ある精神科医の書いた本を読んでいて、おもしろいなとおもったのは、病気が治りそうになると、治療にこなくなり、他の病院へ転院してしまう患者がいるということだった。理由はもちろん、「このままだと本当に治ってしまうから」である。病気が治るのは、実はけっこうつらいものだ。今まで、病気だということで免除されていたあれこれと、現実的に向きあわなくてはいけなくなるからである。就職はどうする。税金を払え。結婚をしろ。子どもは、家は、生活は。それならば、いっそのこと病気でいいやと、つい考えてしまう人がいても、おかしくはない。病気はくるしい。しかし、治るのもけっこうしんどい。だったら、今のままでいいや。これは、たしかに想像がつく。 誰もがしあわせになりたがっている、というのは、たぶんまちがっている。幸福も、けっこうたいへんなのである。逆に、「また失敗しちゃった」とか、「やっぱりだめだった」というのは、とても安心
・ 映像でみる事件 (更新予定:11/14 更新) ・ このサイトをローカルで閲覧するには (定期更新:最新版 2005.1114.2130 版:6,194,962 byte) ・ このサイトの元になったサイト (一部のリンクを消去:02/16 更新) 11 月 16 日 収集分 ・ タリウム殺害未遂、薬品30種押収…なぜ容易に入手? (読売新聞) 11 月 14 日 収集分 ・ 毒殺未遂、女子高生の鑑定留置決定 (TBS News-i) ・ 捜査員に「おまえ」女子高生を精神鑑定 (日刊スポーツ) ・ 高1女子を鑑定留置 静岡タリウム事件 (朝日新聞) ・ 「タリウム、学校にも持っていった」 静岡毒物事件 (朝日新聞) ・ 高1女子生徒「猫にタリウムのませた」(スポーツニッポン) ・ 女子生徒の鑑定留置を請求 静岡、タリウム殺人未遂で (中国新聞) 11 月 12 日 収集分 ・ パソコン
トピック:人間の誤りやすさについて 「この世で無限なのは、私たちの自己欺瞞の精神だけだ。」 Robert T. Carroll (The Skeptic's Dictionary日本語版 二千年紀のための懐疑論ガイド 巻頭言) 人間は誤りをおかす存在である。個人は誤りをおかす。偉い人も誤りをおかす。集団や社会となると誤りの能力はさらにパワーアップする。誤りから自由な個人も集団も存在しない。誤りを減らし制御するためには、まず、人間の誤りやすさを基本認識としなくてはならない。 1.認知的錯誤は人の常 知覚や運動のしくみは、コンピュータでも容易にまねできないほど巧妙かつ正確にできているが、種々の錯覚やしまちがい(Action Slip)から逃れることはできない。何百人もの顔を識別し感情を読みとる人間の視覚系のはたらきはすばらしいものだが、同時に人間の視覚系は、ランダムな光のパターンのなかに、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く