社内勉強会で、JVMのGCについて調べて話した時の資料を最低限の修正を加えて公開してます。寺田さん監訳の『Javaパフォーマンス』をベースにいろいろ調べてまとめました。Read less
社内勉強会で、JVMのGCについて調べて話した時の資料を最低限の修正を加えて公開してます。寺田さん監訳の『Javaパフォーマンス』をベースにいろいろ調べてまとめました。Read less
JVMにチューニング項目は多々あれど、プロダクションで運用する際に予めおさえておきたい項目をまとめてみるエントリです。*1 勿論、OSもJVMもデフォルトである程度のパフォーマンスは発揮でき、計測を伴わないチューニングは悪手であることはよく知られています。 しかし、設定しておかないとパフォーマンスにそのまま影響すると分かるものを調べないのは裸で戦場に赴くようなものです。*2 どんな項目をどう変更すれば良いのか知っていることは重要な武器なのです。 なぜ調べるのか 今回、チューニングポイントを調べるにあたって、私のモチベーションはどこにあるのかを考えると、以下の要件を満たしたいということがあげられます。 アプリケーションとして求められる品質水準として動作する → 性能目標 異常時に事象を追うことができる ここでいう品質水準・異常とは、パフォーマンスが明らかに低い、アプリケーションがクラッシュす
最近 JVM のヒープ領域とパラメータ、そしてコンテナの関係について調べてました。 案外まとまった情報が少なかったので簡単にまとめました。 Java のヒープサイズを設定 まずは Java のヒープサイズについて簡単なおさらいです。 本番環境で Java アプリケーションを運用する上で、JVM のヒープサイズを決定するのは非常に大事なポイントです。 ヒープ領域の最大サイズを大きくすればガベージコレクション (GC) の回数は減らすことができますが、 必要以上に大きくしすぎると無駄にリソースを消費したり、OOM killer で OS にプロセスを終了させられます。 JVM が使用できるヒープサイズは、Java API の Runtime.getRuntime().maxMemory() で確認できます。 また java の起動オプションに -XX:+PrintFlagsFinal オプショ
どうも!@yokotaso です! 2018/05/26のJJUG CCC 2018で「ざっくりわかった気になるモダンGC入門」というタイトルで登壇させていただきました。 現在開発中の新しいGCアルゴリズムをざっくり理解することをテーマに発表しました。 発表練習用に作ったカンペの内容を公開します。ブックマークコメントでもツイートでも感想を書いていただけると喜びます! 発表資料は、speakerdeck にあります。はじまり〜はじまり〜 はじめに 今日はざっくりわかった気になるモダンGC入門というお話をさせていただきます。 現在開発中のGCアルゴリズムの全体像を理解してもらうことを目的としたセッションです。よろしくおねがいします。 さて今日のアジェンダですが、まず簡単にこれまでのGCを復習した後に新しいGCが必要になってきた背景について少し話します。 次にShenandoahGC、ZGC、E
最近メモリを大量に使うJavaのプロセスに関する仕事があり、GCの知識が必要になったので調べたことをまとめておきます。調べたら色々出てくる時代ですが考えを整理するために書きました。間違った認識をしている可能性はあるのでそこはご指摘いただけると幸いです。 注: この記事は最新のGC事情を整理するものではなく、古典的?な手法について書いてます。 JVM まずはざっくりJavaの基本的な仕組みから。 JavaのプロセスはJVMと呼ばれる仮想マシンの上で動作します。この仕組みは様々なOSで動作し、環境の差異を気にする事なくコンパイルされたJavaのコード(クラスファイル)を様々な環境で実行可能にしてくれます。 JVMにはいくつ種類がありますが、本記事はOpen JDKで用いられるHotSpot VMの場合を想定しています。(他のJVMとの違いはわからない) ヒープ領域 Javaのプロセスを開始する
関ジャバ'19 7月度 - connpass https://kanjava.connpass.com/event/134133/ 登壇資料
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