  「ひふみん、やっぱりすごい」 19歳藤井A級昇級で「歴代1位」脚光 | 毎日新聞
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