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  • 衝撃作『TAR/ター』で奇跡の復活を遂げた“幻の名匠”トッド・フィールド、16年間の空白を語る【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

    映画TOP 映画ニュース・読みもの TAR/ター 衝撃作『TAR/ター』で奇跡の復活を遂げた“幻の名匠”トッド・フィールド、16年間の空白を語る【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】 インタビューの冒頭でそのままトッド・フィールド監督に伝えた「『TAR/ター』はこの10年間で作られたアメリカ映画の中で最も重要な作品の一つ」という言葉になんの誇張もない。数か月前に初めて『TAR/ター』を観た時の衝撃はまだ身体の芯にしっかり残っていて、それは今後も作品を観返すたびにフレッシュなものとして蘇ってくるだろう。前回のパク・チャヌク監督に続いて、結果的に2回連続で外国人監督へのインタビュー、それも今回は対面取材ではなくZoomでの取材というイレギュラーな形式となったが、取材相手がフィールドということでご容赦いただきたい。『イン・ザ・ベッドルーム』(01)で監督デビューして以来、22年でたった3本しか

      衝撃作『TAR/ター』で奇跡の復活を遂げた“幻の名匠”トッド・フィールド、16年間の空白を語る【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
    • 女性指揮者クレール・ジボー「『TAR/ター』の主人公が男性だったら、これほど衝撃的ではなかったはずだ」 | 現実のクラシック音楽界には、ジェンダーの壁が根強く残っている

      クレール・ジボーは、男性優位のクラシック音楽界で、半生をかけて性差別と闘ってきた。彼女の次のターゲットは、男女間の賃金格差と年齢差別だ。 映画『TAR/ター』(日本公開は2023年5月12日〜)で注目が集まった「女性指揮者」。その先駆けとして活動してきたジボーが、インタビューで自らのキャリア、『TAR/ター』の感想、クラシック音楽界における性差別について語る。 ケイト・ブランシェットがタクトを振る強気な女性指揮者を演じ、アカデミー賞の複数部門にノミネートされ、世界的に大注目を集めている映画『TAR/ター』。この注目度の高さはおそらく、主人公の姿が斬新だからだろう──最近まで、指揮者という職業はほぼ男性が占めていたのだから。 一方、現実世界のフランス人指揮者クレール・ジボーは、業界にひそむジェンダーの壁と闘い続けてきた。2019年、ジボーはパリで女性指揮者の大会「ラ・マエストラ(La Mae

        女性指揮者クレール・ジボー「『TAR/ター』の主人公が男性だったら、これほど衝撃的ではなかったはずだ」 | 現実のクラシック音楽界には、ジェンダーの壁が根強く残っている
      • 『TAR/ター』芸術に神はいない|うまみゃんタイムズ

        芸術の価値を揺らがせる「アンチ・キャンセルカルチャー」として政治的物議を醸した問題作。しかし、主人公の指揮者設定はスタジオ側の提案で、元々ビジネスパーソン設定だったという。脚本執筆も10年前だから、SNS告発などは時事ネタとして付与されたかたち。トッド・フィールド監督が言うように、グローバル企業を舞台にしても通じる話だろう。 ※以下ネタバレ 中年の危機 主人公ターは「作家主義」的なベルリンフィル初の女性指揮者で、レナード・バーンスタインやクラウディオ・アバドのようなレガシーを志向している。一方、さまざまな障害を乗り越えてきたであろう属性ながら性差別まわりの議論は好んでいなそうで、講演会では先人の女性指揮者アントニア・ブリコを「見せもの='dog act'にされた残念な例」と言ってのける。その高慢な人物像は、演者のケイト・ブランシェットがうまく言い表している。 「ターは、自分が(性差別の)例

          『TAR/ター』芸術に神はいない|うまみゃんタイムズ
        • 2023年屈指の重要作『TAR/ター』が描く世界とは。鑑賞に際し、見ておきたい作品たち|矢田部吉彦コラム - あしたメディア by BIGLOBE

          TÀR/アメリカ/2022年 © 2022 FOCUS FEATURES LLC. 2023年3月に行われた米アカデミー賞では下馬評通りに『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)が圧倒的な存在感を発揮し、これをもって2022年の賞レースを巡る喧騒もひと段落した感がある。しかし日本では、受賞こそならなかったものの、米アカデミー賞にノミネートされた重要作が満を持しての公開を控えている。トッド・フィールド監督、ケイト・ブランシェット主演の『TAR/ター』(2023年5月12日公開)である。 女性のオーケストラ指揮者を主人公とする『TAR/ター』こそは、社会的に成功を収めた女性が抱える闇光を野心的なタッチで描く真に重要な作品であり、本作が16年振り3作目の監督作でありながらその全ての作品においてアカデミー賞ノミネートを果たしているトッド・フィールド監督の才能が如何なく発揮

