インターネット通販大手アマゾンジャパンの倉庫から商品を盗んだとして、高津署は窃盗の疑いで、東京都品川区南大井の同社社員、池野翔容疑者(27)を逮捕した。「借金返済やギャンブルなど遊興費のため、高額商品を狙った」と容疑を認めている。40件以上盗んだと供述しており、被害は総額約1千万円にのぼるとみて、裏付けを急いでいる。 逮捕容疑は3月10日午後5時55分ごろ、川崎市高津区の倉庫内で、勤務中にパソコン部品2点(計10万8千円相当)を盗んだとしている。 同署によると、池野容疑者は2年前から倉庫の管理を担当していた。自分で注文した商品に盗んだ商品を忍ばせ、発送していたとみられる。5月ごろに倉庫の責任者から同署に被害の相談があった。盗んだパソコン部品は東京都内の電気店で売ったという。