先日、他社の開発の方々が、アジャイルに関する相談ということで、弊社にいるアジャイルに詳しい髪の長いおじさんに訪ねてきた。その中で、実感駆動開発の話になって、久しぶりに「本気(マジ)と真面目(マジメ)」の話を聞いた。 この話を聞いてから、人がプロダクトの価値について考えられるようになるにはどうしたらいいのか考えてみた。 TL;TRありきたりな回答だけれど、さっさとリリースして、さっさと使ってもらう。それをできるためのことを、もちろんリスクを下げつつ、できるようにするためのことを頑張ろう。 本気と真面目 人はドキュメントを前にして真面目な態度を取るが、動くソフトウェアを前にして本気になる。端的に言うと、人は仕様書などドキュメントを前にするとそれを徹底的に重箱の隅を突くようなレビュー(真面目)をしてしまうが、本当に欲しかったことに対して考え始める(本気)は実際のプロダクトを前にしてからという話だ
Amazon AlexaやGoogle Home、AppleのHomePodをはじめとするスマートスピーカーの登場、さらには携帯電話に搭載されているスマートアシスタントのおかげもあり、音声入力が少しずつではあるが市民権を得つつある。 しかし、人が周りにいる環境で音声入力を使うのにまだ抵抗がある人も多く、さらに電車や病院の中などで音声入力を使うのは現実的とはいえない。スマートテレビやVRデバイスを使用中に文字を入力しなければいけないときは、キーボードで入力した方が楽という人もいるだろう。 そんな時代の過渡期ならではの悩みを解決してくれる、次世代の入力デバイス「Tap」がこのほど発売された。 キーボードもマウスも片手で Tapは指輪が5個連なったような形をしたウェアラブル型の入力デバイスだ。指を通す輪っかにはそれぞれセンサーが搭載されており、通常のキーボードを使うような感覚で机やふとももをタッ
今日のお昼になんとなくYahoo!ニュースを見ていたら、「やらされ」のキーワードを引っさげた記事が2件連続で飛び込んできました。 みんな同じ気持ちで働いてるんだなとちょっとほっとしました(笑) 私も仕事をしていて疑問に思うことが多々あります。 この作業って何のためにやってるんだろう… たまには上司に問います。 私:「これって何の意味があ..」 上司:「やらなきゃいけないんだよ!」 と食い気味で返ってきます(笑) そりゃ期限とかあるしやらなきゃいけないのはわかるけど、やっぱり目的がなきゃモチベーションも上がりません。 そんなモヤモヤしている中に上記の記事がどんどどーんっ! 昼休みも終わりましたが、読み続けました(笑) 記事の内容ですが、まずは東急ハンズの長谷川氏とスポーツクラブオアシスの平塚氏の対談の転載です。 平塚: ええこと聞くね。僕、もともとはスポーツクラブ否定派やってん。サッカーやっ
ロシア人の同僚に、ロシアには3進コンピュータがあったらしいよね、という話をしたら、僕の大学の教授がそのコンピュータの発明者と一緒に仕事してたよ、と言われたことがあった。ソビエト連邦には3進数のコンピュータが実際にあったのだ。その奇妙な機械についてちょっと書いてみよう。 普通の2進コンピュータでは、数の1桁を1ビットといって、1ビットで2つのパターンを表すことができる。同じように、3進コンピュータでは、数の1桁をトリット(trit)といって、1トリットで3つのパターンを表すことができる。 3進コンピュータで最も興味深いのは、負の数を表すための特別な符号ビットがいらないことだ。2進コンピュータでは最上位ビットが1なら数全体が負を表している、みたいな特別なルールが必要なのだが、3進コンピュータでは、各桁が-1, 0, 1のどれかを表していることにすれば、自然と負の数が表現できてしまう。 説明をコ
日本の子育てが大変なのはなぜ? 母親がだらしないのか? 育児不安をもたらすものは何か? 家族社会学が専門の落合恵美子・京都大学教授が、この半世紀に起きた変化を指摘する。 子育てが大変なのは日本だけ? 子育ては大変だ。 その責任と負担の重さに、育児不安や育児ノイローゼと呼ばれる精神状態に陥る母親も少なくない。しかし子育てという重要任務を担う以上、それはある程度やむをえないことだ、逃れえないことだ――という「常識」を信じ込まされてはいないだろうか。 わたしもかつてはそう思っていた。 そこで、海外調査を始めた。他の国の母親たちはどのようにしてこの問題に対処しているのか、と。 しかし、「育児不安ってありますよね?」と質問を始めようとしたとたん、つまずいてしまった。 育児不安とか育児ノイローゼという状態を理解してもらえない。 日本では子育てに専念している母親が孤立感と重圧で苦しんでいると説明しても、
