トップ > 北陸中日新聞から > 北陸発 > 記事 【北陸発】 機構側 予定価格漏らす 北陸新幹線談合 幹部ら認める Tweet mixiチェック 2014年1月29日 二〇一五年春に開業予定の北陸新幹線(金沢-長野間)の消雪・融雪設備工事をめぐる談合疑惑で、発注元の独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(横浜市)東京支社の幹部ら数人が公正取引委員会の調査に、入札前に予定価格を業者側に漏らしたと認めていることが、関係者への取材で分かった。 関係者によると、東京支社の幹部らは入札前に業者の営業担当者と接触。予定価格の予想額を示す業者に「もっと下げて」「もっと頑張って」などと伝えていたという。公取委は予定価格の漏えいは複数の工事であったとみている。 公取委は独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で入札業者や機構東京支社を強制調査。刑事告発に向け東京地検特捜部と協議し、特捜部も関係者の事