            2023年屈指の重要作『TAR/ター』が描く世界とは。鑑賞に際し、見ておきたい作品たち|矢田部吉彦コラム - あしたメディア by BIGLOBE
          • 映画『TAR/ター』公式サイト

            アカデミー賞(R)作品賞ほか6部門ノミネート 作品賞/監督賞/主演女優賞/脚本賞/編集賞/撮影賞 第80回 ゴールデン・グローブ賞 主演女優賞受賞(ドラマ部門)受賞他世界の映画賞を席巻!主演:ケイト・ブランシェット、監督・脚本:トッド・フィールド。5.12 Fri

              映画『TAR/ター』公式サイト
            • 真空の中にいるまんまるの牛についての映画~『TAR/ター』(試写、ネタバレ注意) - Commentarius Saevus

              トッド・フィールド監督の『TAR/ター』を試写で見てきた。 www.youtube.com リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は女性指揮者としてクラシック界ではめったにないほどの大成功をおさめていた。レズビアンのターは妻シャロン(ニーナ・シャロン)とかわいい養女もおり、家庭生活も円満に見えた。しかしながらターがかつて教えていたクリスタという若い女性指揮者が自殺し、ターによるハラスメントが関連しているのではないかという告発が出てくる。 全体としては、音の使い方とか時間のモチーフなどに非常に気を配って作られた作品である。オーケストラの演奏からリディアが日常で悩まされる音まで、サウンドの作りが非常に行き届いている。また、最初にリディアがトークイベントで、指揮者にとってはテンポ、つまり時間のコントロールが大事だ…みたいな話をずっとしていて、これは一体何につながるんだ…と?思ったら、指揮者とし

                真空の中にいるまんまるの牛についての映画~『TAR/ター』(試写、ネタバレ注意) - Commentarius Saevus
              • 町山智浩『TAR/ター』を語る

                町山智浩さんが2023年1月31日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でケイト・ブランシェット主演の映画『TAR/ター』について話していました。 (町山智浩)アカデミー賞のシーズンが近づいてるんで。僕、WOWOWのアカデミー授賞式でずっと、解説をやらせてもらってるんで。アカデミー賞の話をします。 (赤江珠緒)今年は3月ですか。 (町山智浩)3月ですね。で、今回アカデミー賞に作品賞、監督賞、主演女優賞とかでノミネートされてる作品を紹介します。これがすごく言いにくいんですが。『TAR/ター』っていう映画なんですよ。 (赤江珠緒)珍しい。『TAR/ター』ですね。 (町山智浩)『TAR/ター』っていう……「これから、『TAR/ター』を見に行くよ」って言っても「なにを言ってんの?」ってなりますね。「すごい『TAR/ター』、よかったよ!」とかね。ものすごく説明が難しい、困ったタイトルの映画なんですけど

                  町山智浩『TAR/ター』を語る
                • 【ネタバレ】映画『TAR/ター』ラストはどうなる?登場人物たちとの関係性から見えてくる“ター”の人物像を徹底解説 | FILMAGA(フィルマガ)

                  映画マガジン FILMAGA 映画 【ネタバレ】映画『TAR/ター』ラストはどうなる?登場人物たちとの関係性から見えてくる“ター”の人物像を徹底解説 第79回ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞受賞、第80回ゴールデングローブ賞、第76回英国アカデミー賞、第28回放送映画批評家協会賞で主演女優賞受賞、そして第95回アカデミー賞では作品賞など6部門にノミネートされた怪作『TAR/ター』が、ついに5月12日(金)より日本で公開された。 本記事では、ケイト・ブランシェット演じる主人公のターを軸に、彼女と関わった人物を通してその人間性をネタバレありで深堀していく。 『TAR/ター』あらすじ 世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り

                    【ネタバレ】映画『TAR/ター』ラストはどうなる?登場人物たちとの関係性から見えてくる“ター”の人物像を徹底解説 | FILMAGA(フィルマガ)
                  • 【感想/解説】「TAR ター」難解だけど面白い!不気味で意味深なシーン満載のおすすめスリラー! - 今夜は映画ナイト!