1952年京都府生まれ。1975年3月航空大学校卒、同年6月日本航空入社。B747-400運航乗員部機長、運航本部副本部長、ジェイエア副社長などを経て、2010年2月執行役員運航本部長、同年12月専務執行役員路線統括本部長、2012年2月社長。2018年4月から現職。(写真:村田 和聡) JALはメインフレームで稼働する予約・発券システム「JALCOM」を50年間にわたり使い続け、老朽化が問題となっていました。過去に何度か検討しながらも先送りしてきた刷新を植木さんが社長として決断できたのはなぜですか。 まっとうに事業を考えたからじゃないでしょうか。ちょっと言い過ぎか(笑)。これはもう誰が考えたって、同じシステムを50年間使い続けたところに大きなリスクがありましたよね。10年前だったか20年前か分かりませんけれども、本当は刷新しておかなければいけなかった。 最も大きな負の遺産、自分の代で片付
1943年(昭和18年)中国・北京生まれ、67年中央大学理工学部二部土木学科卒業。卒業後は妻の家業の養殖業のほか、出版社の営業、ちり紙交換屋、など9回の転職を経験し、移動販売業に落ち着く。72年「矢野商店」設立、77年「株式会社大創産業」設立。以降、46年にわたり社長を務め、100円均一ショップ「ダイソー」を売上高4,200億円超の規模までけん引した。2018年3月1日より会長に就任。 今月の主筆 大創産業会長 矢野博丈 大創産業が経営する100円均一ショップ「ダイソー」は、もともと移動販売業から始まった。今では国内に約3150店舗を抱え、海外でも26の国と地域で約1900店舗を展開し、主婦層を筆頭に親しまれている。創業者の矢野会長が、ダイソーをここまで成長させた経営と人生の哲学を語る。 バックナンバー一覧 「時代と自分がマッチしていない」と気づいて引退を決めた この3月に会長に就任し、社
どれだけ効率的に働いたかを示す労働生産性が、日本のサービス業はアメリカの半分ほどの水準だとする調査結果がまとまりました。 公益財団法人の日本生産性本部が、小売業や飲食業などのサービス業について、2015年時点の労働時間などをもとに、日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランスの5か国で比較しました。 その結果、日本の労働生産性は5か国の中で最低で、最も高かったアメリカの半分程度の水準となりました。 24時間営業のような長時間労働が行われていることや、高品質なサービスが安い価格で提供されていることなどが理由だということです。 調査をした東洋大学経済学部の滝澤美帆教授は「日本はおもてなしの精神で手厚いサービスが提供され、消費者の立場からすると幸せな国だが、労働生産性としては低くなり、ITなどによる効率化が必要だ」と話し、働き方改革を進めることが重要だと指摘しています。
「MacBookをiPadのようにタッチ操作したい」という願望を持つ人は少なくありません。Appleが乗り気でないため夢のままのMacBook Proのタッチ操作ですが、約1ドル(約110円)の材料費だけで夢を可能にしたエンジニアが現れています。 Turning a MacBook into a Touchscreen with $1 of Hardware · cat /var/log/life https://www.anishathalye.com/2018/04/03/macbook-touchscreen/ 一部のMacユーザーの夢を叶えたのはMITでポスドクとして研究するAnish Athalye氏、Kevin Kwok氏、Guillermo Webster氏、Logan Engstrom氏ら4人のエンジニア。なんと、着想から16時間でMacBook Proでのタッチ操作を実現
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