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ブックマーク / stockkabusiki.blog90.fc2.com (7)

  • ウェブ時代の情報整理術 :投資十八番 

    年の暮れといえば大掃除です。ということで身の回りをいろいろと整理してました。モノの整理はすぐに終わったのですが、データ整理は時間がかかります。 モノはアルバム類はここ、器類はここ、電化製品はここ、といった感じで決まった場所にはめ込んでいけば終わりです。不要になったものはバシバシ捨てればよい。簡単です。 一方で、電子メールは日々整理しているから問題ないにせよ、書籍、スクラップした新聞・雑誌、ウェブ上で集めた資料を含めたデータ類の整理は結構面倒です。整理の要諦は「必要なモノ(情報)を必要なときに取り出せる」ようにすることです。モノと比べて、データはその容量(数量)が桁違いに多いので、整理の際には効率性はもちろん後々の検索可能性を考慮して行う必要があります。 ドラッカーの言葉で「整理して体系化しないかぎり、データは情報とならず、データにとどまる。意味をなすには、体系として把握しなければならな

  • 将来後悔する前に資産形成を行うべき理由 :投資十八番 

    家計の金融行動に関する世論調査(金融広報中央委員会)が目に入ったので読んでいました。そこにこんな項目がありました。 A:あなたのご家庭では、老後の生活費として、毎月最低どれくらい必要と思いますか。→Q:26万円 A:老後の生活資金として、主に家計を支えている方の年金支給時に準備しておけばよい貯蓄残高は、最低どれくらいだとお考えですか。→Q:1,971万円 この調査は、広く20代から70代以上までの8,000世帯を対象としたもので、その平均値が上記の回答です。ところが、少し計算してみればわかることですが、今の若い世代はこの貯蓄額では老後はとても厳しいものになることが明らかです。 社会保障審議会年金部会(第15回)によると、平成21年度に65歳になった夫婦ふたりのモデル世帯(厚生年金+基礎年金)で月額22.3万円の年金を受給しています。これは同年の現役世代の平均賃金(35.8万円)の62

  • お金のセンスを磨く方法 :投資十八番 

    税金や年金の話を新聞やニュースで見ない日はありません。「お金」にかかわることを考えるのは愉快なことではないですが、知らなければならないことです。 税金といっても、一般のサラリーパーソンやフリーランスの個人事業者であれば、それほど難解な知識を必要としません。年金も同じこと。つまり、税金や年金の知識は、誰でも効果的に学べば身につきますので恐れるに足らずです。こうした知識を取得すべき理由は「知らないと損をする」ことがあるからです。 私は、お金とうまく付き合っていくために、こうした知識よりも重要なのが「センス」だと考えています。これも訓練することで身に付きます。 ・収入金額と手取り額 年間(月間)の収入金額はどれくらいかを考える際に、手取り額が思い浮かぶ人は注意した方がいいかもしれません。手取り額は、給与所得者であれば給から税金や社保が差し引かれたものです。自動的に差っ引かれているとはいえ

  • ドラッカー流セルフマネジメント法 :投資十八番 

    ドラッカーはいいます。一流の仕事をするには、まず自己の強みを知ること。そして、仕事の仕方を知り、学び方を知る。価値観を知る。自己を知ることで、得るべき所がわかり、なすべき貢献が明確になる、と。 これは、エッセンスが凝縮されたドラッカー論文集で紹介したHBR6月号に掲載されていた1999年発表の論文「自己探求の時代」の要約です。もう少し詳しく紹介してみましょう。 自己の強みは何かを知る 自己の強みを知るには、フィードバック分析しかない。すなわち、なすべきことを決めたり、始めたりしたならば、具体的に書き留めて置くのである。そして、九ヶ月後、一年後に、その期待と実際の結果を照らし合わせなければならない。私自身、これを五〇年続けており、そのたびに驚いている。 自己について知るうえで、最も重要なのは強みを知ることだとドラッカーはいいます。強みを知るには、自分が行ってきた実績や行えなかったことを記

  • 若い人が本気で資産形成を図らなければならない理由 :投資十八番 

    先日内閣府より公表された「高齢社会白書」に面白いデータが掲載されていました(資料的に面白いですが愉快な内容ではない)。 中位仮定値で将来の人口構成がどのようになっているかを予測したものです。 すでに日の人口は減少してますが、格的に人口が急降下していくのは2015〜2020年くらいからです。フリーフォールに乗ると、ゴンドラが頂上に達したら、落下前に一瞬だけ止まります。現在はそんな感じですね。 で、中位予測では今から45年後には3700万人減の8993万人程度になる見込みとなっています。年代別人口比率が変わらずに全体が減少するならまだいいのですが、問題は老人ばっかり増えて子どもや生産年齢人口が大幅に減ることです。 同白書に、高齢世代人口と生産年齢人口の比率の予測値を一覧にしたものがあったので引用します。 45年後の日は、65歳以上の高齢者を1.3人の生産年齢層で支えていかなければな

  • 「本を読む本」的最高レベルの読書法 :投資十八番 

    読書には、「娯楽のため読書」、「情報を得るための読書」、「理解を深めるための読書」とがあります。娯楽のための読書はもっとも負担が軽い読書で、文字さえ読めれば誰にでも読める類のものです。これは特に技術は必要ありません。情報を得るための読書は、新聞や雑誌などを読む場合で、読み手の読解力、理解力があれば内容は理解できます。これも特別な技術は必要ありません。 を読む(アドラー著)で扱うのは「理解を深めるための読書」の方法です。100冊に一冊あるかないかの名著の読み方です。もともと読書という作業には読み手の積極性を必要としますが、この読書法では、極限まで積極的にと関わることになります。「読む」ことによって知識を得ることはもちろん、理解を深め、優れた読書家になるための読書術です。 1 初級読書 2 点検読書 3 分析読書 4 シントピカル読書 今回紹介するのは、2の点検読書と3の分析読

  • 「知の巨人」の読書法に驚愕した :投資十八番 

    先日、「を読む」的最高レベルの読書法という記事で、点検読書と分析読書の概要について紹介しました。これをみた方からメールをいただき、作家の立花隆氏も同じようなことをぼくが読んだ面白い・ダメな そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術で書いているので、読んでみてはどうだろうと教えていただきました。 そういうわけで、即効で入手し、連休の最後はこのを読みふけっていました。読書量が尋常でないことや、その膨大な知識量から「知の巨人」ともいわれる立花隆です。2003年に発表されたものですが、このはやっぱり凄かった。 三百冊の書評です。このどちらも一読の価値があります。 まず、1部ですが、冒頭で紹介した「を読む」を読んだ人であれば絶対に読んだ方がいいです。なぜなら、立花が語る読書法は、「を読む」でいう点検読書、分析読書、そしてシントピカル読書そのものだから。 私の読書のいちばんの特徴

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