                    「TAR ター」 (C)2022 FOCUS FEATURES LLC. 皆さんこんばんは!iBUKi です! 当ブログにお立ち寄り頂き、 ありがとうございます😊 今回は、第95回アカデミー賞にて、 計6部門のノミネートを記録した ケイト・ブランシェット主演のスリラー映画 「TAR ター」の感想と解説を行っていきます! 意味深なシーン満載の 考察しがいのある面白い作品でした♪ 🎬CONTENTS ネタバレについて 作品基本データ メイン・キャスト 視聴方法 あらすじ 予告編 ネタバレなしの感想と解説 演技や脚本、全てに魅了される ネタバレありの感想と解説 ターに隠された裏の顔 不気味なシーンが意味するもの まとめ おまけの一言 ネタバレについて 本記事では、ネタバレなしとありの両面から 作品の感想/解説を行っています。 ネタバレに関して、 一部ストーリーの内容を扱っていますので、 未鑑

                      【感想/解説】「TAR ター」難解だけど面白い!不気味で意味深なシーン満載のおすすめスリラー! - 今夜は映画ナイト!
                    • 「TAR ター」トッド・フィールド監督インタビュー ケイト・ブランシェットは「映画全体を理解する、フィルムメイカーのような視点を持っている」 : 映画ニュース - 映画.com

                      トッド・フィールド監督とケイト・ブランシェット(C)2022 FOCUS FEATURES LLCトッド・フィールド監督が16年ぶりに手がけた長編作品で、ケイト・ブランシェットを主演に、天才的な才能を持った指揮者の苦悩をサスペンスフルに描いた「TAR ター」が公開された。ブランシェットの神がかった熱演が高く評価され、第80回ゴールデングローブ賞で主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、第95回アカデミー賞では作品、監督、脚本、主演女優ほか計6部門でノミネートされた。

                        「TAR ター」トッド・フィールド監督インタビュー ケイト・ブランシェットは「映画全体を理解する、フィルムメイカーのような視点を持っている」 : 映画ニュース - 映画.com
                      • 【意味不明?】映画『TAR/ター』ネタバレ完全解説 Part① なぜ主人公は本を捨てた? 主人公はなぜ壊れてしま|ぬうどる 映画解説

                        記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。 【意味不明?】映画『TAR/ター』ネタバレ完全解説 Part① なぜ主人公は本を捨てた? 主人公はなぜ壊れてしまったのか?映画に仕掛けられた巧妙な罠とは? 5/12公開のケイト・ブランシェット主演の映画「Tar」。サスペンス映画かと思いきやかなり難解に作られた映画でした。 本記事では本作の核となる主人公ターとその付き人フランチェスカ、そしてターを告発するクリスタの三人の関係について、さらにラストシーンの意味について解説していきます。 いきなりネタバレといっても出来るだけ手短にこの映画の意味が知りたい方がほとんどだと思うのでいきなりですが本作のいちばん重要なネタバレをしたいと思います。 この映画はケイト・ブランシェット演じる女性指揮者ターの行動だけを映しているので分かりにくいのです

                          【意味不明?】映画『TAR/ター』ネタバレ完全解説 Part① なぜ主人公は本を捨てた? 主人公はなぜ壊れてしま|ぬうどる 映画解説
                        • <考察>『TAR/ター』をニューロティック・ホラーとして読み解く

                          ▶︎『TAR/ター』画像を全て見る ケイト・ブランシェットが全身全霊で演じきるリディア・ターは、音楽界のスーパーエリート。女性初のベルリン・フィル首席指揮者であり、ジュリアード音楽院で教鞭を執る教師であり、民俗音楽の研究家であり、作曲家としても超優秀。おまけにエミー賞・グラミー賞・トニー賞・アカデミー賞まで制覇している。 また彼女はレズビアンであることを公言し、ベルリン・フィルでコンサートマスターを務めるシャロン(ニーナ・ホス)とパートナー関係を結んで、ペトラという娘と三人で暮らしている。 人を惹きつける圧倒的な才能、マエストロとしての風格。彼女はクラシック音楽界のカリスマだ。その一方でリディアは常に高圧的な態度を崩さず、独裁者として君臨している。気に入らない副指揮者は平気で切るし、若く美しい新人チェリストのオルガ(ソフィー・カウアー)に一目惚れすれば、楽団の反発におかまいなく肩入れしてし

                            <考察>『TAR/ター』をニューロティック・ホラーとして読み解く
                          • 『TAR ター』感想(ネタバレ)…指揮は絶対に止まることはない

