糸井重里の最新刊『抱きしめられたい。』の中から、 ことばをひとつ、女優の石田ゆり子さんに朗読していただきました。『抱きしめられたい。』は2016年12月16日発売です。 http://www.1101.com/books/dakishimeraretai/index.html 撮影・編集:エリザベス宮地 作曲:おしのびどせいさん
糸井重里(いとい・しげさと)/1948年生まれ。71年コピーライターに。西武百貨店「おいしい生活。」などの広告で知られる。98年から毎日ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を更新し「ほぼ日手帳」は定番に。犬や猫と人が親しくなるアプリ「ドコノコ」をリリース (c)朝日新聞社 この問題を自分から語るのは、すごく難しいですよね。二重性のあることばかりで、簡単には解決しないと思います。 たとえ同じ経験をしても、ある人は「つらい」と言い、別の人は「楽しかった」と言うかもしれません。どうしても自分でやりたい、仕事をしたくて仕方ない、という経験のある人もいるでしょう。最後は、主観が問われるということになってしまうんだと思います。 それを否定せず、過剰な労働をなくすにはどうすればいいのか。 ●寝食を忘れて働いても健全な人に追い抜かれる 法律は、より多くの人が幸せになる道を選びます。会社も「作ってくれた法律を
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モデルや女優として活躍中の杏さんが 「ほぼ日」に遊びに来てくれました。 以前から「ほぼ日」のことをご存知で、 書籍『LIFE』も 愛読してくださっているとのこと。 糸井とは初対面ですが、 杏さんが好きな歴史の話からはじまって、 着物やモデルの話にいたるまで、 なかなか盛り上がったんです。 「杏さんって、いろんなことを一人で考えてきた、 という感じがしておもしろいね」 と糸井が感心する場面も。 全5回、どうぞお楽しみください。 糸井 うちで、女優さんの対談って、 あんまりやらないんですよ。 杏 そうなんですか。恐縮です。 糸井 こちらこそ。 男の役者さんは、知ってる人がいると、 「最近どうしてるの?」みたいにやるんだけど、 女性とはほとんどないんです。 なぜかっていうと、何を話していいか わかんないからなんですよ、ぼくが(笑)。 杏 (笑) 糸井 でも、いろんな話をしてくれる人となら できる
「ほぼ日」のシステム全般を担当し、 開発したり保守したりするシステムエンジニアのチーム (ほぼ日では、複雑な言語を操るシステムエンジニアを 尊敬と親しみを込めて「宇宙部」の愛称で呼んでいます)が これからの「ほぼ日」をシステムの面から支え、 ともに新しいなにかをつくる乗組員を募集しています。 宇宙部メンバー4人の1日を追った動画もご用意しました。 どんなチームで、どういった働き方をしているか、 応募を検討する際の、参考になればと思います。 そして、みなさんのお知り合いの中に、 「ほぼ日」の宇宙部に合う方がいらっしゃれば ぜひ、今回の募集内容をお伝えください。 新たなチームで、新たにできることを一緒に考えましょう。 それでは、みなさまのご応募をお待ちしております。 募集は終了いたしました。 ご応募ありがとうございました。 仕事って、「誰がやっても同じ」ということは ないと思うんです。 大量生
先週の岩田聡さんの訃報以来、 読者のみなさんから「ほぼ日」へ届き続ける メールをご紹介しています(1回め、2回め)。 多くの方が、なぜ面識のない自分がこんなに悲しいのか、 考え、語られています。 そのことばがまさに、岩田聡さんという存在が どういうものかを、表し続けているようように感じます。 では、前回再掲載した 7月14日の「今日のダーリン」につづき、 7月15日の「今日のダーリン」を再掲載し、 みなさんのメールをご紹介します。 ・「じぶんのことは、なんでも後回しにして、 ずっといつも、だれかの助けになろうとしていた」と、 そういう人は、ほんとうにいるわけです。 その人が、「ほんとうにやりたいことをやってごらん」 と言われたら、なにをするんだろうね、 と、本人と話したことがあります。 「なんだろうなぁ」と、本人はにやにやしました。 そして「たぶん、その、だれかの助けになることを、 したい
インターネットサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する東京糸井重里事務所(東京)が、数年内の株式上場を目指していることが分かった。代表取締役の糸井重里氏は取材に応じ、「いろいろなことが試せる『柔らかいIPO(新規株式公開)』をしたい」と独特の表現で上場への意欲を語った。 同社は1979年に糸井氏の個人事務所として発足し、98年に「大上段に構えずコミュニケーションできるメディアが作りたい」と「ほぼ日」を創刊したことが転換点となった。物販でも「ほぼ日手帳」や料理レシピ本などヒット作に恵まれ、今や年間売上高が30億円を超えるネット企業だ。 糸井氏が上場を考えるのは、「会社を残す」ためだ。糸井氏は現在66歳。ある時点から「会社はもう自分のものじゃない。このメンバー(社員)やこのお客さんがいないと、この会社じゃない」と考えるようになった。上場で得た資金の使い道については「人が欲しい」と即答した。
── いまは、主に何をされているんですか? 西條 今年から、肩書が 早稲田の「客員准教授」になったんですが 授業の数は、減っちゃいまして。 ── おっしゃってましたよね。 専任講師から准教授になったけど‥‥と。 西條 そう、土曜日の1コマだけになりました。 だから、すごく時間があるんです。 なので、家で「子育て」をやってますね。 ── いま、お子さんは‥‥? 西條 1歳2ヶ月かな。 ── じゃあ、この研究室にも 毎日、来てるってわけじゃないんですか。 西條 ここ数ヶ月は、家で論文を書いたりとか 自分の研究のことを 部屋にこもって考えていることのほうが 多かったですね。 それとまあ‥‥「子育て」と。 ── この9月末に、西條さんの「ふんばろう」も 大きく体制変換するとのことですが。 西條 ええ、震災以降、 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」という 「大きな枠」のなかに さまざまなプロジェク
谷川俊太郎さんが一夜で綴り、 松本大洋さんが二年かけて描いた絵本──。 ようやく、『かないくん』という 特別な絵本をみなさまにお届けできます。 ぜひとも、読んでもらいたい本です。 『かないくん』の発売にあたって、 まずは、谷川俊太郎さんと松本大洋さんに 対談していただきたいと考えました。 二年という時間をかけて完成した本を真ん中に置いて、 詩人と漫画家がどんなことばを交わすのか、 とても興味があったのです。 この絵本をつくるに際して、 谷川俊太郎さんと松本大洋さんが 直接顔を合わせるということはありませんでした。 まず、谷川さんが物語をつくり、 それを大洋さんに読んでいただいて、 絵にしていただきました。 描きあがっていく絵を、 要所で谷川さんに見ていただきました。 谷川さんは大洋さんの絵に まったく注文をつけませんでしたし、 大洋さんは谷川さんのことばを 絵の都合で調整したりしませんでし
こんにちは、ほぼ日刊イトイ新聞の菅野と申します。 「『かないくん』ができるまで」のルポを担当します。 初期の頃、写真を特に撮っていなかったので、 文中の説明イラストも菅野が描きます。 連載の中では、物語の筋には ふれないようにつとめますが、 発案者の糸井重里が前提として考えていた本のテーマは この第1回にお伝えします。 さて、2011年11月4日夜7時。 いまから2年少し前の秋に、時間はさかのぼります。 私たちは、谷川俊太郎さんのご自宅の近くの 「竹八」さんにいました。 ↑ メンバーは、俊太郎さん、糸井、「ほぼ日」編集担当の永田、菅野です。 実はこの1年ほど前から 「ほぼ日」ではちいさなグループをつくり 絵本を発刊したいと考えてきました。 そして、絵本の最初の書き手として、 自分たちが強く希望したのが、 詩人の谷川俊太郎さんでした。 糸井重里は私たちにこう言いました。 「谷川俊太郎さんには
ボーッと見えることは見えるんでね、 このくらい大きく描いて、それを縮小して、 渡してるんです。 今日の仕事も、石ノ森章太郎と手塚治虫の 追悼のために、両方の絵を描く、 という依頼だったんですけど、 デカく描いて、縮小させました。 ぼくは理事長とか、いろんな選考委員、 全部降りたんですよ。 そしてもう引退するって言ったときに、 東日本大震災が起きた。 その時に引退なんて甘いことは言ってられない。 あの人たちに比べれば、 自分のほうがよほどまだ元気だからっていうことで、 引退は撤回したんです。 撤回して、向こうへ、うちの声優たちを慰問にやったり、 向こうでコンサートをやったり、現物を寄付したり、 いろいろしてたんです。 だから、まだ、引退はしてないんですけどね、 現実はもうダメなの。
