ドイツ語圏: 景観生態学と地生態学はその後、別方向に発展 地生態学: 自然環境要因を扱うアプローチ 景観生態学: 人文社会環境要因を中心に扱うか、あるいは自然環境に加えて人文社会環境要因を扱う 北米: 地生態学は地理学の一分野としそのまま発展 → 自然と人文社会の両者を含めた幅広いものに変容 景観生態学: 地理学としてではなく、森林生態学や森林管理等の分野を中心に発展 地表の形状を示す言葉 → 土地の様子 Def. 営力: 地形を作る力 = 地形形成の2営力 内因的営力(内作用, 内的営力) 地殻変動(隆起・沈降・断層・褶曲・曲動) 火山活動 外因的営力(外作用, 外的営力) 風化 = 物理的・化学的・生物的風化 侵食 = 削剥・運搬・堆積 地形発達との大まかな対応 氷期: 最近–寒冷時代 平野 段丘 丘陵 山地 年 1万
阿蘇の成り立ち 阿蘇山とは 阿蘇山は、九州の中央部、熊本県にあります。「阿蘇山」という名前を聞くと、まるでそういう名前のひとつの山があるように思うかも知れませんが、実際には、阿蘇カルデラ内にあって活動を続ける中岳を中心とした火山群全体を指しています。カルデラとは右図にあるような大きな凹地のことです。 阿蘇カルデラは、南北25キロメートル、東西18キロメートルの大きな楕円形をしており、世界でも有数のカルデラといわれています。 カルデラのできるまで カルデラは、地下にあったマグマが一度に大量に出たときに、マグマがあった部分にできた空洞を埋めるために、その上部が陥没した結果できます。マグマとは火山の地下などにある熱く溶けた岩のことです。 噴火の際、マグマは様々な形態をとって地上に出ますが、カルデラができる時には大規模な火砕流を伴う噴火をします。火砕流とは、溶岩の破片や軽石や火山灰がガスとともに流
島村英紀が撮った北極圏の島・スピッツベルゲンの写真 1 : 世界最北の町ロングイアービエンを基地にしての海底地震観測・その1 私たちはスピッツベルゲン島を基地にして、2回、海底地震観測を行ったことがある。1回は1998年夏、もう1回は2002年の夏だった。 2002年の海底地震観測では、ノルウェー・ベルゲン大学の観測船『ホーコンモスビー』(497トン)と北海道大学から運んだ海底地震計を使って、海底地震観測を行った。 海底地震計は、ノルウェーの北方沖の北極海にある北緯78度のスピッツベルゲン島で準備して、そこから船に乗せて出港した。 このときの観測の目的は、二つの海域の地下構造の研究で、一つは、グリーンランドから南東方向に大西洋中央海嶺に向かって海底を這っている謎の海嶺、グリーンランド海嶺がいったい大陸起源なのか、海洋起源なのかを研究するためであった。 私たちは以前から大西洋が約6000万年
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