機械学習に必要な高校数学やり直しアドベントカレンダー Advent Calendar 2016の3日目の記事です。 2日目の記事を書いて下さったseri_kさんが紹介されたチャート式の参考書、懐かしいですね。「大学への数学」と並んで、高校の頃使っていた教材です。 で、そんな高校数学の参考書に出てくるもので、機械学習の分野でも頻出するのが $e$ という記号。シグモイド関数やソフトマックス関数などで使われますし、誤差関数でよく出てくる交差エントロピー誤差にも自然対数という形で出てきます。この $e$、高校数学で習うものですが、今回の高校数学やり直しアドベントカレンダーを機に復習してみます。 eの定義を見てみると... 教科書や参考書を見ると出てくる$e$の定義は以下の通りです。 $$e = \lim_{t \to 0}(1+t)^{\frac{1}{t}}$$ 値としては $e=2.7182