握手会でAKB48メンバーらを襲い、殺人未遂容疑で逮捕、27日に送検される梅田悟容疑者(24)は26日、岩手県警の調べに「殺すのは誰でもよかった」と、本紙昨報通り“AKB無差別テロ”をにおわせる供述を始めた。それでも具体的な動機については語っていない。いったい梅田容疑者はなぜ、AKBの握手会をターゲットに無差別テロの凶行に走ったのか? 現地での取材を進めていくと、AKBに逆恨み的な憎悪を募らせた「心の闇」が見えてきた。 頭に裂傷、手指を骨折した川栄李奈(19)と入山杏奈(18)が26日午後6時半ごろ、盛岡市内の岩手県高度救命救急センターを退院。2人は負傷した手と腕にはタオルを巻き、帽子を深くかぶり「ありがとうございました。ご心配をおかけしました。もう大丈夫です」と気丈に振る舞った。川栄は右手親指の骨折と裂傷、入山は右手小指の骨折や頭の裂傷で25日に縫合手術を受けた。 26日、梅田容疑者