                            トッド・フィールド、再登壇 16年も監督作が見られなければ監督業を辞めたのかなと思ってもしょうがない…。 誰のことか? “トッド・フィールド”のことです。 1964年生まれの“トッド・フィールド”は10代の頃はミュージシャンでバンドをやっていました。また、映写技師としても働いていました。その後、演技を学ぶためにニューヨークに移り住み、俳優の道を進み始めます。 1987年に“ウディ・アレン”監督の『ラジオ・デイズ』に出演し、以降も“ローランド・ジョフィ”監督の『シャドー・メーカーズ』(1989年)、“カール・フランクリン”監督の『Full Fathom Five』(1990年)、“ヴィクター・ヌネッツ”監督の『ディープ・ジョパディー』(1993年)、“ヤン・デ・ボン”の『ツイスター』(1996年)、“スタンリー・キューブリック”監督の『アイズ ワイド シャット』(1999年)など続々とキャリ

                              『TAR ター』感想(ネタバレ)…指揮は絶対に止まることはない
                            • 『「TAR ター」 ネタバレ解説1 底なしに深い映画を時系列に沿って解読・考察!』

                              「TAR ター」 ネタバレ解説1 底なしに深い映画を時系列に沿って解読・考察! | MOJIの映画レビュー TÁR(2022 アメリカ) 監督/脚本    :トッド・フィールド 製作:トッド・フィールド、スコット・ランバート、アレクサンドラ・ミルチャン 撮影:フロリアン・ホーフマイスター 編集:モニカ・ウィリー 音楽:ヒドゥル・グドナドッティル 出演:ケイト・ブランシェット、ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス、ゾフィー・カウアー、ジュリアン・グローヴァー、アラン・コーデュナー、マーク・ストロング、シルヴィア・フローテ、アダム・ゴプニク 「ター」、観れば観るほど深みにはまる、すごい映画でした! 最初は普通にレビューを書こうとしたのだけど、この映画は解釈次第でどういう映画かがまるっきり変わっちゃうので。 自分の考えを整理するためにも、ネタバレ解説を書くことにしました。 時系列に沿って、自分なりの考

                                『「TAR ター」 ネタバレ解説1 底なしに深い映画を時系列に沿って解読・考察!』
                              • 権力者は“ハラスメント”とともにのし上がる——映画『TAR/ター』が描く現代のバイアスとピラミッド(Toru Mitani)

                                クリーンでストイックなスーツに身を包む。日々、全くブレないファッション。Photo: Florian Hoffmeister / © Focus Features / courtesy Everett Collection マイノリティでも立場によっては権力を振りかざし、他人を追い込む。この物語の主人公は世界的な地位と名誉を持つ指揮者、リディア・ター。チャコールグレーのスーツやストイックなシャツ、テーパードのパンツを纏い、昔で言う“マニッシュ”な装いを好む彼女の性自認は女性・性の対象は女性。つまりレズビアンである。作品の比較的序盤でさらりと明かされる。 前半はオーケストラの専門用語が飛び交い、10分以上続くシーンが続き、おそらく忍耐力が必要になってくるはず。その中で、淡々とターの才能と努力や、業界においてのそのすこぶる高い地位を理解していくことになる。しかし、彼女が持つ「矛盾」が見え隠れし

                                  権力者は“ハラスメント”とともにのし上がる——映画『TAR/ター』が描く現代のバイアスとピラミッド(Toru Mitani)
                                • 『TAR/ター』憧憬と嫌悪の危険な力学|CINEMORE(シネモア)

                                  『TAR/ター』あらすじ アメリカの5大オーケストラで指揮者を務めた後、ベルリンフィルの首席指揮者に就任したリディア・ター。作曲者として数々の賞を獲得し、自伝の出版も控えている。そんな順風満帆なターだが、このところ新曲の生みの苦しみに頭を痛めている。同時に交響曲第5番のリハーサルも始まるが、ターが要求する水準はこれまでより遥かに高く、理想の演奏になかなか辿り着かないことにも彼女は焦っていた。そんな中、ターが指導した若手指揮者が自殺する。これを境に、ターと周囲の歯車が急激に狂い始める。思いがけない陰謀が動き始め、ターの心の闇は少しずつ広がっていく__。 Index 圧倒的なケイト・ブランシェット リディア・ターという自己演出家 どのように見えるか? 力学の行方 圧倒的なケイト・ブランシェット はじめにケイト・ブランシェットありき。トッド・フィールドはカリスマ指揮者リディア・ター役をケイト・ブ

                                    『TAR/ター』憧憬と嫌悪の危険な力学|CINEMORE(シネモア)
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