CEDEC 2025で、『Clair Obscur: Expedition 33 ― 4人からなる少人数精鋭のプログラマチームとUE5による幅広い制作を支える技術的選択と課題 ―』と題された講演が行われました。 本作のプログラマーは、なんと、たったの4人しかいなかったそうです。開発会社SandfallのCEO兼クリエイティブディレクターであるギヨーム(Guillaume Broche)さんと、同スタジオのプログラマーであるトム(Tom Guillermin)さんが、その技術的なアプローチについて本公演で紹介しました。 本作は、もともとはギヨームさん個人の趣味として開発していたのが、半年後にトムさんが加入し、1年ほど2人だけで開発作業を進めていたと言います。 最終的にプログラマーは4名になりましたが、このような小規模チームでは、開発リソースがどうしても限られてしまいます。そこで、少ない開発リ
ターン制バトルにアクション要素を融合した戦闘システムで話題となり、発売約1か月で330万本の売り上げを記録したUnreal Engine 5製RPG『Clair Obscur: Expedition 33(クレール オブスキュール:エクスペディション33)』。 ゲームメーカーズでは、同作の開発スタジオであるフランスのSandfall Interactive来日をきっかけに、エピック ゲームズ ジャパン協力のもとショートインタビューを実施しました。 テーマは「プロトタイプ」。作品が生まれたきっかけやアイデアの具現化など、作品の開発初期段階に関する話を中心にお聞きしました。 INTERVIEW / 神山 大輝 EDIT / 藤縄 優佑
それらが合体することで表現される「ファンタジー」世界は、歩いているだけで見惚れる世界。 美しいだけではなく、本当に「見惚れる」んです。 ゲームはゲームシステムや物語が面白ければ、必ずしも映像がリアルである必要はないと思います(ドット絵インディーでも名作がどんどん生まれているように)。 しかし、ここまでの圧倒的な映像美を見せつけられると、それだけでゲームそのものに対する魅力が倍増しているのを、このゲームで感じました。 ただただ道を歩くだけでも、退屈感が無いどころかわくわくする。 特に、ふとしたタイミングで見える「33」の数字が描かれたモノリス。 これが非常にいい味を出していました。 昨今のAAAタイトルのオープンワールドほど広い世界ではないゲームなのですが、だからこそ「常に目的の場所が意識される」という状態なのは、この不条理な世界観を思い出すのに一役買っていたと思います。 加えて、そのように
発売と同時に話題を呼んだ“なんとか33”は,果たしてJRPGの進化形なのか? 「Clair Obscur: Expedition 33」で探る異文化RPGの現在地 ライター:津雲回転 2025年4月24日にリリースされた「Clair Obscur: Expedition 33」(PC / PS5 / Xbox Series X|S。以下,Expedition 33)は,さまざまな意味で多くのゲーマーを驚かせた作品だ。 本作を開発したのは,2020年にフランスで設立されたスタジオ・Sandfall Interactive。メンバーの多くはUbisoft出身者で構成されており,本作が同スタジオのデビュー作となる。 発売直後から高い評価とともにヒットを記録し,Steamの同時接続プレイヤー数は14万5000人を突破。発売から33日間での累計販売本数は330万本を超えた※。記事執筆時点の2025年
This game may contain content not appropriate for all ages, or may not be appropriate for viewing at work. The developers describe the content like this: “The game features depictions of violence, blood and suicide, and imagery that some players may find disturbing. The game contains revealing outfits and light/stylistic partial nudity.”
誰も知らない新星が全てなぎ倒すって物語は嫌いになれない魔力あるよね(挨拶) 恥ずかしい話、ノーマークでした。 メタスコア至上主義になるのもアレなんだけど、 それでも今年最高の92点とユーザースコア9.7点は見過ごせない。 恥も外聞もなく高評価タイトルに飛びつくべき時はある。 そんな超新星『Clair Obscur: Expedition 33(クレールオブスキュール エクスペディション33)』をレビューしよう。 なお、本稿は序盤以外のネタバレを入れていないが、 購入予定・購入して積んでいるの方は「無知のままプレイする」という体験をする方が面白いと思われるのでRTだけしてバック推奨だ。 RTだけ…いやいいねも欲しいな。ブックマークも読者登録も。全部くれ。全部。 … …… ではよしなに。 □概要 □ぐるぐるって混ざるようなこの感じがたまらない □手のひらから逃げていった紫色の花みたいに □さぁ
命を賭した遠征隊33に課せられた最終任務… それは、死の呪いを描く「ペイントレス」の討伐 ベル・エポックからインスピレーションを受けた幻想的な世界を探索し リアルタイムメカニクスと融合した独自ターンベースバトルを堪能せよ! 年に一度「ペイントレス」と呼ばれる少女が目を覚まし、 モノリスに描き出す。それは呪いの数字。 その年齢にある人々は煙となり、消え去ってしまう。 年々、呪いの数字は小さくなり、犠牲となった人の数が積み上がっていく。 明日、彼女は目覚めて「33」の数字を描くだろう。 私たちもまた最後の任務に赴く。 ペイントレスを倒し、彼女が二度と死の呪いを 描けないようにしなければならない。 第33遠征隊の旅が今始まる。
フランス産ゲーム『Clair Obscur: Expedition 33』はJRPGのようなターン制バトルに、リアルタイムアクションを組みあわせた作品だ。本作は「海外産JRPG」と言えるようなゲームだと私は思っていた。だが、開発者に聞いてみると、彼ら自身はJRPGを作っているとは思っていないという。 たしかに本作はベル・エポック(19世紀末から20世紀初頭あたりのフランスの時代)とファンタジーが融合した世界観であり、これはあまりJRPGっぽくはない。「アートワークにJRPGを真似した要素は一切ない」とも開発者は語ってくれた。ターン制のバトルはJRPGライクだが、敵の攻撃をすべてパリィと回避のアクションで対応できるシステムとなっている。本作はJRPGから影響を受けつつも、独自のものを作り上げた野心作なのだ。 私は本作を2時間半ほど試遊し、独特なプレイフィールがあるバトルが気にいった。敵の攻撃
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