●「年をくったら、やれなくなる。そういう時代は来る」 2010年1月29日、都内にあるIT関連およびデジタルコンテンツの人材育成スクール、デジタルハリウッド東京本校にて“曽利文彦×名越稔洋 トップクリエイター対談”と題した講演が開催された。これは、同校の1年制・選抜制“本科”コースの特別授業として実施されたもので、講演名にあるふたりによる特別講義および対談が行われた。 曽利氏は、歴史的ヒットを記録した映画『タイタニック』にCGアニメータとして参加。3DCGを効果的に使用した実写映画『ピンポン』で監督デビューも果たし、その後『アップルシード』、『ベルシク-2007 日本鎖国-』で、“3Dライブアニメ”と呼ばれるCGとアニメ的表現をハイブリッドさせた映像を確立し、世界的に高い評価を得ている。2009年12月には、その表現をさらに進化させた最新作『TO 楕円軌道』、『TO 共生惑星』をリリース。