――ぜんぜん、そんな感じはしなかったです。おもしろかったです。 そうですか。じゃあ、よかった。 ――「ほぼ日」が今日6月6日に15周年を迎えられて、いまあらためて「働くこと」にフォーカスされたのは、なにか理由があるのでしょうか。 仕事をしていくなかで、やっぱり人が大事だなと思ったんです。昔だったら、どこの会社とつながりがあるとか、どこに工場を建てるとか、そういうことがすごく重要だったんですけど、そんなことよりも、どのような人に会うか、どのような人が仲間になるかがよっぽど大事だって、ずーっと感じていたんです。 どの企業もきっとそうなんですね。 一方では、いろいろな企業のなかで「ここで働いても、どうなんだろうなあ……」って悩んでいる人たちが、ほかの企業に動きにくいじゃないですか。人も仕事場も、需要があるのに滞っていますよね。 ――動きたい人がいっぱいいるのに動けない。 そう。それで、あんまり型
楽しい食事のはじまりは、 予約の電話をしようと 電話の受話器を持ち上げた瞬間から始まっています。 ボクはそう信じています。 でも、全てのお店にとって予約は必要か? ‥‥そうじゃありませんよね。 ファミレスやファストフードに行くのに ワザワザ予約の電話をする人はいないでしょう。 でも、これから行こうとするお店が いつ行っても余裕で席が残っている程度の、 目茶苦茶混んでる店ではないとしたら? そんな店でも予約の電話を入れる必要が あるんでしょうか? どうでしょう? まず、何回通おうが マニュアル通りのサービスしか受けられない ファミレスみたいなチェーン店の場合は 予約の必要、全くなしです。 だからここでは忘れておいて結構。 電話代に値しない行為です。もったいないだけ。 そのお店がどんなに混んでいようが、 予約の必要はないし、 何しろ予約の電話を受けた人がびっくりしちゃいます。 なんでうちみたい
<「多忙は怠惰の隠れみのである」ということについて> 高校時代の現代国語の先生は、ほんとに素敵だった。 若い時は編集者をしていて、 太宰治の書簡集にその名前も出てきていたから、 知っている人には知られた人だったのだろう。 亀島貞夫先生っていうんだけれど、 名前書いたりすると嫌がるかなぁ? いろんな生徒に、たくさんの影響をあたえた人だと思うが、 ぼくは、単なるお調子者の、出来の悪い生徒だったから、 いわゆる不肖の弟子の一人なんだろう。 それでもそれなりに、 先生に教わったことを時々思い出して、 自分にチェックを入れたりしているのだから、 いい先生って、すごい影響があるものだと思うねぇ。 授業の時に言った言葉のなかに、 「多忙は怠惰の隠れみのである」というフレーズがあって、 この意味がよくわからないままに、妙に気になった。 だって、「すっごく忙しくしている」ということが、 「さぼってる」ことの
こんにちは、です。 今日は、ひとつお知らせがあります。 ほぼ日が日々更新している読みものが 「Flipboard」というアプリで、 読めるようになりました!! ほぼ日刊イトイ新聞 on Flipboard ‥‥といっても、 「Flipboard」という名前を初めて聞く方も きっと、たくさんいらっしゃいますよね。 「Flipboard」というのは いろんなウェブサイトや、SNSの記事を まとめて見ることができるアプリです。 ANDROID、iOSのタブレットやスマートフォンで使えます。 (無料です) このFlipboard、 インターネット上の情報を集めて再構成し 雑誌のようなレイアウトで見せてくれます。 好きなウェブサイトやRSS、 自分のSNSのアカウントなどを登録しておくと それぞれの最新記事の画像や文章を ひっぱってきて、美しく表示してくれるんです。 また、たくさん用意されている「公
今日、お話をさせていただいて、 ダイアモンドさんは本当にクリアな知性を お持ちの方という印象をぼくは受けました。 それで、教えていただきたいのですが、 ダイアモンドさんご自身は、 何が今の自分の形成に とくに大きな影響を与えてきたと思いますか? 父は医学の研究者でした。 母はピアノのプロでありながら、 言語学者でもありました。 ですので私はかなり幼い頃から 両親、特に母から言葉を教わりました。 そして、ボストンに生まれたこと。 平和な時代であったし、 いい学校に通えたことも、よかったと思います。 また、非常に面白い時期に ヨーロッパに行けたというのも。 いい妻に巡り会えて、子供二人にも恵まれました。 妻は今も元気ですし。 総じて言うと、 いい時代に、いい場所に生まれた、 という意味で運がよかったのと、 一所懸命やってきたかな、というところでしょうか。 ご自身のことも、著書での分析のように
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