福岡市西区のマンションで多数の銃器を所持していたとして、銃刀法違反(加重所持)などの罪に問われた鹿児島市、中馬大樹被告(38)の初公判が17日、福岡地裁小倉支部であり、中馬被告は起訴事実を認めた。検察側は「福岡県では発砲事件が多く、銃器の需要が高いと思った」との中馬被告の供述調書を読み上げ、売却目的だったと指摘。懲役15年を求刑し、即日結審した。判決は5月14日。 起訴状によると、中馬被告は住所不定、無職菅正知被告(39)(1審で懲役12年の判決を受けて控訴中)と共謀。昨年6月22日、マンションで拳銃10丁と機関銃、自動小銃、散弾銃、ライフル銃各1丁、実弾430発を所持していたとされる。 検察側によると、両被告は刑務所で知り合った。中馬被告は菅被告に暴力団の知人が多いと聞き、銃を買い取ってもらおうとマンションに持ち込んだという。
環境省は22日、鹿児島と宮崎両県にまたがる霧島屋久国立公園から世界自然遺産に登録されている屋久島部分を分離させ、屋久島国立公園とすることを決めた。同公園は30か所目の国立公園となる。ほかの部分は霧島錦江湾国立公園に名称変更される。 屋久島内ではヤクシカが急増しており、固有の植生を食い荒らすなどの被害が出ている。分離後はこうした状況を踏まえ、国立公園の管理計画でヤクシカによる食害を低減させ、生態系を回復させる事業を新たに位置づけていく。 一方、霧島錦江湾国立公園は、桜島の北部にあたる姶良(あいら)カルデラ部分の海域2万1846ヘクタールを公園区域に編入。錦江湾周辺の藻場や干潟、熱水噴出孔などの保全を進めるほか、湾内が一望できる主要地点も保全の対象とした。
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